1963年型式認定佐藤造機サトーLB17自動耕耘機「朝1分の農機考古学

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毎日サクッとネット画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料で1963(昭和38)年農耕作業用軽自動車型式認定であることが判明した、佐藤造機の自動耕うん機、サトーLB17型です。

今朝は家の中でも今までないくらいの寒さ・・・寒いというより「痛い」という感じ。泣きたくなっちゃいます。川向こうが大洗なので、大洗の防災無線が昨日の雪が残っているので、凍結に注意するよう呼びかけています。大事ですね。

写真はこの一枚しかないのですが、佐藤造機の自動耕耘機、サトーLB17型です。この頃は「サトー式」とは言わず、「サトー」です。エンジンはフルパーディーゼルが載っているのが確認できます。
写真はこの一枚しかないのですが、佐藤造機の自動耕耘機、サトーLB17型です。この頃は「サトー式」とは言わず、「サトー」です。エンジンはフルパーランドディーゼルが載っているのが確認できます。

1963年といえばまだ運輸省型式認定ではなく、農耕作業用軽自動車型式認定だと思いますが、手持ちの資料によればその運輸省型式認定番号は、農371号でした。クボタL12やL27と同じ、300番台です。
錆びているところを見ると鋳物にメッキですね。幾度舐めて苦い思いをしたかたかわからないマイナスねじで留まっています。プルパー(破裂音)ランドなのかフルバー(濁音)ランドなのかよくわかりません。
このエンジンかどうかわかりませんけど、フルパーランドのエンジンはこんなものです。(以前見たもの)
銘板好きの僕としては遠くから見ても目立つ大きな鋳物のプレートは気になります。
銘板好きの僕としては遠くから見ても目立つ大きな鋳物のプレートは気になります。もうすっかりお気づきかもしれませんが、発動機好きというわけではないのです。「古い機械一般についている自分が何ものかを示す金属プレートが好き」みたいな感じです。
写真が一枚しかないため、場を持たせるために色々関連情報を散りばめたりしています。これは以前のフルパーランドディーゼルの記事です。
シートに記入します。写真はフルパーランドディーゼル搭載でしたが、型式認定はヤンマーNT85Kで申請しているようです。まわりのトラクターなどから、どんな時代にこの耕運機が働いていたか想像できると思います。
シートに記入します。写真はフルパーランドディーゼル搭載でしたが、型式認定はヤンマーNT85Kで申請しているようです。まわりのトラクターなどから、どんな時代にこの耕運機が働いていたか想像できると思います。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝はこんなところです。家の中の作業スペースに置いたプリンターが『2℃ オンドエラー デンゲンヲイレナオシテクダサイ』と泣いています。かわいそう・・・ごめんね。日本の家、水戸の防寒対策は貧弱です。外気導入がすぎます!!・・・寒さに震えつつ、また明日!

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