小さな水路の法面でかわいらしい花を見つけました。キキョウ科、ミゾカクシ属のミゾカクシ(アゼムシロとも呼ばれているそう)です。
ほんのりピンクで形がまるで鳥のよう!首をもたげた頭がついて、翼が二枚あって、尻尾が3つにわかれている・・・フェニックス、火の鳥?翼竜?・・・そんな感じです。すごく小さいんですけどね。
このミゾカクシ、水田周辺の溝が隠れて見えなくなるほど、もしくはムシロを敷いたようにたくさん生えることから名前が付いているそうですが、僕が見た範囲ではムシロほどはなく、座ぶとんぐらいでした。
一見同じような条件のように見える水路の脇も、様々な植物が生えていて、けっして一社独占にはなっていません。もしかしたら、田んぼの持ち主ごとの草刈りの頻度/サイクルや、田んぼの作り方なども関係していているかもしれません。