エンジン音の聞き比べ、おもしろいかも。クボタ新型ジェネストM115GE「撮りトラ@クボタサマーフェア」

今日は先日、Nさんに連れて行ってもらった、クボタ筑波工場で行われた、関東甲信越クボタグループの「クボタサマーフェア」で見たクボタトラクターM115GE「撮りトラ」その2です。

4気筒のジェネストM115GE始動動画

↑4気筒だと静かでなめらか。6000cc以上もあるように思えません。

M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそ
まともな写真があまりないので、前回の記事から・・・M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。
M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。
ランプ類は残念ながら無銘。
ランプ類は残念ながら無銘。
ランプ類は残念ながら無銘。
こういう作業灯も残念ながら無銘。
こういう作業灯も残念ながら無銘。
ウインカー類も無銘。
ウインカー類も無銘。
どういうわけだかこの時はクローズアップに終始しています。そういう気分だったのですね、きっと。
どういうわけだかこの時はクローズアップに終始しています。そういう気分だったのですね、きっと。
穴が6つ空いてるのが気になったと思うんですけど、こういうのもそうです。ネジ穴が切ってあるはずなんですけど、何に使うのかな・・・ナンバーでもないし、おもりはこんな穴じゃ危なくて取付けられないし・・・
穴が6つ空いてるのが気になったと思うんですけど、こういうのもそうです。ネジ穴が切ってあるはずなんですけど、何に使うのかな・・・ナンバーでもないし、おもりはこんな穴じゃ危なくて取付けられないし・・・
M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。
大きなバッテリーが気になったのでしょう。

M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。

M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。
何と製造番号は1番!
M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。
アドブルー尿素水のタンクが付いています。
M115GEはカタログによるとV6108-CR-TIEF4 水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル6124cc 115馬力/2200rpmだそうです。
Nさんが、その尿素水を使ってマフラーの根元のこのふくらんだ部分で窒素酸化物NOxを除去しているのだと教えてくれました。色々なトラクターに付いているこのふくらみ、そういうことだったのか!知らなかった!

尿素を使った窒素酸化物の除去、調べてみると原理としてはなんだかすごく簡単。

原理としては、アンモニア(NH3)が窒素酸化物(NOx)と化学反応することで窒素(N2)と水(H2O)に還元されることを応用したもので、火力発電所や船舶の排気ガス処理システムにヒントを得ている。ただしアンモニアを車両に積むのは危険なので尿素水をタンクに入れて搭載し、これを排気中に噴射することにより高温下で加水分解させアンモニアガスを得る。

このアンモニアによりNOxを還元しN2(窒素ガス)とH2O(水蒸気)を得る。

ということなんです。

CO(NH2)2+H2O (=AdBlue)

2NH3+CO2

4NO+4NH3+O2→4N2+6H2O

CO(NH2)2+H2O (=AdBlue)

2NH3+CO2

6NO2+8NH3→7N2+12H2O

なるほどー・・・尿素水を熱い排気に掛け炭酸ガスとアンモニアガスにして、それを使って窒素ガスと水にするってわけですね!

動画ではカットしてしまいましたが、Nさん「排気が酸っぱい匂いがする」って言ってたんです。僕は「へー」と思っていたのですが、これを見るともしかしたらちょっとオシッコ臭かったりするかもしれません。

写真はこれで最後です。エアクリーナー。これには銘があります。Donaldson ドナルドソン?
写真はこれで最後です。エアクリーナー。これには銘があります。Donaldson ドナルドソン?
調べてみると1964年創業のフィルターの会社です。元々は1915年にアメリカはミネソタ州で、トラクターのフィルター製造から始まった会社のようですが、日本では産業機械のフィルターから手がけたようです。日本の昔のトラクターでは見かけたことがないような気がします。
調べてみると1964年創業のフィルターの会社です。元々は1915年にアメリカはミネソタ州で、トラクターのフィルター製造から始まった会社のようですが、日本では産業機械のフィルターから手がけたようです。日本の昔のトラクターでは見かけたことがないような気がします。

 

せっかくだから色々聞き比べ

 

 

↑エンジンを掛けるだけの動画。シバウラはタイで人気

John Deere 2250 始動動画

↑エンジンを掛けるだけの動画

NISSAN UDエンジンのコマツ・インターナショナル484始動!

↑エンジンを掛けるだけの動画。ハンドルを切ったときに内側と外側のタイヤの角度が違うのにビックリしています。

ベトナムで大人気イセキTS2810始動動画

やっぱりバッテリーが上がっちゃって、1発目は空振りでした。

ヰセキポルシェTB-23始動動画

↑84秒。鉄瓶をハンマーで叩くようなエンジン音で少しビックリしました。

フォードトラクター FORD6610エンジンスタート!

↑数十秒と短いです。音は彼のJD2250に比べてちょっと大きめ。ガロンガロン言います。

シバウラトラクターD288始動!

↑ 動画(49秒)なかなかかからなかったエンジンを持ち主はあっさり始動

2気筒のJB11X始動動画。エンジン音に注目(耳)!

↑キンキンいうところが気に入っちゃいました。

3気筒のB17X始動動画です。

↑25秒ほど。スムーズですけどちょっと苦しそう。

2気筒のブルトラB5000、エンジン始動の動画

↑エンジンかけるだけの数十秒

水冷2気筒ディーゼルZ500型9馬力/3000rpmエンジンがカタカタと動くのがかわいらしいです。

3気筒のクボタB7001「ブルトラ」始動風景動画

↑掛かった瞬間は逃しちゃった・・・ハンドルがプルプル震えててかわいいです。

クボタL2601DTの始動です。

クボタL1-26。

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“エンジン音の聞き比べ、おもしろいかも。クボタ新型ジェネストM115GE「撮りトラ@クボタサマーフェア」” への3件の返信

  1. noraさんこんばんは。
    アンモニアはすっぱい臭いというよりはやはり便所ですね。
    嗅ぐ際は気をつけてくださいね。
    当たり外れ(?)はありますが油断すると結構な便所臭です。
    念のためタンク側ではなく蓋側を嗅ぐ、手で扇いで嗅ぐなどの方法をおすすめします。

  2. 774さん こんばんは

    僕が「酸っぱい匂いがする」と聞いて勝手にアンモニア臭がするのかも・・・と想像してしまったのですが
    炭化水素の匂いかもしれないんですね
    僕はどうしても面白いほうに引っぱれて行ってしまうので
    「青いキャップを開けたら便所の匂いがする」と妄想してます
    ごめんなさい

  3. ジェネストの前側に開けられた穴はウェイトを取り付けるためのステーの取り付け穴です。
    SCR付きの車の排ガスをまじまじと嗅いだことはあまりないのですが、そんなにアンモニア臭はなかったような。
    SCR車に限ったことではないのですが、ディーゼルの未燃焼ガスに含まれる炭化水素はツンとした刺激臭がするのでDOC等の触媒が温まってないと臭うかもしれませんね。
    あと、タンク内でもいくらか尿素の分解が進みますので青いキャップを外すとトイレのようなアンモニア臭がする場合があります。

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