2012、今年のあぜ塗り動画
↑スタート画面が真っ暗ですけど見られます。波板ごと畦に塗り固めちゃってます(2分8秒)画面クリックでも再生します。
畦塗りは去年よりうまく行ったみたいです。去年の畦塗りは少し乾き気味でなかなか固まらなかったのですが、今年は雨のあとの晴れで少し湿っていたせいか、きれいできました。(湿りすぎていてもダメなようですが)

これが環境保全の活動の一環なのかどうかわかりませんが、営農組合で買ったという、中古の畦塗り機(ニプロAZ701h)を使っての畦塗りです。畦をちゃんと作らないと漏れがあって田んぼに水がたまらないそうです。この場合よく田んぼで見る波板がすでにはまっていたのですが、もうその上から畦を塗っちゃってます。考えてみれば二重構造で、より水漏れしないかもしれません。

農機具の共同(恊働)利用?
このような機械の共同利用は、トラクター利用組合というものが以前からあるそうですが、昔は構造改革というか、高価な機械だけれども共同利用することによって個人の負担を少なくして農作業の効率を上げようという趣旨だったのだと思います。
ここではどう見ても、農作業の効率というよりは、担い手不足と高齢化をどうにかするための共同利用という感じです。今は何とかなっていますが、そのうち機械があっても使えなくなる人が出そうです。元々は個人事業主の人たちです。人任せは自分の思い通りにならないことも多く、できることなら自分でやるのが一番良いのでしょうが、「買える人が高価な機械を使う」「高価な機械をみんなで使う」から「高価な機械を使って他の人の分も出来る人がやる」という方向へシフトしそうな予感がします。