今日はトラクター狂さんに送っていただいた、クボタトラクターブルエースXB1「昔のカタログシリーズ」です。いつもありがとうございます。
カタログがあると飛びついちゃいますねえ・・・やっぱり。魅力的ですもん。
世界の名門はどこへ・・・
世界の名門はどこへ・・・
7年前、あのL2601はずっと自身に満ちあふれ、おもねるところがなかった。
これから7年の間に一体何があったのでしょう? 女性を使うのは世界でも珍しいことではないと思いますが、世界で評価されたという売り方では日本で売れず、別のやり方で売り始めたのでしょうか?
トラクター乗りは男性が多いんでしょうね
イセキも輸入していたゼトアトラクター。実力が拮抗し競争が激しくなるとトラクターに女性をプラスするようになるのかもしれませんねえ・・・
ZETORというメーカーについては、『世界で売れたチェコ生まれ。Zetor(ゼトル)トラクタ 2011←たぶん「撮り虎」』の記事を見てくださいね!
カタログの女性はみのりちゃんなのかなあ・・・
XB1は1983年。1985年のクボタ・ニュー・サンシャイン・ブルトラ「2つのブランドにニューが付く」というよくわからないトラクターのカタログなどは、表紙にトラクターすら出てきませんでした。
そういえばブルエースXB1の1983年は日の本JF1と同時期
『ワインレッドの心・・・後にも先にもファッションがテーマのトラクターはこれだけ?日の本JF1「昔のカタログ」』でもバブルの匂いを嗅ぎました。
正装した男女がトラクターに乗ったり、女の子ばかりでトラクターの出てこないトラクターのカタログ・・・よく考えたら何だかおかしいのですが、当時はイケイケで許されちゃったのでしょうね・・・
女性が出てるのは70年代もあったか・・・
イセキ田植機「さなえ」の広告! 丸の中に女性(桜田順子さんでしたっけ?)が・・・まったくキャプションなしで・・・ものすごく唐突な感じです。でも、一応有名人だし、イメージキャラクターなのはかろうじてわかります。
面積の半分は田植機の気配がすごく薄い感じです。それでいいのか???
これらの広告、1978年のものですから、自信がついた1976年〜1977年の直後から、商品だけで勝負せず、有名人をアイコンに仕立て、目立たせたり、イメージを作り上げてが売る販売が始まっていたんですね。
サブちゃんまで広告塔に
国内販売は低迷してきていたらしい
農機技術概史と業界の動向という年表を見てみると、1980年に米の減反が強化や中古市場の形成、1980年、1981年には冷害で購買意欲が落ちたりして新車のトラクター販売は良くなかったみたいなんです。
カタログは女性が出てきて華やかですが、景気があまり良くなかったことも影響しているのかもしれません。
続きます。