僕はすぐに眠くなっちゃって、寝てしまいました。食い疲れってヤツですかねえ・・・見ていると長老を含め主立った役の人たちは、結構地域や町内、農業にまつわる話をしていて、なかでも「自分たちの所属している団体を良くしよう」的な話をしているようにみえました。
ちょっと斜め読みを始めたわかりやすい民俗学の本に、江戸時代、主に生産社会である農村では、「ムラ」や「講」単位での神仏への祈りの行為が多く、消費社会である都市部では「とげ抜き」だの「学業成就」だのの個人単位での神仏への祈りの行為が多い・・・なんて書いてありました。
生産や政治を専門の人間に任せ、自らの生業を全うすることが自分の役割を果たすことである都市生活では、神仏に依存する場合も個人中心になってしまうってわけですね。
一方、農村部では農作物のでき不出来が自分も含めた地域の浮沈に大きくかかわっていて、しかもそれは自分たちでコントロールできない天候に左右されますから、個人というよりは地域なり、あるまとまった人数単位なりの地域全体の願いとなるのでしょう。
こういう流れは江戸時代だけでなく、もちろん今に至っているというのです。なるほどー・・・島地区もいっしょだなあ・・・
島地区は構成人数も少ないから、農作物の生産も、それから道路や河川も含めた地域のこと、市民運動会や神社やお寺のこと、色々なことを考えなくちゃいけないんだ・・・それもきっと江戸時代から。
つながりが悪いですけど、DAKAR2016はスタートして2日目
初日、6.6キロのプロローグでいきなりBMWのX-RaidチームのMINIが観客に突っ込んで、その日のラリーはキャンセル・・・どうもドライバーは中国の女性の方みたいです。
X-Raidチームということはワークスか、サテライトチームなのでしょうね。中国、しかも女性を使うということ、中国の市場というのがこういうアピールが必要なレベル(中国の都市部でSUVがバンバン売れる状況?)になったんだなあ・・・と感じます。
その理由は「雨」なんでしょうね。ダカールがアフリカを走っていたころは「雨」はほぼ考えなくてよかったですから・・・砂嵐によって競技がキャンセルになったことはありますが、雨によるキャンセルは・・・でも、雨が降って川が増水したりであったかなあ・・・何回か。
ヨーロッパステージでは雨や雪なんて時もあったかもしれません。
競技は2日目なのに、まだタイム差はプロローグの時間差のみ。しかも、車はX-Raidチームのアクシデントにより、プロローグ自体もそれ以降中止されていますから、スタートの順番も決めなくてはなりません。コースディレクターは頭が痛いでしょうね。