先日、昔の日本も蚊柱もすごかったんじゃないか?という記事(6/5のほうです)ですが、これを見た人から連絡がありました。大昔、大阪の八尾というところに居たそうですが、その頃見た蚊柱は、黒々と本当に「蚊柱」だったそうです。ということは、この「蚊柱」も日本においてはどんどん小さく、薄く、柱は細くなっていっているのでしょうか。
まとまった蚊柱はもう見られなくなって、ふと気がつくと、田んぼに赤虫がいました。こいつらはなかなかすばしこくて、近づくとすっと穴の中に隠れてしまいます。しばらくそっと見ていると、穴から半分出てきてしっぽ?をぐるぐる回しています。あの蚊柱の結果がこの赤虫なのでしょうか?意味もなく集まっているようでいて、結婚の儀式とか?しかし、そうだとすると、あんなにいたユスリカはいったいどこからやってきたのか?卵が先か、ニワトリが先か。稲だけでなく、それを取り巻く生き物たちの関係というか、様子は、ちょっと見ない間にどんどん変化していってしまうのですね。
それにしても、昨日の蛇や、この赤虫、ダニとか毛虫とか、人間に害を及ぼしたり、見た目の麗しくない生き物はきっと数を減らしているでしょう。もしかしたら、まだ発見されていない、大きな人類にとっての貢献があるとしても、見た目の悪さでなかなか研究対象にならなかったりで、少数派に落ちてゆく反面、綺麗だったり、カワイイものは人間の庇護のもとに増えてゆく・・・これからは生き物も見た目を気にしつつ進化していくようになるかもしれませんね。