S30Aの後継でしょうねぇ・・・シバウラホイールトラクタS30D「撮りトラ」

ただ、なかなか年式までは正確に特定できません。1970年〜1976年までの間はなかなか資料がないのに、その間すごくトラクターが生まれた感じなんです。

今日は北海道の中古車屋さんで見た、シバウラホイールトラクタS30D「撮りトラ」です。存在するのは知っていましたが、見るのは初めてです。

 

シバウラS30Dです。1972年あたりの生まれじゃないか・・・と思っているのですが、正確な資料はありません。 エンジン 型  式    シバウラLE903 機  種    水冷立形4サイクルディーゼル 出  力    37ps (2600rpm) 総排気量    2,003cc 始動方式    セルスターター 冷却方式    水冷式 燃料消費量   190g/psh 燃料タンク容量 27L 車体 型  式    四輪形ホイールトラクタ 変速段数    前進8段 後進2段 タイヤ前輪   5.50-16 4PLY タイヤ後輪   11.2/10-28 4PLY 主クラッチ   乾式単板足動式 操向ブレーキ  内拡式 軸  距    1,705mm 輪  距    前輪1,490〜1,220mm 後輪1,515〜1,215mm 最低地上高   370mm 動力取出軸   835rpm(H) 602rpm(L) 牽引装置    油圧3点ヒッチ 旋回半径    2,400mm 全  長    2,620mm(三点ヒッチ含む2,890mm) 全  巾    1,505〜1,805mm 全  高    1,425mm(マフラー含む1,830mm) 重  量    1,280kg
シバウラS30Dです。1972年あたりの生まれじゃないか・・・と思っているのですが、正確な資料はありません。
エンジン
型  式    シバウラLE903
機  種    水冷立形4サイクルディーゼル
出  力    37ps (2600rpm)
総排気量    2,003cc
始動方式    セルスターター
冷却方式    水冷式
燃料消費量   190g/psh
燃料タンク容量 27L
車体
型  式    四輪形ホイールトラクタ
変速段数    前進8段 後進2段
タイヤ前輪   5.50-16 4PLY
タイヤ後輪   11.2/10-28 4PLY
主クラッチ   乾式単板足動式
操向ブレーキ  内拡式
軸  距    1,705mm
輪  距    前輪1,490〜1,220mm 後輪1,515〜1,215mm
最低地上高   370mm
動力取出軸   835rpm(H) 602rpm(L)
牽引装置    油圧3点ヒッチ
旋回半径    2,400mm
全  長    2,620mm(三点ヒッチ含む2,890mm)
全  巾    1,505〜1,805mm
全  高    1,425mm(マフラー含む1,830mm)
重  量    1,280kg

 

あっさりとしたS-30Aのカタログ表紙に比べると少しカラフル。7馬力もアップの37馬力と大きく書いてあります。しかし、顔以外は大きく変わった部分は無いようにも見えます。
以前カタログを紹介しましたよね!

 

上がS-30A下がS30Dです。目の位置が「ドン」と下になってしまいました。エンジンが違うのでオイルバスフィルターやマフラー形状が違います。それからウインカー類・・・S30Dはかなりカッコよくなっています。下回りはほとんど同じに見えますね・・・
S30Dの先輩と思われるS30Aとカタログ比較なんかもしました。上がS-30A下がS30Dです。
目の位置が「ドン」と下になってしまいました。エンジンが違うのでオイルバスフィルターやマフラー形状が違います。それからウインカー類・・・S30Dはかなりカッコよくなっています。下回りはほとんど同じに見えますね・・・

 

ただ、なかなか年式までは正確に特定できません。1970年〜1976年までの間はなかなか資料がないのに、その間すごくトラクターが生まれた感じなんです。
ただ、なかなか年式までは正確に特定できません。1970年〜1976年までの間はなかなか資料がないのに、その間すごくトラクターが生まれた感じなんです。

 

貴重な情報源銘板を見てみます。
貴重な情報源銘板を見てみます。

 

1970年もしくはそれ以前の「シバウラトラクタ」ではなく、新しめの「シバウラホイールトラクタ」表記。しかし、プレート自体は真鍮エッチングの古いタイプです。
1970年もしくはそれ以前の「シバウラトラクタ」ではなく、新しめの「シバウラホイールトラクタ」表記。しかし、プレート自体は真鍮エッチングの古いタイプです。

