多彩な技を持つ人たち & まるで網引き →昨日は活動日でした。

昨日は活動日でした。いつもの草刈りとは違い「子供達もお世話をするヒガンバナを植えた法面の足場に」と、側溝のフタをかける作業と、小排水路に生えたアシカキの除草?駆除?を行いました。

いくつか行った活動のうち、まずは小排水路に生えたアシカキの除草から・・・

除草した草が正確にアシカキと特定したわけではありませんが、アシカキだとすればイネ科,、サヤヌカグサ属の植物で、学名がLeersia japonica Makinoっていうんです。もしかしたら「日本の植物学の父」といわれるあの牧野富太郎先生が見つけたものかもしれませんね!

まるで網引き!アシカキの除草

↑せいぜい40秒ほど・・・見てね!

アシカキは横に伸びて絡み合い、足が引っかかるという「足掻き」の意味があるのではないか?と、どこかのサイトに出ていました。
アシカキは横に伸びて絡み合い、足が引っかかるという「足掻き」の意味があるのではないか?と、どこかのサイトに出ていました。
アシカキの除草
見てください。一人じゃ全然足りなくて、これだけの人数が力を合わせないと持ち上がらないというか、引き上げられません。
いつもは個人個人でやる人はやる、やらない人はやらない・・・とバラバラの対応だったそうです。
小排水路の除草は個人個人でやる人はやる、やらない人はやらない・・・とバラバラの対応だったそうです。
アシカキの除草
それが今回多面的機能支払の活動で初めてチャレンジ!まるで魚取りというか、網を引いているようです。
アシカキの除草
疲れちゃったなあ・・・たくさんのアシカキの茎が絡み合って網のようになっている上に、根っこは泥をしっかり抱えていてホントに重いんです。

なんだか見ていてすごく息が合っているというか、同じ方向を見ているというか、すごく「チーム感」を感じました。

色々とご意見もあるでしょうが、まっさきにこれを思い浮かべました。(向いている方向は違うケド)
色々とご意見もあるでしょうが、まっさきにこれを思い浮かべました。(向いている方向は違うケド)
そのチームの休息・・・
そのチームの休息・・・

アシカキについては過去に『駆除後のアシカキ(雑草の話です)』『アシカキ(ヨバイ)水辺の植物』の記事があります。

以前の写真ですが、まったく網引きとしか見えませんね。
以前の写真です。まったく網引きとしか見えませんね。

一方、もう一つのミッション側溝のフタ掛け

もう一つの活動は子供達が夏にお世話をするヒガンバナの法面の側溝に足場代わりのフタをする作業です。これは問い合わせたところ、多面的機能支払の活動のうち、施設の長寿命化の活動にあたるそうで、やっているほうは一連の作業ですがおサイフが違います。
もう一つの活動は子供達が夏にお世話をするヒガンバナの法面の側溝に足場代わりのフタをする作業です。これは問い合わせたところ、多面的機能支払の活動のうち、施設の長寿命化の活動にあたるそうで、やっているほうは一連の作業ですがおサイフが違います。

でも、ちゃんと向きを確認して土を被せるのはお母さん。子供は興味のあることしかやらないからなー。
夏の写真。お母さんや子供が作業するので足場があったほうが安全だ・・・という観点です。
環境保全会で3年前から植えている道ばたのヒガンバナが咲いたので写真を撮ってきました。
咲いたときはこんなでした。今は花も落ちて葉が出てきています。球根に養分を蓄えようとしているんですね。
あらかじめ会長さんが買ってきてくれていた側溝のフタ。運賃が一つあたりフタの値段と同じだけかかるそうです。
あらかじめ会長さんが買ってきてくれていた側溝のフタ。運賃が一つあたりフタの値段と同じだけかかるそうです。
それをわっせわっせと軽トラに乗せてきます。省力化、機械化ですね。近所の人たちは農家でもありますが多彩な経歴の持ち主。色々な職能を持っているので油断なりません。
それをわっせわっせと軽トラに乗せてきます。省力化、機械化ですね。近所の人たちは農家でもありますが多彩な経歴の持ち主。色々な職能を持っているので油断なりません。
一つ32キロ。一人で持てないことはないですが、いちいちそうやっていては疲れ切ってしまいます。頭と機械を使って・・・さすがです。
一つ32キロ。一人で持てないことはないですが、いちいちそうやっていては疲れ切ってしまいます。頭と機械を使って・・・さすがです。
フタをきっちり乗せるためにきれいに側溝の両脇を掃除しています。
フタをきっちり乗せるためにきれいに側溝の両脇を掃除しています。
ちょっとアシカキの除草の写真を撮ってきたらもうこれだけ伸びてる! 手際がいいです。
ちょっとアシカキの除草の写真を撮ってきたらもうこれだけ伸びてる! 手際がいいです。
軽トラの荷台からこうやって2人で降ろして・・・
軽トラの荷台からこうやって2人で降ろして・・・
奥へ寄せてスコップで微調整。これがカッコイイ!
奥へ寄せてスコップで微調整。これがカッコイイ!
年長者のほうのMさん。無意識にスコップでこうやっているそうです(以前こういう仕事もやっていた)。魔法のようにフタの通りがでていきます。
年長者のほうのMさん。無意識にスコップでこうやっているそうです(以前こういう仕事もやっていた)。魔法のようにフタの通りがでていきます。
どうやってもこのカッコよさは伝わりにくいと思いますが、GIFアニメにしてみました。
どうやってもこのカッコよさは伝わりにくいと思いますが、GIFアニメにしてみました。
いったん休憩をはさんで・・・・
いったん休憩をはさんで・・・・
完成です!
完成です!
こちらのほうまで・・・隙間があいているのはメンテナンスしやすいようにです。
こちらのほうまで・・・隙間があいているのはメンテナンスしやすいようにです。

