「シアワセなら手を叩こうじゃないか!」サイレント・マジョリティ!

昨日の記事にちょっと関連しているのですが、例の「キカイ探検隊」最終回の農文協が出している農業雑誌、「のらのら」2017年春号の奥付に「のらのら休刊のお知らせ」がありました。

「のらのら」なくなっちゃうんですね。とっても真面目に作られている本だし刺激的じゃないしそんなにバカ売れしてしる本でもないと思いますが、いい雑誌なんです。

いくら少子化だとは言え、子供のことを考えた(いや、子供向けという考え方自体がもういらないってことなのかな)本や雑誌が受験向けとか絵本とか流行情報誌ばかりで良いわけがありません。

でも、なくなっちゃう。

やっぱり、坂本九さんが歌うようにシアワセなら態度で示さないとならないんでしょうね。買うだけでなく、「イイ!」と投書や電話をするなり・・・

少数意見が通りやすすぎる世の中になってない?もしかして

僕のまわりだけの話かもしれませんが、最近僕が「イイ!」と思うコトやモノいろいろ、とても厳しい状況に置かれてきています。

それというのも、満足している人は声を上げないからじゃないかとひそかに分析してみました。(もちろん、具体的にリサーチしたわけではない妄想分析なわけですが)

1.まあ、満足してるんだからそこで完結していて、声を上げないのがフツーなんですが、どんなに良いコトやモノでも色々な条件によって不満を持つ人はいるわけで、不満を持つ人は不満なんだから当然声を上げます。

2.そうするとコト・モノ提供者は不満ばかりを耳にすることになります。

3.さらには今はどこでも業績や経済の状態はメチャメチャ良いわけじゃないでしょうから「打ち切ろうか」って話になるんじゃないかと思うんです。

この三段論法で効果や結果が目に見えにくい文化的だとか教育的分野だとか趣味分野のコトやモノが消滅していってるんじゃないでしょうか?

「予算が足りなぁ〜い」という逆風の中でかろうじて立っている。でもとっても大切で「イイ!」コトやモノですから、1本のクレームで簡単に倒れちゃう。
少数意見はとっても大切。大切なんですけど、バランスを欠くのも困ります。

というわけで、「イイ!」と思ったら積極的に声を上げる。そうしないとこれからはすべての「よいもの」がなくなってしまうと思います。

シアワセなら態度で示そう!ホント坂本さん、イイこと言います。

シアワセなら手を叩こう!シアワセなら態度で示そうじゃないかっ!
シアワセなら手を叩こう!シアワセなら態度で示そうじゃないかっ!

ウィキペディアによるとサイレント・マジョリティは「黙っているのは肯定的だということだ」とそうしたいヒトに取られていたようですが、今は「こう言っている人もいるから取りやめよう」と、少数意見がそうしたいヒトの背中を押している。

ただそれだけで結局何か別の意図を持った「そうしたいヒト」に「物言わぬ多数派」や「声高な少数派」が利用されているだけ・・・という意見もあります。でも、「シアワセで手を叩いているヒト」はなかなか別の意図では利用しにくいはず。

と、いうわけで、「シアワセなら手を叩こうじゃないか!」

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