1958年型式認定スピーS6「朝1分の農機考古学」

S6の部分だけ拡大します。この記事ではS-6と書かれていますが、型式認定ではハイフン無しのS6という方式なのでそちらに統一します。冒頭でも書きましたけど耕運機のブランド名・・・ユニークです。カタカナなのにアルファベット表記しにくい名前でしかも息の抜ける語尾・・・ここの社長はよっぽどユニークな人だったに違いありません。
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もう実機は見られないであろう運輸省型式の若い番号の古い農機を本や雑誌から探している「朝1分の農機考古学」。今朝は1957年の農業機械図鑑-第4集から1958年型式認定スピーS6型です。なんと言っても印象的なブランド『スピー』。ナントカ式とか屋号からとった名が多かった当時からしたら画期的です。

1957農業機械図鑑-第4集の記事です。いろいろ書かれていますがこの中では国営検査合格、大臣賞受賞と書かれている「機歴」というのが印象的です。資料をあたるうち結構見かける記載で「耕運機ブーム」という言葉があるのですが、その耕運機ブームでメーカーが乱立しているとすれば(乱立していないとしても現在よりはるかにメーカーが多かったはずです)選ぶ方だって大変。多くのメーカーの中で選ばれるためにはお墨付きが大事だったに違いありません。
1957農業機械図鑑-第4集の記事です。いろいろ書かれていますがこの中では国営検査合格、大臣賞受賞と書かれている「機歴」というのが印象的です。

資料をあたるうち結構見かける記載で「耕運機ブーム」という言葉があるのですが、その耕運機ブームでメーカーが乱立しているとすれば(乱立していないとしても現在よりはるかにメーカーが多かったはずです)選ぶ方だって大変。多くのメーカーの中で選ばれるためにはお墨付きが大事だったに違いありません。

機歴の中で国営検査合格は当時マストだったでしょうし、大臣賞受賞というのも広告で結構見かけますので希少と言えるほどではなかったかも・・・。
S6の部分だけ拡大します。この記事ではS-6と書かれていますが、型式認定ではハイフン無しのS6という方式なのでそちらに統一します。冒頭でも書きましたけど耕運機のブランド名・・・ユニークです。カタカナなのにアルファベット表記しにくい名前でしかも息の抜ける語尾・・・ここの社長はよっぽどユニークな人だったに違いありません。
S6の部分だけ拡大します。この記事ではS-6と書かれていますが、型式認定ではハイフン無しのS6という方式なのでそちらに統一します。冒頭でも書きましたけど耕運機のブランド名・・・変わってます。カタカナなのにアルファベット表記しにくい名前で、しかも息の抜ける語尾・・・ここの社長はよっぽどユニークな人だったに違いありません。100人いて99人はこの名前は選ばないでしょう。

今だってこういう名は少なくてあえて言えばソニーとかピクシーでしょうか・・・
関係ない話になってしまいました。スピーS6は結構番号が若くて2桁です。資料によれば農耕作業用軽自動車運輸省型式認定番号農83号スピーS6型となっています。制度創設翌年の1958年でした。
関係ない話になってしまいました。スピーS6は結構番号が若くて2桁です。資料によれば

農耕作業用軽自動車
運輸省型式認定番号 農83号
スピー S6型

となっています。制度創設翌年の1958年でした。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

もうこんな時間!それではまた明日!