MF乗りは尻が丈夫?MF25/MF35/MF35X トラクターのシートに注目!その1「撮り虎@土の館」

今日は北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』でando、hokkaidoujinさんと見た、マッセイ・ファーガソンMF25/MF35/MF35Xのトラクターシートに注目して「撮りトラ」その1です。

今日のところは別々に行ってみます。

まずマッセイファーガソンMF25

詳しくは『フランス生まれのファーガソン、MF-25その1・・・「撮りトラ@土の館」』のリンクをみてもらうとしてまずはマッセイファーガソンMF25。

機種名:マッセイファガソントラクタ 型式・仕様:MF-25 27馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。 個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。 40年後の今も現役で使用しているものも多い。 中古で取得、経歴不明。
何だかエンジンが船のようなお皿に載っています。ちょっと変わっているなあ。ランプの奥にホースの繋がった何かのデバイスみたいな部分が見えますが、この詳細の写真が残念ながらありません。
キャプションは・・・
キャプションは・・・

機種名:マッセイファガソントラクタ
型式・仕様:MF-25 27馬力
製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス
導入年度:1962(昭和37)年
使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。
個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。
40年後の今も現役で使用しているものも多い。
中古で取得、経歴不明。

ここでは製造国がイギリスになっていますけど、僕の調べた限りではフランス、ボーベの工場で作られた模様です。

機種名:マッセイファガソントラクタ 型式・仕様:MF-25 27馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。 個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。 40年後の今も現役で使用しているものも多い。 中古で取得、経歴不明。
これがそのシート。みょうに前が盛り上がってます。屋外保管が長くて錆で底が抜けちゃったのか、大きな溶接痕。座ぶとんなしでは痛そうです。
機種名:マッセイファガソントラクタ 型式・仕様:MF-25 27馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。 個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。 40年後の今も現役で使用しているものも多い。 中古で取得、経歴不明。
サスペンションは板バネのみ。座面の形も丸いふりして直線で構成されたというか、いかにも工業製品・・・って形ですね。
その板バネはフレームに直付け。ナンバーステーと2本のボルトで共締めです。
その板バネはフレームに直付け。ナンバーステーと2本のボルトで共締めです。
機種名:マッセイファガソントラクタ 型式・仕様:MF-25 27馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。 個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。 40年後の今も現役で使用しているものも多い。 中古で取得、経歴不明。
これはシートとは関係なく、ペダルがカッコいいなあ・・・と思って撮った写真。踏み込み代の分、足乗せ台がえぐれてるのがおもしろい!
機種名:マッセイファガソントラクタ 型式・仕様:MF-25 27馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:国産トラクタが普及し始めた、その中でも大型であった。 個人所有は町内でも何台もなく、近所から頼まれ賃作業で忙しかった頃のもの。 40年後の今も現役で使用しているものも多い。 中古で取得、経歴不明。
いちばん最後に付けた感満載の座席。考えてみると、今も昔もトラクターの座席の位置ってここって決まってますよね?高さは色々違うし多少前後もするのでしょうけど・・・

続いてマッセイファーガソンMF35

MF25がフランス生まれだったのに対して・・・『こちらは英国生まれ、マッセイファーガソンMF35・・・「撮りトラ@土の館」』から全体写真を・・・

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:MF-35 37馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 英国 導入年度:1959年(昭和34) 使用経過:堀部氏は昭和28年4月にウイリスジープを農耕用に導入している。帯広地方ではかなりに早い導入であった。  のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。 30年ほど大切に使用していたもの。
これもなかなか美しい形。グリル正面のステーはナンバー架台でしょうか。こんなところに付けていたんだなあ・・・何だか台無しです。このタイプは梶棒が外に見えます。フットレストの形がなかなかオシャレ!
キャプションを読んでみましょう。
キャプションを読んでみましょう。

機種名:ファガソントラクタ
形式・仕様:MF-35 37馬力
製造社・国:マッセイファガソン社 英国
導入年度:1959年(昭和34)
使用経過:堀部氏は昭和28年4月にウイリスジープを農耕用に導入している。帯広地方ではかなりに早い導入であった。
 のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。
30年ほど大切に使用していたもの。

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:MF-35 37馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 英国 導入年度:1959年(昭和34) 使用経過:堀部氏は昭和28年4月に<a href="https://oba-shima.mito-city.com/2015/01/15/willis_jeep-2/">ウイリスジープを農耕用に導入している。</a>帯広地方ではかなりに早い導入であった。  のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。 30年ほど大切に使用していたもの。

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:MF-35 37馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 英国 導入年度:1959年(昭和34) 使用経過:堀部氏は昭和28年4月に<a href="https://oba-shima.mito-city.com/2015/01/15/willis_jeep-2/">ウイリスジープを農耕用に導入している。</a>帯広地方ではかなりに早い導入であった。  のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。 30年ほど大切に使用していたもの。
なんだかMF25よりオシリにキツそうな状態に退化してるような・・・

