投稿日: 2020年7月9日2021年7月23日 投稿者: nora昔の人は力持ち。ヤマサ・クランク式&クローラ耕うん機今日は千葉県の伊藤産業機械さんに連れて行っていただいた、私設の農機具歴史資料館で見た、見るからにヘビーなヤマサという会社のクランク式&クローラ耕うん機です。僕の耕うん機のイメージをひっくり返す大きさと形・・・まずクローラタイプというのに驚かされます。きっとすごく重いので履帯じゃないと持たなかったのでしょう。昔は道路も舗装されていなかったでしょうから、鉄のキャタピラでも問題なかったと思います。しかし、圃場間の移動には時間ががかかったでしょうね・・・一応キャプションがあって、ヤマサ式クランク型耕耘機 昭和26年頃 とあります。上の写真のカマボコ状のクランクカバー部分を拡大しています。『許式サマヤ特』とあります。なんと右書きです。これは一体どういうことでしょう。かなり古い機械だということは間違いなさそうです。この機体の最大の特長はこのクランク式の耕耘部。2本が対になった爪が6セット、互い違いに土を引っ掻いて土を起こす仕組みのようです。二本の爪は後ろに見える櫛のような篩のような回転する部品をくぐって、土を砕くようにできているみたいです。実際に現場で測ったわけではありませんが、思い返すと幅1000mmくらいあったのではないかと思います。つまりかなり幅が広いです。すごく重い機械でしょうし、動力があるとはいえ、この機械をコントロールするのはかなりの腕力が必要だったのではないでしょうか?昔の人は相当腕っ節が強かったとしか思えません。色々な部分がチェーンでつながれています。これが働く時はあちこちガチャガチャピョコピョコ動いて賑やかだったでしょうね。履帯部分です。エンジンはクボタ製みたいでした。耕耘機、今はこのようなタイプは見ることがありません。どういう理由かわかりませんが、当時だって意欲的な機械だったのでしょうね。そういえば以前スクリュー式の耕耘機を見ました。ロータリーに落ち着くまでは色々な方式が試されたのかもしれません。ホーローの看板・・・「古川式スクリュー耕耘機」 古川式→ふるかわ→フルカー だったんです!愛称ですね!変わった機械を見るとテンション上がります。今日はこんなところです。また明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:現在の小型機械っぽく赤かった!ヤマサ式クランク耕うん機、「撮りトラ」多分1963年型式認定。ダイキン耕うん機K42/K62/KC72「朝1シバウラ耕うん機SK650、持ち主さんによる「撮りトラ」1983年型式認定、シバウラ耕うん機KJ600「朝1分の農機考古学」昔の代かきはこんなだったんだ!1968年クボタ快速テーラーT65R「昔のカタログ」50年前の田園風景満載!ヤンマー耕うん機YC80「昔のカタログ」共有:FacebookTwitterPinterestLinkedInメールアドレスいいね:いいね 読み込み中…
古鉄さん いつもありがとうございます コストのことまでは気が付きませんでした コストや方式も含めて多数のメーカーからあらゆるアイディアが誕生して 今ある方式や値段、メーカーやモデルの数に落ち着いているということなんですね
おはようございます。 これを使用するにはあまり力は要りません。 機械式で耕耘部が上がります。当時の無限軌道式は大体機械式でコストがかなり掛かったと思います。 同時期の車輪式は鉄車輪でキャタピラー式と大差無かったです。 ただ無限軌道式は接地面積が大きいので旋回に時間がかかりました(実経験済みf(^_^;)
古鉄さん いつもありがとうございます
コストのことまでは気が付きませんでした
コストや方式も含めて多数のメーカーからあらゆるアイディアが誕生して
今ある方式や値段、メーカーやモデルの数に落ち着いているということなんですね
おはようございます。
これを使用するにはあまり力は要りません。
機械式で耕耘部が上がります。当時の無限軌道式は大体機械式でコストがかなり掛かったと思います。
同時期の車輪式は鉄車輪でキャタピラー式と大差無かったです。
ただ無限軌道式は接地面積が大きいので旋回に時間がかかりました(実経験済みf(^_^;)