SDとSU、どう違うのだろう・・・『角ダルマ顔』のSU1341「撮りトラ」

今日は某所で見たシバウラトラクター、「角ダルマ」SD形と全く同じ顔の、SU1341「撮りトラ」です。

 

シバウラSUシリーズを見るのは初めて・・・1970年代中頃のシバウラSDシリーズでおなじみの『角ダルマ顔』のSU1340です。ツヤはなくなり、錆だらけですが手を入れればまだ動きそう。
シバウラSUシリーズを見るのは初めて・・・1970年代中頃のシバウラSDシリーズでおなじみの『角ダルマ顔』のSU1340です。ツヤはなくなり、錆だらけですが手を入れればまだ動きそう。

 

農研機構の安全鑑定の登録は1976年です。鑑定番号が101111番ということは、鑑定が始まって111番目ということが想像でき、となれば比較的お兄さんということが言えそうです。
農研機構の安全鑑定の登録は1976年です。鑑定番号が101106番ということは、鑑定が始まって106番目ということが想像でき、となれば『角ダルマ顔』のなかでも比較的お兄さんということが言えそうです。

 

いつもいつも収穫があるとはかぎらないなあ・・・今日はこれでおしまいです。また明日!
1976年、安全鑑定が始まった年に『角ダルマ顔』は大量発生していた模様です。

 

SUとSD、どういう違いなのでしょうねえ・・・このSU、SDシリーズのすごいところは、10馬力台の小さなものから40馬力の大きなものまでみんな同じ顔。それだけでなく、シルエットが全部同じにできているのです。(もちろん細かな違いはあるのでしょうけど)同じような時期に一斉に世に出たとしてもそれってすごいことです。多くの企業の経理や事務には昭和30年代後半から40年代にかけてコンピューターが導入されたようですが、設計はまだ紙と鉛筆の時代と思われ、このような情報、使用部品の共通、共有化はよほど計画的にやらないとできなかったのではないでしょうか?
SUとSD、どういう違いなのでしょうねえ・・・このSU、SDシリーズのすごいところは、10馬力台の小さなものから40馬力の大きなものまでみんな同じ顔。それだけでなく、シルエットが全部同じにできているのです。(もちろん細かな違いはあるのでしょうけど)同じような時期に一斉に世に出たとしてもそれってすごいことです。多くの企業の経理や事務には昭和30年代後半から40年代にかけてコンピューターが導入されたようですが、設計はまだ紙と鉛筆の時代と思われ、このような情報、使用部品の共通、共有化はよほど計画的にやらないとできなかったのではないでしょうか?

 

銘板です。 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農(空白)号 シバウラ SU 1341型 シバウラトラクタ 機種名 SU 1341 車台型式 SU 1341 車台番号 14416 機関型式 LEK 752C 機関番号 06546 機関出力/回転速度 13ps/2600RPM 石川島芝浦機械株式会社製造 運輸省型式認定番号はブランクなのか、それとも消えてしまったのかはよくわかりません。
銘板です。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農(空白)号
シバウラ SU 1341型

シバウラトラクタ
機種名 SU 1341
車台型式 SU 1341
車台番号 14416
機関型式 LEK 752C
機関番号 06546
機関出力/回転速度 13ps/2600RPM
石川島芝浦機械株式会社製造
運輸省型式認定番号はブランクなのか、それとも消えてしまったのかはよくわかりません。

 

こちらはネットで見つけた銘板の写真です。 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農1090号 シバウラ SU 1341型 シバウラトラクタ 機種名 SU 1341 車台型式 SU 1341 車台番号 19346(0?) 機関型式 LEK 752C 総排気量 706cc 機関出力/回転速度 13ps/2600RPM 石川島芝浦機械株式会社製造 こちらには運輸省型式認定番号が書いてあり、農1090号となっています。車台番号もずいぶん進んでいるので、こちらのほうがかなり新しい・・・銘板の体裁も少し変わっていますね。今は消えてしまったようですが、以前はwww.houko.comで一部小型特殊自動車の番号を検索できて、そのサイトによれば、シバウラSU1341の運輸省型式認定番号は農1090号で、昭和52年(1977年)登録。エンジンはシバウラSU1301と同じ706ccのシバウラLEK752Cとなっていました。 と、いうことは、1976年に先に安全鑑定がなされ、運輸省の認定番号がブランクのまま、1年間うられたということにならないでしょうか?
こちらはネットで見つけた銘板の写真です。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1090号
シバウラ SU 1341型

