ニューホランドも無人トラクター。NHDrive T7.315「撮りトラ@第34回国際農業機械展in帯広」

話は戻ってT7.315です。屋根の上にはたくさんのアンテナが・・・無人で圃場へ出向いたり、各種作業をこなすためにこれだけのものが必要なのでしょう。クボタのアグリロボよりずいぶん多いような気がします。

今日はhokkaidoujinさんにお招きいただき行ってきた、第34回国際農業機械展in帯広で見た、ニューホランドの無人トラクター(AUTONOMOUS TRACTOR)NHDrive T7.315「撮りトラ」です。

 

今まで見てきた他社の無人トラクターと違い、ガラス部分を目隠しした異様な姿。
ニューホランドの無人トラクター(AUTONOMOUS TRACTOR)NHDrive T7.315です。今まで見てきた他社の無人トラクターと違い、ガラス部分を目隠しした異様な姿。(広告スペースとして使っているだけかもしれませんが)その潰してしまったガラス面には、NEW HOLLAND AUTONOMOUS TRACTOR 無人トラクター日本初上陸! #THEDAYTHEFARMCHANGED
とあります。メーカーも無人トラクターにはなにか特別な想いを持っているようですね。

 

本体の仕様としては・・・ T7.315AC --------------------- T7.315AC4B-F2P 定格出力 300PS 最大出力 313PS 排気量 6.727L 油圧ポンプ CCLS 220L/min 最大揚力 11,058 kgf 仕様 無段変速トランスミッション テラグライド・F2P・16LED作業灯 とあります。最後の16LED作業灯というのは16個、作業灯が付いているよ・・・という意味なのでしょうか?
本体の仕様としては・・・

T7.315AC
———————
T7.315AC4B-F2P
定格出力 300PS
最大出力 313PS
排気量 6.727L
油圧ポンプ CCLS 220L/min
最大揚力 11,058 kgf
仕様 無段変速トランスミッション テラグライド・F2P・16LED作業灯

とあります。最後の16LED作業灯というのは16個、作業灯が付いているよ・・・という意味なのでしょうか?

 

確かに作業灯は多いかもしれません。無人トラクターなのに、明るさが必要なんですね。もしかしたらカメラで周囲を確認するのに必要なのかも・・・
確かに作業灯は多いかもしれません。無人トラクターなのに、明るさが必要なんですね。もしかしたらカメラで周囲を確認するのに必要なのかも・・・

 

 

動画が上がっています。これを見るとガラスは塗りつぶされていませんが、作業者は乗っている必要はなく、さらには圃場まで自分で走って行って各種の作業ができ、具体的には出ていませんが、作業者が寝ている間も動き続ける「24時間働けます」的なことを暗示するような作りになっています。

 

作業者はパソコンやタブレットを操作したり、作業をモニターする感じで、今までの機械作業とかなり違う感じです。これなら確かに農業を変えるかもしれません。

 

看板を拡大してみると・・・ NHDrive コンセプト ニューホランド無人トラクター ●ニューホランドの無人トラクター0は最大限の生産性を発揮するため24時間働き続ける ●オペレーターがキャブ内で操作しなくても、最大限の操作性を発揮 ●次世代の、精密で先進的なテクノロジー ●新しい農業体系の幕開け ●トラクターに搭載されているカメラで実際の作業が閲覧可能 とあります。
看板を拡大してみると・・・

NHDrive コンセプト
ニューホランド無人トラクター
●ニューホランドの無人トラクター0は最大限の生産性を発揮するため24時間働き続ける
●オペレーターがキャブ内で操作しなくても、最大限の操作性を発揮
●次世代の、精密で先進的なテクノロジー
●新しい農業体系の幕開け
●トラクターに搭載されているカメラで実際の作業が閲覧可能

とあります。

 

乗り降りはやはり左側から?給油口も左側にあります。オーソドックスに工具箱はタンクの上ですね。
乗り降りはやはり左側から?給油口も左側にあります。オーソドックスに工具箱はタンクの上ですね。「最大限の生産性を発揮するため24時間働き続ける。」とありますね。「24時間燃料が持つのだろうか」などと心配してしまいますね。

