投稿日: 2016年12月27日2022年1月8日見慣れたような、そうでないような顔、誕生は1971年あたり?クボタL240「撮りトラ」 今日は何にしようかなあ・・・と写真をつらつらと眺めていて決めた、見慣れたようなそうでないような顔、北海道の中古ヤードでandoやhokkaidoujinさんと見たクボタL240「撮りトラ」です。クボタL240(初めはL24Dと書いてあるのかと思っちゃいました)農研機構のデータベースにもなく年式は定かではありません。燃料ポンプから2気筒であることはわかります。型式で「24馬力なのかな?」という想像はできそうです。座席の背中部分、6角ボルトがモロ出てます。もしクッションなどが付いていなかったとしたら、ずいぶん人に優しくないシートでしたね。以前の記事『きれいなクボタL1501スペシャル「撮りトラ」』の年表で見てみると、1971年のあたり(4輪駆動のブルトラ製造開始と書いてあります)にL280というのがありますからこの辺じゃないでしょうか?エンジンは縦型2気筒。もしかしたらT15に載っていたUH型ディーゼルの子孫かもしれないですね。マフラーあたりがすごく似てるし。産業技術史資料情報センター、産業技術史資料データベースによれば、UHは1959年発売で、昭和35年に発売された国産初の乗用トラクタ「T-15」に搭載された、立形2気筒水冷4サイクル直接噴射式ディーゼルエンジン;当時の耕うん機等に搭載された農業用ディーゼルエンジンは横形が主流であったが、乗用トラクタ用として開発され、後の立形ディーゼル全盛の先駆けとなった。・・・とあります。クボタL240。Lの1000番台に似てますけど両目が張り出しています。横から見るとペタッと付けた感じで違和感があります。正面顔はこんな感じ。あ!オレンジの部分から目がハミ出してるんだ・・・他のカエル顔と比べてみましょうL2201DTスペシャルとL1501スペシャル。Lの1000番台(1972?〜1977?)はオレンジの中に目がおさまっています。こちらは『スレートハウスで見つけたクボタL2000DT』で紹介したクボタL2000DT。オレンジの中に目がおさまっています。こちらは『クボタL3001DT「撮りトラ」その1』で紹介した正面顔。これもオレンジ範囲内。似たような顔の中にも微妙に違いがあります。注目はハンドルものすごーくシンプルな操作系。注目はハンドル。Lの1000番台とは明らかに違います。丸ではなく三角形。 “見慣れたような、そうでないような顔、誕生は1971年あたり?クボタL240「撮りトラ」” の続きを読む共有:FacebookTwitterPinterestLinkedInメールアドレスいいね:いいね 読み込み中…