 

C201エンジンということがわかります。
Tさんに以前提供いただいたS-30Aの銘版写真です。同じ仕様です。

 

ちゃんとS150と書いてあります。エンジンはシバウラ製LE892 25馬力。
しかし、1976年以降はシルバー(アルミ製?)の簡易なものになっています。もしかしたら上位機種?だけ手をかけた真鍮製だったのかもしれませんけど・・・

 

もう50年近く経っているということになりますが、昔のステッカーは長持ちしますねぇ・・・
もう50年近く経っているということになりますが、昔のステッカーは長持ちしますねぇ・・・

 

S30Dは 強力で始動性、耐久性抜群の水冷ディーゼルエンジンが搭載されています。 前進8段、後進2段のミッションは、あらゆる作業に適応できます。 エンジン直結の油圧ポンプはクラッチと無関係に作動するので至便です。 操作弁レバーは自動戻り装置により自由な位置で中立にできます。 機械式ポジションコントロールは耕うん、整地代かきに威力を発揮します。 軽量にもかかわらずプラウ作業では当社独特のプルトロール装置により強大なけん引力を発揮します。 完全密閉のブレーキはさらに強力になり、その場旋回が容易です。 フットアクセルが標準装備になり、トレーラー作業にもってこいです。 車輪幅は前後輪とも大巾に調節できるので、管理作業に最適です。 軽量なSRT-6Aロータリ及SRT-6Kロータリは軽量強馬力のトラクタとマッチして40-50馬力級の仕事をします。
S30Dはカタログによると
強力で始動性、耐久性抜群の水冷ディーゼルエンジンが搭載されています。
前進8段、後進2段のミッションは、あらゆる作業に適応できます。
エンジン直結の油圧ポンプはクラッチと無関係に作動するので至便です。
操作弁レバーは自動戻り装置により自由な位置で中立にできます。
機械式ポジションコントロールは耕うん、整地代かきに威力を発揮します。
軽量にもかかわらずプラウ作業では当社独特のプルトロール装置により強大なけん引力を発揮します。
完全密閉のブレーキはさらに強力になり、その場旋回が容易です。
フットアクセルが標準装備になり、トレーラー作業にもってこいです。
車輪幅は前後輪とも大巾に調節できるので、管理作業に最適です。
軽量なSRT-6Aロータリ及SRT-6Kロータリは軽量強馬力のトラクタとマッチして40-50馬力級の仕事をします。

 

どうもこの日は暗くなってしまい、ブレ気味でピントの甘い写真ばかりになってしまっています。ライトガードが特徴的なS30Dの顔。
どうもこの日は暗くなってしまい、ブレ気味でピントの甘い写真ばかりになってしまっています。ライトガードが特徴的なS30Dの顔。

 

この機体で一番好きなのはフェンダーの上に乗っている、ウインカーを納めたケース。かわいらしくラウンドされていて、手がかかっている感じがします。これ、ただ板を曲げたものでも怒らないと思うんですよ。でも、これにした・・・そこがいいです。
この機体で一番好きなのはフェンダーの上に乗っている、ウインカーを納めたケース。かわいらしくラウンドされていて、どこにも鋭角なところがありません。手がかかっている感じがします。これ、ただ板を曲げたものでも怒らないと思うんですよ。でも、これにした・・・そこがいいです。

 

拡大してみたりして・・・あ!これプレスで絞っているんですね。かわいいなあ。
拡大してみたりして・・・あ!これプレスで絞っているんですね。かわいいなあ。

 

コントラストの強いどうでもいい写真ですみません。シバウラトラクターS15Dです。小型トラクターという感じですが、1484cc 28馬力のLEM754というエンジンが乗っているようです。馬力はけっこうあります。
実際、S15Dのほうはまさに「これでいいじゃん」的になっているわけですから・・・やはり上位機種的な差別化を図りたかったのでしょうか・・・

 

今日は具体的なことが何一つわからずに終ってしまいました。また明日!
今日は具体的なことが何一つわからずに終ってしまいました。また明日!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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