何がテーマのブログかわからなくなっていますが、この時期は農閑期なのでご容赦を・・・詳しくは先頭から見てもらうとして、津波でお豆腐の作業場やお店や単車を失ってしまったCくんの新しいお店、その再起のシンボルになるような看板を作ろう!・・・というお話なんです。
根が不真面目なので、面白おかしく読み物として書いていますが、たとえ命拾いしても、仕事や家屋を地震や津波で失ったということは、物的被害という経済的な問題だけでなく、その損失の大小に関わらず大きな埋めようのない喪失感を伴っていると端で見ていて感じます。
簡単に再起と言っても、お金があればできる・・・といった問題ではなく、無力感を感じ、呆然とした状態から自分をゆっくり取り戻していく、長い時間が必要だったのだと思います。そして地震から9ヶ月経った今、気仙沼の友達たちは、Cくんにかぎらず、ようやくそんな気持になってきたのかなあ・・・と、嬉しく感じます。
とにかく矩体、下地枠を作る
イメージができているのは表示面だけなので、どうやって取付けるか考えます。何が起こるかわからない現場はなるべく短くスマートに・・・をモットーに、矩体を壁面に引っ掛けて固定し、それにさらに表示面を引っ掛けることにしました。
下地が「アイアンウッド」と呼ばれるこのハードウッド、半端じゃなく重い。配達の人がほんの2握り持ってくるのに2人できて、「何を大げさな」と思ったら一把が一人で持てるギリギリでした。
下地完成
文字を付けて配線
天気予報が寒波の到来を告げています。夏タイヤ、滑り止めなしの腐れトラックは目的地に到達できるのか?
次で終ります。(ホントか?)