1985年型式認定共立スプレーヤーSSV642F「朝1分の農機考古学」

ネットオークションで見つけてきた共立のスプレーヤーSSV642Fです。
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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1985年型式認定の共立スプレーヤーSSV642Fです。なんだかレトロで厚みがあってゴツい「共立」の浮き出し文字が今となっては印象的です

でもその前に昨日の動画の続きを少し・・・

田んぼに水を供給する金属製のバルブはまるで収穫するかのように2011年から盗まれていて、稲刈りが終わったら回収し、田植え前に取り付けるようになっていました。

これは2015年の状況ですが、まるで畑の畝ごとに収穫するように盗まれています。
これは2015年の状況ですが、まるで畑の畝ごとに収穫するように盗まれています。

しかし、その後コメ作りの期間中にも水の止まっている夜間に盗まれ、朝揚水機城が動き出すと蛇口がないために全開で水放出・・・なんてことになり、窃盗犯に狙われないプラスチック製のバルブに交換するようになったわけです。

すると、今度はプラ製のバルブは始終紫外線にさらされているために劣化が早く、このようにバルブのコックが「閉」の状態になっているのにも関わらず水がでっぱなし・・・なんてことになっている・・・「これって盗む奴が悪いのにホント迷惑」というお話でした。
すると、今度はプラ製のバルブは始終紫外線にさらされているために劣化が早く、このようにバルブのコックが「閉」の状態になっているのにも関わらず水がでっぱなし・・・なんてことになっている・・・「これって盗む奴が悪いのにホント迷惑」というお話でした。
田んぼの持ち主もバルブがダメになっているのはわかっているみたいで、下に予備のバルブが悲しくプカプカ浮いてい流のがわかると思います。
田んぼの持ち主もバルブがダメになっているのはわかっているみたいで予備を用意していたみたいです。下に予備のバルブが悲しくプカプカ浮いているのがわかると思います。

気を取り直して「朝1分の農機考古学」です。

ネットオークションで見つけてきた共立のスプレーヤーSSV642Fです。
ネットオークションで見つけてきた共立のスプレーヤーSSV642Fです。
漢字のエンブレムは今も昔もユニークだしある意味新しく感じます。中国製かと思われてしまいそうですけど。SSV642Fだという証拠は写真からは見つからないのですが、出品者がそういうのでそうだということにしておきます。
漢字のエンブレムは今も昔もユニークだしある意味新しく感じます。中国製かと思われてしまいそうですけど。SSV642Fだという証拠は写真からは見つからないのですが、出品者がそういうのでそうだということにしておきます。
SSV641Fは以前紹介しました。番号的には一つ前の農1611号です。
残念ながら運輸省型式認定番号銘板はなく、資料からの拾い出しですが、641Fと642Fが連番だというのはもちろん納得できます。資料によれば小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1612号共立SSV642F型ということになります。シートにも記入します。
残念ながら運輸省型式認定番号銘板はなく、資料からの拾い出しですが、641Fと642Fが連番だというのはもちろん納得できます。資料によれば

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1612号
共立 SSV642F型

ということになります。シートにも記入します。特殊作業車とコンバインが多数の暗黒大陸にだんだん光が差しててきました。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

まだ朝はストーブを炊いていますが、日中は汗をかくほど暖かくなってきました。薪を作らなくていいので楽チンです。今日はここまでです。それでhまた明日!