ただただまぶしい一日・・・昨日は大場町の市民運動会でした。それまでの暑かった日々は去って、前夜の雨に空気が洗われて快晴のピカピカ。目が開いていられません。
ここへ越して来る前は、学校で開催される以外の運動会という物に出たことがなかった・・・いや、運動会に限らずその他様々な行事だって「自分が行かなくても誰かが行く」と、「誰か」が誰であるか考えもしないまま、パスを決め込んできていたのでした。
こういう小さな集落では、具体的に自分が行かないと誰が行く、もしくは誰も行けない、そして誰が困る・・・と「誰」の顔が浮かぶってもんです。
足りない想像力でもすぐに顔が浮かんじゃうので、市民運動会は初めの頃に比べるとすっかり「やらなくてはイケナイもの」というような位置付けになってしまっています。自分の中では。
やると決まっている市民運動会。楽しみにしている人は全体でそんなにいないと思いますが、スムーズに行かないと困る人はたくさんいます。やるからには楽しく・・・「う”ぇ〜〜〜つまんないし苦しい、ゲロゲロ〜」なんて思いながらやってても、ストレスで体に良くないことばかりですからね。
人が足りん
とにかく人が足りないです。どの種目も定員を満たすのに一杯一杯。綱引きなんて男女20人が必要です。20人って、町内全体可動人員の95パーセントは行ってます。とにかく体の動く人は全員って感じ・・・
動ける人がプログラムの全部を休むことなくこなしてやっと間に合う感じなんです。まー忙しいこと。
ん? 優勝だって???
終って「やれやれ、これで来年までいらんこと考えずにすむゾ」なんて思っていると、子供たちが慌てて走り込んできました。「島地区優勝だって!!!」え”ーーーーーーっ?
変なこともあるもんです。人がたくさんいて強い町内会は他にいくらでもあるのに・・・
町内の気分というか、漂う雰囲気というか、こういうのって年度によって少しずつ違って、それらの凸とか凹で決まるモノなのかもしれませんね。自分たちはいつもと変わらなかったとしても、他の町内の事情で相対的に浮かぶこともある・・・
なんだか単に地べたをある範囲でくくって、その上に住む人たちを集めただけの町内という集団ですけど、単体のイキモノみたいです。この生き物は病気にかかることもあるし、弱気になったり強気になったり、若くなったり年取ったり・・・ちょっとフツーの生き物とは生態が変わってますけど。