色々と問題含みのダカールはボリビアへ、サン・サルバドール・デ・フフイ→トゥピザ

ダカール2017は4日目、ボリビアに入ります。ゼッケン100番のリンドン君はちょうど40位、日本人の風間さんは76位でフィニッュしているみたいです。

スペシャルステージ416キロ、リエゾン含めトータル521kmの道程。これから数日間平均標高3500m平均でウロウロしなくちゃならないみたいです。こんな高さで砂丘を見ることができるのらしいのですが、見てみたいものです。
スペシャルステージ416キロ、リエゾン含めトータル521kmの道程。これから数日間平均標高3500m平均でウロウロしなくちゃならないみたいです。こんな高さで砂丘を見ることができるのらしいのですが、見てみたいものです。

去年もビバークしているサン・サルバドール・デ・フフイ。去年(2016年)のルートは・・・

サン・サルバドール・デ・フフイ→ウユニはスペシャルステージ327キロ、リエゾン314キロで争われます。
サン・サルバドール・デ・フフイ→ウユニはスペシャルステージ327キロ、リエゾン314キロで争われます。

去年のリエゾンをSSで走っているんですね! 

ちょっと気になってフフイのビバークはどこか調べてみた

フフイの町でダカールがビバークできるような場所を探します。これなんかどうかな?

アルト・パディージャ中央文化施設? なんだかBMXかモトクロスコースも隣接してる。

これがCentro Cultural Alto Padilla うわっ!なにもねえ。どうやらイベント広場のようです。
これがCentro Cultural Alto Padilla うわっ!なにもねえ。どうやらイベント広場のようです。
同じくCentro Cultural Alto Padillaの写真。ダカールの写真と比べてみます。
同じくCentro Cultural Alto Padillaの写真。ダカールの写真と比べてみます。
これが今年のサン・サルバドール・デ・フフイの写真。上のCentro Cultural Alto Padillaの写真と同じ街灯がついてます。ほぼ間違いないのではないでしょうか?
これが今年のサン・サルバドール・デ・フフイの写真。上のCentro Cultural Alto Padillaの写真と同じ街灯がついてます。ほぼ間違いないのではないでしょうか?
こちらも同じくサン・サルバドール・デ・フフイのビバークの写真。後ろに見えるコンクリートの橋。注目です。
こちらも同じくサン・サルバドール・デ・フフイのビバークの写真。後ろに見えるコンクリートの橋。注目です。
同じくCentro Cultural Alto Padillaの写真。ダカールの写真と比べてみます。
再度Centro Cultural Alto Padillaの写真にご登場願いましょう。右奥がそのコンクリートの橋ですね。ということは上の写真は奥に見える土手の写真なのでしょう。
いやー・・・ビンゴでした。気持いいなあ。このイベント広場、ダカールに限ったことではないですが、駐車場のセキュリティの問題とか、騒音、おじさんのオシッコなど、近所にとっては迷惑施設みたいな記事をどこかで見つけました。お金を落とす華やかなイベントとは裏腹、生活者にとって迷惑という一面があるようです。
いやー・・・ビンゴでした。気持いいなあ。このイベント広場、ダカールに限ったことではないですが、駐車場のセキュリティの問題とか、騒音、おじさんのオシッコなど、近所にとっては迷惑施設みたいな記事をどこかで見つけました。お金を落とす華やかなイベントとは裏腹、生活者にとって迷惑という一面があるようです。

何となく写真を貼る

ネットで見つけたパラグアイの写真。すごい人!
ネットで見つけたパラグアイの写真。すごい人!
ステージ4。MANのトラック。
ステージ4。MANのトラック。
同色で分かりにくいですけど、MとAの間、AとNの間に小さな菱形が入っています。
MANといえばトラクター。アッカーディーゼル。
多分1957年ころのもの。キャプションを撮るのを忘れています。
多分1957年ころのもの。

まずは自分の身は自分で守れ!

ネット上をウロウロしていたら観戦ガイドというか観戦上の注意みたいな書類を見つけてしまった・・・まずは自分の身は自分で守れ的なことが書いてあります。
ネット上をウロウロしていたら観戦ガイドというか観戦上の注意みたいな書類を見つけてしまった・・・まずは自分の身は自分で守れ的なことが書いてあります。

URLはこちら http://netstorage.lequipe.fr/ASO/dakar/2017/zonas-espectadores/etapa-1/ZE-ETAPA-1.pdf

パラグアイのDAY1のルート(全部読んだわけではないのであくまでも印象)SSの6.9km地点から36.8km地点までの計10カ所の観戦ポイントというか危険地帯をガイドしています。
パラグアイのDAY1のルート(全部読んだわけではないのであくまでも印象)SSの6.9km地点から36.8km地点までの計10カ所の観戦ポイントというか危険地帯をガイドしています。
子供の手を離さないでとか、火気厳禁とか、基本的なものの他、消防車や救急車の配置まで書いてあります。基本的にはコーナー部分(アウト部分などキケンですもんね)がフューチャーされています。
子供の手を離さないでとか、火気厳禁とか、基本的なものの他、消防車や救急車の配置まで書いてあります。基本的にはコーナー部分(アウト部分などキケンですもんね)がフューチャーされています。

WRC(世界ラリー選手権)など映像を見ていても、猛スピードで走るラリーカーのすぐ近くまで観客が押し寄せてヒヤヒヤしますが、ダカールのようなクロスカントリーラリーでもやっぱりマナーというか、自分の身を自分で守らないと・・・ケガしたら大損ですもんね。

緯度経度なども出ていて、これを見ればライダーにもどこを走るかバレバレです。

安全面だけでなく、他のものも見つけてしまった「遺跡損傷問題」

それだけでなく、こんな画像も見つけてしまった。チリの地上絵らしいのですが、ダカールラリーで損傷したもの(と言われている写真)らしいです。ここのところチリを通らないなあ・・・と思っていたらこんな問題があったようです。
それだけでなく、こんな画像も見つけてしまった。チリの地上絵らしいのですが、ダカールラリーで損傷したもの(と言われている写真)らしいです。ここのところチリを通らないなあ・・・と思っていたらこんな問題があったようです。

地上絵ってペルーばかりではないんですね。もちろん遺跡の損傷はペルーでも問題になっているみたいです。

チリの地上絵だそうです。昔の人にペルーもチリもないですから、好きなところへ好きなように描いていたのでしょう。
チリの地上絵だそうです。昔の人にペルーもチリもないですから、好きなところへ好きなように描いていたのでしょう。
確かにすばらしい地上絵。でも、地上ではレーシングスピードでなくてもこれにはなかなか気がつかないだろうなあ・・・
確かにすばらしい地上絵。でも、地上ではレーシングスピードでなくてもこれにはなかなか気がつかないだろうなあ・・・

たとえ地上絵が正規のルートから外れたところにあったとしても、ミスコースして踏んでしまう可能性はあるわけだし、その際にバババーッとアクセルターンをかまさないとも限らない。テンパっている場合はなおさら地上絵には気がつかないと思います。

ダカールは経済的に恩恵を受ける部分と、このように文化遺産を意図的ではないにせよ破壊されるということや、ラリーカーのや見物する観客の騒音、ゴミなどの負の問題も抱えているわけです。

競技者はスペクタクルを経験できるすばらしいチャンスですけど、必ずしも歓迎されることばかりではないということを頭の片隅にいれて走らなくてはなりませんね。これってラリーに限らず、アウトドアアクティビティ全般に言えることですけど・・・