組合のものだと思うのですが、新しい田植機が納車になるというので見てきました。クボタ8条植えのEP8Dという田植機です。
今年の田植えはそのPA83で行っていました。わかりにくいけど、やっぱり少し小さいと思う。
親方が言っていいました。お金さえあればこうやってたくさん人がやって来てくれるが、金の払えない人のところへは誰も来ないと・・・
確かにそうです。給料の高そうな大のオトナが複数わざわざやってくるのにはそれなりの理由があります。おあしは大事です。
「産業のコメ」なんて、半導体のことを例えたりしますけど、「農業のコメ」農業機械は(ん?なんだか余計わかりにくい例えになってしまったゾ?)、もはや必需品です。
その場合、機械を購入するインセンティブはほとんどなく(皆が持っているため)、商品の値段が安い場合には、こなす量を上げていくしか機械代を回収する手がありません。
もしくは、この場合のように補助金を貰うか、中古の機械を選んで回収すべき機械代を低く抑えるしかありません。
便利な機械はみんなそんな感じですね。
話は飛んじゃうかもしれませんが、土の館で見るキャプションによく出てくる、「トラクターの購入代金は昼夜を問わず行った賃耕で数年で返せた」云々の事例って、まだ海のものとも山のものともつかない高価な高価なトラクターを、思いきって買ったことに対するご褒美みたいなものだったんですね。
皆がトラクターを入れてしまえば、賃耕もそんなに頼まれなくなるし、その対価も低くなってしまいますもん。