僕は断片的な知識と少ない経験、そして、あやふやな記憶を駆使して書いているわけで、つねにきわめて信頼性に乏しい内容になっていることだけはご注意下さい。まあ、「読むナンセンスマンガ」と思ってくださいね。
モーターショーの記事にコメントを貰って考えてしまいました。
例えば単車だったらコンセプトモデルというものは使っているシーンが想像できて「わあ〜(キラキラ)」とならなくてはいけない。また、単車の未来がレースシーンにあるならば、サーキットから「飛び出してきた」と謳った市販車はそれなりのものでなくてはいけない。
アルミ鍛造が安っぽいプレス部品だったり、マグネシウム合金がアルミ鋳物に塗装だったり、サスペンションが舶来から国産無印に変更されてたりしては「広告に偽りあり」
(手が届かないかもしれない)憧れの先に未来があるんですゾ・・・単車に例えるとそんな感じなのかなあ・・・なんて考えてしまいました。
並べてみる
こうやってみて見ると、大きなトラクターの未来は大体決まっているらしい・・・でも、小さなトラクターは日本のメーカーが作っていることが多いし、その未来も決まっていない感じです。ヤンマーがそれを考え始めたのかもしれませんね。
僕はトラクターを鑑賞する側でユーザーではないので、書いていることはまったく無視してよいと思いますが、とりあえず・・・
大きなトラクターは太くて大きい車体メンバーや存在感のあるタイヤがあるだけで、かなり助けられちゃいます。でも、下の2つの100馬力オーバーのトラクターに比べて34馬力と格段に小さなこのYT01は力がかからなくて大きな部品が必要のない部分がどうしても貧弱に見えてしまいます。なんだか頼りなく思えちゃうなあ・・・
こうやってみて見ると、この、Y-CONSEPT YT01は、かろうじて馬力が書いてあるぐらいでその他の装備(モーターショーに来ている人に説明してもわからないかもしれませんが)「すこやかターン」とか「楽々ナントカ」などとは書かれていません。
後ろが見えにくいように展示してありますし、姿形の提案ということなのでしょう。小さなトラクターは難しいですね。
どうしたらいいかなあ・・・
オオカミの皮をかぶった羊・・・ということになるのかもしれません。それでもその羊は「賢い羊」だったり「ちょっとだけ強い羊」だったりしないと持たない・・・そんな感じがします。
間違い・・・こっちはてんとう虫の皮をかぶったカブトムシだった・・・
どちらもどちらかといえば単車と同じような趣味の域だった・・・はたらくクルマの感じじゃないか・・・
いっそのこと軽自動車を目指したらどうでしょ?
小さなトラクターの未来ということにして、現在のゴージャスな軽自動車を目指したらどうでしょうか? もちろんとにかく安いというトラクターも必要ですけど、「未来」ですから、小さいけれど質感もあって装備も充実している現在の軽自動車みたいな(軽という名前をヤメたほうがいいと思います)小型トラクターを提案したらいいのに・・・と思います。
未来なんですから値段も高くたって構わない!
「力がかからないんだから薄くて構わない」というのも「すこやか」もナシで、装備も小さいなりの未来、斬新な・・・そうだなあ・・・両側スライドドア・・・みたいな・・・ガルウィングドアなんていうのでもいいし・・・
きっと良い影響があると思います
デザインで飯を食ってきた人が手がけたもの、手法を見た会社の人にはきっと何かを残すとは思います。もしかしたらデザインのためにいろいろ犠牲にするところがあったかもしれませんが、突き詰めかたはきっとすごいに違いない。
世界の農業の未来まで行かなくても、ヤンマーの未来にはきっと良い影響があると思います。ガンバレヤンマー! スモールトラクターで世界征服!
流れで明日はフィンランドのヴァルトラです。