昔の代かきはこんなだったんだ!1968年クボタ快速テーラーT65R「昔のカタログ」

今日はトラクター狂さんに送ってもらった、1968年クボタ快速テーラーT65R「昔のカタログシリーズ」です。トラクター狂さん、いつもありがとうございます!

「久保田鉄工80年のあゆみ」によると、クボタT65Rは先日紹介したK700より1年早く1968(昭和43)年の発売となっています。代かきの作業が印象的に取りあげられた表紙。歩行式の耕うん機で代かきをしている様子は見たことがなかったので、大変興味深いです。確かに、こうやって歩いて代かきするとなると大きな田んぼではツラいですねぇ・・・
「久保田鉄工80年のあゆみ」によると、クボタT65Rは先日紹介したK700より1年早く1968(昭和43)年の発売となっています。代かきの作業が印象的に取りあげられた表紙。歩行式の耕うん機で代かきをしている様子は見たことがなかったので、大変興味深いです。確かに、こうやって歩いて代かきするとなると大きな田んぼではツラいですねぇ・・・
クボタ豪快耕うん機K700のカタログ。なんと今風のカラーです。クボタ耕うん機にミドルネーム「豪快」が挟まっているのも引っかかりますが、〈決定版がついに誕生〉したそうですが、『土に挑むライオン』というのはさらにフックします。
以前紹介したクボタ豪快耕うん機K700のカタログ。今回の快速テーラーはロータリー作業ができるとのことなので、テーラーと耕うん機の境目は曖昧です。「豪快」と「快速」いうミドルネームの対比からわかるように、外観は強そうな耕うん機に対してテーラーはスマート。しかし、テーラーのほうがエンジンが非力ということもなさそうです。当時使っていた人達がどのような意識でいたか興味があります。
K700と揃えられたT65Rのロゴです。50年以上前のものとはとても思えない洗練されたデザイン・・・当時はPCなどなかったろうし、このようなロゴのベースは手描ききだったんですよね?すごいなあ。T65Rと同時にT50Rというのも発売されたそうです。
K700と揃えられたT65Rのロゴです。50年以上前のものとはとても思えない洗練されたデザイン・・・当時はPCなどなかったろうし、このようなロゴのベースは手描ききだったんですよね?すごいなあ。T65Rと同時にT50Rというのも発売されたそうです。
表紙写真の拡大・・・エンジンフード上にキャップが2つ見えます。空冷4サイクルハイオクタン灯油エンジン6馬力のT65-HRではないかと思います。
表紙写真の拡大・・・エンジンフード上にキャップが2つ見えます。空冷4サイクルハイオクタン灯油エンジン6馬力のT65-HRではないかと思います。
ちょっとこの写真に萌えました。乗用になっているじゃないですか!『ライドレーカと代かきロータでの代かき』とあるので、おじさんが乗っているのがライドレーカでロータリーには代かきロータというのがついているのでしょう。
ちょっとこの写真に萌えました。乗用になっているじゃないですか!『ライドレーカと代かきロータでの代かき』とあるので、おじさんが乗っているのがライドレーカでロータリーには代かきロータというのがついているのでしょう。

「ロータ」郎太?初めて見る文字でしばらく考えてしまいました。これって
rotorということですよね?

となるとこのライドレーカというのは乗ることのできるレーカということなのでしょうけど、レーカって何?

ロータがローターだからレーカはレーカー? それでもよく意味がわかりません。レーキがレイカーになった?ちょっと混乱してしまいました。とにかくまあこのように田んぼに足を突っ込まずに代かきができるということです。

今日は時間がなくなってきてしまいました。この続きはまた明日!

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“昔の代かきはこんなだったんだ!1968年クボタ快速テーラーT65R「昔のカタログ」” への6件の返信

  1. 大地のめぐみさん こんにちは
    お返事大変遅れました
    ロータとレーカについて教えていただきありがとうございます!
    外国人のお名前なんかもそうですけど
    アルファベットの日本語読みをカタカナにする時、様々な表記に変化して面白いです
    聞いた人の気持ちが現れるのかもしれませんね

  2. ライドレーカについて
    レーカは、一般にはレーキと呼ばれています。代かきロータ(当地区ではかご車輪といいます)と組み合わさって使います。ライドレーキが出る前は、オペレータは歩いていました。
    しかし、乾田ではよいのですが、湿田では使い物になりません
    ご参考までに

  3. ライドレーカについて
    レーカは、一般的か呼称は、レーキといいます。代かきロータ(当地区での呼び名は、かご車輪)とセットで使います。
    それまでは、人間は歩いていましたが、ライド(椅子を付けて乗れる)ようにしたものです。乾田ではよいのですが、湿田では乗ることが困難になります

  4. 代かきロータについて
    代かきロータは、幅の広い鉄車輪のことです。フィンがたくさん付いていて、それで雑草等を埋め込むことにより、綺麗に代かきができます。
    参考までに

  5. トラクター狂さん おはようございます
    なんだかいいエピソードですね!
    朝イチで始動、仕事終わりまで連続運転って・・・
    燃料はともかく水はちょいちょい足してたのでしょうね

  6. こちらからはお久しぶりです!いつも使って頂きありがとうございますm(_ _)m

    我が家で初めて導入した耕耘機は確かクボタの発動機の載ったヤツ(昭和30年代前半)、その後ヤンマーのディーゼル耕耘機(昭和30年代終わりか40年代前半)だと今は亡き爺さんから聞きました。

    我が家はメインで耕耘機を使うのが婆さん(当時40代、爺さんの仕事の都合上)でした。

    ただ、女性にとって横水ディーゼルのクランク始動はかなり厳しかったようで、朝イチで爺さんが燃料やホッパーの水をチェックしてエンジン掛けて、婆さんに「一日の作業終わるまでエンジン停めるなっ!」と言っていたそうです。

    燃料満タンにしておけば昼間停めなくても余裕なんで、燃費の良いディーゼルの利点フル活用していたようです!

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