CASE-IH Axial-Flow®140シリーズコンバイン5140@第34回国際農業機械展in帯広

昔の写真の整理・・・。第34回国際農業機械展in帯広で見た、CASE-IH Axial-Flow®140シリーズコンバイン5140です。

今日はすっかり寝坊してしまい(夏バテですかねぇ・・・なかなか朝起きられません)写真ちょっと目のヤツ選びました。

CASE-IHのブースのなかで一番大きな機械だったのではないでしょうか?小山のような大きさ・・・ひときわ目立ちます。側面に5140と書かれています。
CASE-IHのブースのなかで一番大きな機械だったのではないでしょうか?小山のような大きさ・・・ひときわ目立ちます。側面に5140と書かれています。オシリのほうにはAxial-Flowと書かれています。
Axial-Flow、いったい何のことか調べてみたのですがよくわかりませんでした。コンバインの中身は空気と穀物が流れる巨大な唐箕。そんな流れから来ているのかなぁ・・・
Axial-Flow、いったい何のことか調べてみたのですがよくわかりませんでした。コンバインの中身は空気と穀物が流れる巨大な唐箕。そんな流れから来ているのかなぁ・・・
人間の大きさと比べるとそのサイズ感がわかると思います。てっぺんで開いている大きな耳のようなもの・・・これタンクの差し枠みたいです。
人間の大きさと比べるとそのサイズ感がわかると思います。てっぺんで開いている大きな耳のようなもの・・・これタンクの差し枠みたいです。

背中に目一杯背負うつもりが溢れています。この拡張差し枠、簡単に折りたためるそうです。

CASE-IHのブースのなかで一番大きな機械だったのではないでしょうか?小山のような大きさ・・・ひときわ目立ちます。側面に5140と書かれています。
初めの写真に戻ります。引っかかったは刈取り部分。
拡大します。どうも見慣れた5角形が回るタイプではなく、ゴムのシートが回り、それに付いている針金の爪が作物を奥へ運ぶようになっています。あれーーーー???これにはバリカンが付いていないんですかねぇ・・・
大きなこのバリカンはこうやって持ち上がるようにできています。
僕の知っている汎用コンバインは、このように先端にバリカンが付いていて・・・
その上に5角形のガラガラが回っている感じ・・・
1963 CLAYES M80 Combaine hervester
わかりやすい写真が見つからないですけど、ちょうど真ん中あたりに見えるガギ状の針金がぶら下がったスカスカのドラム。この組み合せが僕の思うベーシックなスタイル。
この写真がわかりやすいですかね?
調べてみるとこの先端部分は作物に合わせて取替えることができるみたい・・・こんな先端を付けた写真を見つけました。
調べてみるとこの先端部分は作物に合わせて取替えることができるみたい・・・こんな先端を付けた写真を見つけました。
あ!ごく普通(自分基準で言ってますね・・・反省反省)のものも見つけました。
あ!ごく普通(自分基準で言ってますね・・・反省反省)のものも見つけました。
となると、この先端部分はどんな作物を収穫するためのものなのでしょう・・・気になります。
となると、この先端部分はどんな作物を収穫するためのものなのでしょう・・・気になります。

コメントをいただいたので追記です

上の先端部分、ピックアップヘッダーと呼ばれる装置で、他の機械で刈ったものを拾い上げるための装置だそうです。

まるで牧草のロールを作るようにコンバインが刈り倒された作物を飲み込んでいます。こういう収穫方法もあるんですねぇ・・・

また、Axial-Flowの説明動画も教えていただきました。最近のCGはよくできてますね!

JDはダブルのこぎ胴?です。1つよりより2つ、そんな感じでしょうか・・・それにしてもあちらのビデオの音楽は、ジャカジャカジャン、ドーーーーンときて仰々しい・・・

今日は寝坊したので駆け足になってしまいました。また明日!

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“CASE-IH Axial-Flow®140シリーズコンバイン5140@第34回国際農業機械展in帯広” への2件の返信

  1. takamさん こんにちは
    わぁーありがとうございます!!
    疑問がすべて解決しました
    これぞWEBの醍醐味という感じです
    本当にありがとうございます

    >これは、Case IH社の脱穀・選別システムの名前です。この仕組みを持つコンバインをアメリカではロータリーコンバインと呼んでいますが、日本(北海道だけ?)では軸流式と呼ばれています。脱穀も選別も一本の、様々な突起がついた筒を回転させることで行うものです。動画がありました。

    すごくわかりやすいです
    ケースはこぎ胴?が1本ですがJDは2本だったりするんですね

    >これはピックアップヘッダーと呼ばれる装置で、他の機械(スワーサー、ウィンドローワーと呼ばれる機械です)で刈り倒しあとの作物を拾い上げるための装置です。

    これもわかりやすい動画を紹介していただきありがとうございます
    菜種か何かでしょうか? モーレツな勢いで飲み込んでいます

    国はもちろん、作物が変われば機械も変わる
    これなら収穫もあっという間に終ります ビックリです

    せっかくなのでこれらの動画、追記しておきます
    これからも色々教えてください!ありがとうございました

  2. おはようございます。いつも楽しく拝見させていただいております。初コメント失礼します。赤くはないですが、これと似た仕組みの、緑色のコンバインを運転しています。

    -> Axial Flow について
    これは、Case IH社の脱穀・選別システムの名前です。この仕組みを持つコンバインをアメリカではロータリーコンバインと呼んでいますが、日本(北海道だけ?)では軸流式と呼ばれています。脱穀も選別も一本の、様々な突起がついた筒を回転させることで行うものです。動画がありました。

    https://www.youtube.com/watch?v=LZf8t3ZwnTc

    International Harvester (Case IHのIHです)が最初に市場に出したシステムなので、Axial Flowと名付けてロゴマークにしているのだと思います。

    -> 先端についている装置について
    これはピックアップヘッダーと呼ばれる装置で、他の機械(スワーサー、ウィンドローワーと呼ばれる機械です)で刈り倒しあとの作物を拾い上げるための装置です。あらかじめスワーサーで借り倒してしまうことで作物の乾燥を早めることができるので、乾燥がそろいにくかったり、脱穀しにくかったりする作物の収穫体系で使用されます。北海道では春まきの小麦や小豆の収穫で使用されている地域があります。海外では菜種で使用するケースが多いようです。
    https://www.youtube.com/watch?v=UfP_-H2yeb8

    綺麗なお写真と楽しい解説文と、また楽しみにしています!!

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