年に1回しか使われず、泥水をすすって痛みも早く、若干そのスタイルもトラクターに比べて美しくない・・・そのためかどうなのか、早々に解体され忘れ去られてしまう田植機の情報はとっても少ないです。
そんなかわいそうな田植機の情報を記録しようという「田植機考古学」、今日はトラクター狂さんに写真を提供していただいた、きっちり1990年生まれのクボタ RAINBOW S1-650RUDMです。
トラクター狂さんさん、いつもありがとうございます!
ぽっと出の農機ウォッチャーなので、ディーゼル田植機って最近のものだと思っていました。最近小型化か軽量化かなにかのブレークスルーがあって田植機にも採用されるようになったものだと・・・
となると、ずっとずっと前に「ガソリンの田植機にディーゼルを載せちゃいました」的なものができていたのに、なぜ主流にならなかったのか・・・ということが今度は気になってきました。
田植えの面積が今に比べて少なかったので、軽油を使うメリットが全然出てこなかったのですかねえ・・・
今日はこんなところで・・・また明日!
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トラクター狂さん こんにちは
使いづらかったとはいえ、15万円で10年とはいい働きをしました!
ちょっと新し目の姿なのに「ん?」と思うようなレトロなエンジン音が響いていたのかな・・・と想像します
あ!なるほどそうです
当時は統一感があったのですね!気がつきませんでした
今はどちらかというと機械の能力とか機能を想像させるよな名前が中心で
海とか空とかあまり関係がなくなっているような気がします
今更ながらのコメントです(汗)
この田植機は元々親戚が使っていたもので、15万で譲ってもらい10年くらい使いました。
ステアリング脇の黄色のレバーは、FCシフトレバーと言って無段階で変速できるヤツで、要はCVTです。
足元の主変速レバーで大まかな速度を決めて、微調整は手元で行うという感じです。
エンジンがディーゼルでフロントが重くて、まっすぐ走ってくれないという欠点がありました(笑)
音も単気筒なんでかなり五月蠅くて、遠く離れていても分かるくらいの独特なサウンドを奏でていましたw
私の友人宅でも以前使っていたらしく、最期は田植途中にコンロッドが折れてエンジンブロックを突き破ってしまうという壮絶な最期を遂げたらしいです(爆)
P.S.この時代のクボタのネーミングのテーマは「空」みたいですね…トラクターはサンシャイン、田植機はレインボー、コンバインはスカイロード…