自分なりに理解したことを記載しています。説明不足や誤りがあるかもしれません。間違いはすぐ修正しますので、どんどんご指摘ください。
農業の担い手の方が高齢化し、周辺環境の管理が難しくなったことで遊休農地が発生したり、里山が荒れたりしています。また、農薬や化学肥料を使うことによる土の力の衰えや、生態系への影響、下流域の水質問題なども心配されています。
そこで、地区全体の取組みとして人手の足りない部分をお互いに補い合って、農村の環境保全をし、さらには地区全体で化学合成農薬と化学肥料を、慣行の5割以上削減することによって生態系や水質を保全しようという施策です。
島地区は平成22年3月にエコ農業開始地区と認定され、エコ農業の担い手としてのエコファーマーも生まれました。エコファーマーになるとエコファーマーマークの使用を許可されます。そして、エコファーマーの作った農作物のうち、申請され有機JASの格付け審査認証されたものが、いばらきエコ農産物として販売されます。
保全会の活動にしても、このエコ農業にしても、農業自体や農村の環境に危機意識を持った国や、県や、市の施策が重なり合ってそれぞれの範囲がややこしいのですが、活動自体はいたってシンプルに地区のメンバーで行われています。
島地区ではあわせて農地・水・環境保全活動もしています