シバウラトラクタ
機種名 SU 1341
車台型式 SU 1341
車台番号 19346(0?)
機関型式 LEK 752C
総排気量 706cc
機関出力/回転速度 13ps/2600RPM
石川島芝浦機械株式会社製造

こちらには運輸省型式認定番号が書いてあり、農1090号となっています。車台番号もずいぶん進んでいるので、こちらのほうがかなり新しい・・・銘板の体裁も少し変わっていますね。

今は消えてしまったようですが、以前はwww.houko.comというサイトで一部小型特殊自動車の番号を検索できて、そのサイトによれば、シバウラSU1341の運輸省型式認定番号は農1090号で、昭和52年(1977年)登録。エンジンはシバウラSU1301と同じ706ccのシバウラLEK752Cとなっていました。

と、いうことは、1976年に先に安全鑑定がなされ、運輸省の認定番号がブランクのまま、1年間うられたということにならないでしょうか?(そんなことを想像したところで何にもなりませんが・・・)

 

 

すみません・・・狭いところだった・・・というのもあり、顔ばかり撮っています。
すみません・・・狭いところだった・・・というのもあり、顔ばかり撮っています。

 

これはデラックスでもパワーステアリングでもないようです。
これはデラックスでもパワーステアリングでもないようです。

 

インパネは至ってシンプル。
インパネは至ってシンプル。

 

それではこれまで僕の見た『角ダルマ顔』を並べてみます。

 

SD1540B

 

これです!シバウラSD1540B
こちらはダイナミックフェアの中古販売会で見たシバウラSD1540B

 

SD2640

 

シバウラ2640です。2640Dではなく2640。シバウラ2640は農研機構のWEBサイトによると登録が1976年。3気筒26馬力ディーゼルでした。(とても情報が少ないです)思ったより古いトラクターでびっくりです。ダルマみたいなかわいらしい顔と「四角くて丸いという」独特のデザインのせいでしょうか?
シバウラSD2640です。暗がりの中で夕日に光っています。シバウラ2640は農研機構のWEBサイトによると登録が1976年。3気筒26馬力ディーゼルでした。

 

SD3000A

 

SHIBAURA TRACTOR SD3000A
こちらは近所のSさん所有のシバウラSD3000A

 

SD4000AD-0その1

 

SD3000Aだと乾式シングルクラッチ、前進12段後進4段なのが、SD3000ADになると乾式デュアルクラッチ、前進24段後進8段になり、これに「-0」がつくと四駆になっています。
SD4000AD-0です。名前の付け方がSD3000と同じであれば、末尾Aだと乾式シングルクラッチ、前進12段後進4段なのが、末尾ADになると乾式デュアルクラッチ、前進24段後進8段になり、これに「-0」がつくと四駆になっています。

 

正面の写真ばっかり。このときは色々な機体がありすぎて、種類を撮るのでいっぱいいっぱい。細かいところを見ている時間がありませんでした。
これはデラックスの書体が他と違うような気がする・・・

 

SD4000AD-0その2

 

おなじみ角ダルマ顔。農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。
シバウラSD4000AD-0 農研機構のサイトによればSD4000ADは1977年登録で、ractordata.comには3気筒ディーゼル40馬力とのみあります。しかし実際にはLEP854A型4気筒エンジン搭載です。パワーステアリング+デラックス

 

どの機体もマフラーは向かって右出し、形状も同じ。オイルバスフィルターのキノコの位置も同じ。ただ、小排気量マシンだけキノコが出ていませんね。すごいパッケージだなあ・・・と思います。

 

同じ顔でこうやってそろえたと言うのは本当に先進的で、70年代のスーパーマシンラインナップですね!

 

今日はこんなところです。また明日!

 

「水戸市大場町・島地区農地・水・環境保全会便り」サイトURL検索
今までは「水戸市大場町」で検索するようお願いしていましたが、「大場島」で検索したほうが一番上に出てくるのでこっちにして貰おうと思います。おヒマな方は試してみてくださいね。

 

 

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