 

自分の家にある機械はボロばかりなので比較になりませんが、24時間動かすと半分は失敗しています。例えば3Dプリンターだったらノズルが詰まって一晩中空撃ちしていたり・・・寝ている時に限ってトラブルが起きるものなんです。新車の、しかも最新の無人機ともなればそういうことは織り込み済みなのでしょうが、例えば播種だったら、玉切れで一晩中自動停止していて、朝起きたら寝る前と同じ位置だった・・・などと人間側の準備不足が原因で作業が進まないこともあるでしょうね。 ま、これはロボットトラクターが悪いのではないですけど・・・
自分の家にある機械はボロばかりなので比較になりませんが、24時間動かすと半分は失敗しています。例えば3Dプリンターだったらノズルが詰まって一晩中空撃ちしていたり・・・寝ている時に限ってトラブルが起きるものなんです。
新車の、しかも最新の無人機ともなればそういうことは織り込み済みなのでしょうが、例えば播種だったら、玉切れで一晩中自動停止していて、朝起きたら寝る前と同じ位置だった・・・などと人間側の準備不足が原因で作業が進まないこともあるでしょうね。
ま、これはロボットトラクターが悪いのではないですけど・・・

 

フロントのこれ、おもりかと思っていましたが、もしかしたら何かのセンサーかもしれませんね。
フロントのこれ、おもりかと思っていましたが、もしかしたら何かのセンサーかもしれませんね。

 

タイヤはテレルボルグTM1000 710/70R 42
タイヤはテレルボルグTM1000 710/70R 42

 

DEUTZ_FAHR_WARRIOR_9340TTVと同じですね!

 

そのタイヤ(後輪)。710/70R 42
そのタイヤ(後輪)。テレルボルグTM1000 710/70R 42

 

話は戻ってT7.315です。屋根の上にはたくさんのアンテナが・・・無人で圃場へ出向いたり、各種作業をこなすためにこれだけのものが必要なのでしょう。クボタのアグリロボよりずいぶん多いような気がします。
話は戻ってT7.315です。屋根の上にはたくさんのアンテナが・・・無人で圃場へ出向いたり、各種作業をこなすためにこれだけのものが必要なのでしょう。クボタの自動運転アグリロボSL60Aよりずいぶん多いような気がします。

 

屋根の上にはGPSのアンテナに加え、WIFIのアンテナみたいなのがいっぱい!屋根の裏側にはステレオカメラのようなものがこちらを睨んでいます。
クボタの場合はこんな感じです。屋根の上にはGPSのアンテナに加え、WIFIのアンテナみたいなのがいっぱい!屋根の裏側にはステレオカメラのようなものがこちらを睨んでいます。これを見たときは驚きましたが、ニューホランドに比べたらまだまだ少ないほうですよね。

 

動画。無人のトラクターが転回するのは異様

↑1分ちょっと。ロボットっぽい動き。

 

ロボットトラクター、値段がついて販売されてます! ロボットトラクター YT5113A,YUQR8-R 価格 ¥15,125,400 【直進モード】 枕地までの直進作業を自動運転 【オートモード】 旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化 安全センサー オートトラクター YT5113A,YUQR8-A 価格 ¥13,591,800 【直進モード】 枕地までの直進作業を自動運転 【オートモード】 旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
また、ヤンマーでもロボットトラクターは販売されていましたよね!
ロボットトラクター YT5113A,YUQR8-R(無人)
価格 ¥15,125,400
【直進モード】
枕地までの直進作業を自動運転
【オートモード】
旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
安全センサー
オートトラクター YT5113A,YUQR8-A(有人)
価格 ¥13,591,800
【直進モード】
枕地までの直進作業を自動運転
【オートモード】
旋回・作業機昇降・PTO入切なども自動化
参考出品ではなく売られているようです。ついにここまで!

 

ロボットトラクター、まずは大規模な農家から導入されて、きっとお得意の小型化で小さなものがごく一般的に普及するようになると思います。

その後、中古も出回って・・・そうなると結構面白くなるかもしれません。

 

今日はこんなところです。それではまた明日!

 

 

 

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