写真でわかるでしょうか? 蚊柱です(まだ蚊ボールかもしれません)ユスリカの一種の集合体だそうですが、今年は多い感じです。蚊柱というよりは、「蚊ボール」か、もしくは風がちょっと吹いたときにユラッとして、「蚊煙」のように見えます。この人たち、仲間の羽音を聞いて集まっているようで、なんとこの下に立って、口を閉じて「む〜〜〜〜ん」と声?音?振動?を出すと、顔のまわりに集まってくるのです。もちろんうまく周波数があわないとダメなのですが、ちょっとやれば、だれでもすぐコツをつかめてうまく集めることができるのです。慣れれば1Mくらい離れていても呼び寄せることができ、なんだか牧場で、牛や羊を集める牧場犬にでもなったみたいです。これはうまくすると、音波でユスリカを囲い込んで食用にしたり、何らかの資源に活用したりできるかもしれませんね。
もう20年近く前になってしまいますが、中米のジャングルで見た蚊柱は、朝日を浴びて黒々と無数に立ち登っていて、蚊柱と気づいた後でも、火災としか思えないものでした。もうずいぶんと経っていますので、今はそんな光景は見られなくなっているかもしれませんね。昔は日本でもそんな蚊柱が立っていたのでしょうか。