このころのフォードも同じようなタイプだったと記憶してますが、ザノッタの椅子タイプのMF25よりこっちのほうがいいのかなあ・・・

クッションは厚めのものが付いていますが、悪くなったシートをクッションでカバーしようとしてるのかも。

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:MF-35 37馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 英国 導入年度:1959年(昭和34) 使用経過:堀部氏は昭和28年4月に<a href="https://oba-shima.mito-city.com/2015/01/15/willis_jeep-2/">ウイリスジープを農耕用に導入している。</a>帯広地方ではかなりに早い導入であった。  のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。 30年ほど大切に使用していたもの。

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:MF-35 37馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 英国 導入年度:1959年(昭和34) 使用経過:堀部氏は昭和28年4月に<a href="https://oba-shima.mito-city.com/2015/01/15/willis_jeep-2/">ウイリスジープを農耕用に導入している。</a>帯広地方ではかなりに早い導入であった。  のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。 30年ほど大切に使用していたもの。
くたびれたシート。
機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:MF-35 37馬力 製造社・国:マッセイファガソン社 英国 導入年度:1959年(昭和34) 使用経過:堀部氏は昭和28年4月に<a href="https://oba-shima.mito-city.com/2015/01/15/willis_jeep-2/">ウイリスジープを農耕用に導入している。</a>帯広地方ではかなりに早い導入であった。  のちに、下取りに出してトラクタ導入プラウ・ロータリーバックレーキ付で120万円、一年の農産販売が70万円のころ、大変高価な投資であった。 30年ほど大切に使用していたもの。
クッションがついているので、鉄のベースは真っ平ら。でもMF25はクッションがなかったのに尖った部分が当たるところは平らでしたねえ・・・
シートの出来はいただけないけど、ここらへんは美しい!
シートの出来はいただけないけど、ここらへんは美しい!
シートとナンバーがセットなのはMF25と一緒。
シートとナンバーがセットなのはMF25と一緒。

最後にマッセイファーガソンMF35X

『マッセイファーガソンMF35XとMF35とMF25と・・・「撮りトラ@土の館」』で紹介したMF35X

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:35 37馬力 製造社・国:ファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:当時の大型トラクタでは主流の機種。年間一台で1000時間以上も稼働していた。30年間使用したもの。
大きな補助ステップとそこに乗る人が掴まるためでしょう・・・支柱がついています。どんな作業に使われた物なのかなあ・・・
キャプションを読んでみましょう。
キャプションを読んでみましょう。

機種名:ファガソントラクタ
形式・仕様:35 37馬力
製造社・国:ファガソン社 イギリス
導入年度:1962(昭和37)年
使用経過:当時の大型トラクタでは主流の機種。年間一台で1000時間以上も稼働していた。30年間使用したもの。

あっさりしたものです。

XとXなしでは全く同じにも見えますけど、エンジンも3気筒で馬力も変わらないはずなのにマフラーの出る方向が違うのと、ステッカーの最後に「X」ってついてるくらい。

ほぼ一緒の機体です。ですからシートもほぼ一緒。ただ、こっちのほうが新しいので少しクッションがしゃきっとしてるかも。
ほぼ一緒の機体です。ですからシートもほぼ一緒。ただ、こっちのほうが新しいので少しクッションがしゃきっとしてるかも。

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:35 37馬力 製造社・国:ファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:当時の大型トラクタでは主流の機種。年間一台で1000時間以上も稼働していた。30年間使用したもの。

機種名:ファガソントラクタ 形式・仕様:35 37馬力 製造社・国:ファガソン社 イギリス 導入年度:1962(昭和37)年 使用経過:当時の大型トラクタでは主流の機種。年間一台で1000時間以上も稼働していた。30年間使用したもの。
35も35Xも赤のパイピングが特長のクッション(厚め)付き。
同じくナンバーを付ける部分でもあります。
同じくナンバーを付ける部分でもあります。

しばらくトラクターのシートに注目してきたわけですが、英国製、もしくは英国の会社は尻に無頓着。「座ぶとんでもしいとけ!」なイメージ。ドイツ製、もしくはドイツ系の会社は一所懸命座ぶとんを敷かなくても快適なように考えたようすが窺えます。

米国は・・・どちらかといえばドイツ寄りかなあ・・・

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“MF乗りは尻が丈夫?MF25/MF35/MF35X トラクターのシートに注目!その1「撮り虎@土の館」” への2件の返信

  1. MF35さん こんばんは
    コメントありがとうございます
    いいことを聞きました
    さっそく調べてみたいと思います!

  2. はじめまして少し補足ですがMF35とMF35xの見た目の差はデフロックがあるなしとPTOレバーが若干ちがいます。あとはエンジンはA3.152なんですがの燃焼方式が違うことだと思います。

nora へ返信する

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