スキマをうめて大人気?クボタブルトラB5000「撮りトラ」

月末のお忙しい時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今日は以前見た、SさんのブルトラクボタB5000「撮りトラ」です。

まずはエンジン始動の動画

↑エンジンかけるだけの数十秒

水冷2気筒ディーゼルZ500型9馬力/3000rpmエンジンがカタカタと動くのがかわいらしいです。

ちょっと農研機構のデータベースで調べてみたのですが、1976年以前のものは載っていないので1976年のB6001しか確認できません。tractordata.comによると1973年〜1977年あたりの製品のようで、昨日のヰセキTS2400よりは新しいトラクターということになります。それでも今年44歳。

畑作用の大型トラクターしかなかった時代、こんなに小さくて軽くてしかも四駆のトラクターはきっと田んぼにぴったり!すっぽりと抜けていた田んぼというトラクターの活躍の場を埋めたんだろうなあ・・・
畑作用の大型トラクターしかなかった時代、こんなに小さくて軽くてしかも四駆のトラクターはきっと田んぼにぴったり!すっぽりと抜けていた田んぼというトラクターの活躍の場を埋めたんだろうなあ・・・
今となってはごく普通でなんてことはないけれど、こんなふうに「愛称」が付いたのも画期的じゃなかったのかなあ・・・ある意味発明ですよね!
今となってはごく普通でなんてことはないけれど、こんなふうに「愛称」が付いたのも画期的じゃなかったのかなあ・・・ある意味発明ですよね!

足踏み式脱穀機「ナントカ号」みたいな、愛称とまではいかない「呼称」のようなものはそれまでも存在してたか・・・とにかく売り方にしても今までと視点をずらすというか、スキマを埋めるような形だったんじゃないでしょうか。(こじつけすぎ?)

面構えもユニーク。でも、よく見ると後のLシリーズの面影もありますね。基本構造が一緒です。
面構えもユニーク。でも、よく見ると後のLシリーズの面影もありますね。基本構造が一緒です。
クボタL3001DTとクボタL1501、お顔比較。すごく印象が似てるのに、並べてみるとずいぶん違うことがわかります。ふくよか社長顔とうらなりのナス顔。
クボタL3001DTとクボタL1501、お顔比較。トラクターなんてみんな一緒というのは言いっこナシです。
すごく前輪のジョイント部分がでかくて目立ちます。
すごく前輪のジョイント部分がでかくて目立ちます。
乗って見ると人が乗る限界という印象。ミニュチュアトラクターという感じです。どこもかしこもキュウキュウに狭い。
乗って見ると人が乗る限界という印象。ミニュチュアトラクターという感じです。どこもかしこもキュウキュウに狭い。
ステップなんかバイク程度です。
ステップなんかバイク程度です。
すごく狭いです。
すごく狭いです。
機種名:日の本号トラクタ 形式・使用:MB13型 12.5馬力 ニッサンエンジン 製造社・国:日の本㈱ 日本 製造年度:1964(昭和39)年 使用経過:末永が近年になって入手、経過は不明。自家で保存中のもの。
そういえば東洋社の日の本MBシリーズも「小さいことはいいことだ」と言ってました。

僕、ミニチュアだと思っていたんですが、よく見るとMiniature・・・ミニアチュアなの????

機種名:日の本号トラクタ 形式・使用:MB13型 12.5馬力 ニッサンエンジン 製造社・国:日の本㈱ 日本 製造年度:1964(昭和39)年 使用経過:末永が近年になって入手、経過は不明。自家で保存中のもの。
日の本MB13のバッジを拡大してみるとMB13のMBは「Miniature Better」の略だったということがわかります。
よく見ると微妙に後輪に向けてフレームが下がっているんですね。
よく見ると微妙に後輪に向けてフレームが下がっているんですね。

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