もちろんこのお方も

今回唯一の女性です。いつもありがとうございます。
今回唯一の女性です。いつもありがとうございます。

ちょっと時計を巻き戻します

朝のミーティング? 今回もたくさんの方に集まっていただきました。ありがとうございます!
朝のミーティング? 今回もたくさんの方に集まっていただきました。ありがとうございます!
時計を巻き戻したのはこれのため。備品で刈り払い機を1台買ったんです。(刈払機を持っていない人もいるので)僕も使ってみたかった青い丸山。JAの特価品。
時計を巻き戻したのはこれのため。備品で刈り払い機を1台買ったんです。(刈払機を持っていない人もいるので)僕も使ってみたかった青い丸山。JAの特価品。
あっという間に人だかり。新しい刈払機はアクセル部分に安全機能がついて今までのものとちょっと変わっているので、興味津々です。
あっという間に人だかり。新しい刈払機はアクセル部分に安全機能がついて今までのものとちょっと変わっているので、興味津々です。

農家の人たちは活動の中で普段見せない職能をさりげなく見せてくれます。なかなかそれがおもしろい! さんかされたみなさん、お疲れさまでした!

最後にこれまで集めた草刈りの再生リストを貼っておきます

尻切れとんぼですけど今日はここまで。また明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“多彩な技を持つ人たち & まるで網引き →昨日は活動日でした。” への6件の返信

  1. 愛読者さん おはようございます

    右のハンドルだけちょっと前傾ですね? やってみます!

  2. 安全レバーを握り続ける右手首が疲れる件

    ハンドルの取付角度を少しだけ前傾させ、手首が自然な角度でレバーを握れるように調整すると、全然疲れませんので(安全レバーを固定しちゃう前に?)一度試してみてください。

  3. おじまさん おはようございます

    昨日伐採した山の中をたまたま歩いていて
    アケビのツルに足を引っかけて思い切り(単車以外では超ひさしぶりに)どうにもならない状態で転びました
    その瞬間「これがアシカキかっ!!!!」と思ったのですが、確かに
    「掻く」という言葉は引っ掛けるというよりは

    「葉の縁には堅い毛があり、非常にざらつく。同属のサヤヌカグサもざらつくが、こちらの方がよりざらつき度合いは強い。和名のアシカキは、足をひっかくとの意味で、裸足で小川に入ると痛いほどである。」

    こっちのほうがふさわしい感じがしますね
    (もちろん、昨日転んだみたいにアシカキで足を引っかけることも充分できますが)

    それにしても裸足で水に入ること、少なくなっちゃったので痛い思いをする人も最近はいないでしょうね

  4. 愛読者さん おはようございます

    この青い刈払機はハンドルを離した際にスロットルの位置が変わらずにエンジンがアイドリング状態になるヤツでした
    販売店の方に説明を聞いた時は「わりと便利じゃん」と思いました
    ただ、見た皆さんの中にはおっしゃるように「安全レバーを握り続ける右手首が疲れる。」といっている人もいました

  5. おはようございます。

     >アシカキは横に伸びて絡み合い、足が引っかかるという「足掻き」の意味があるのではないか?

    どうも自分の記憶の中の語源と違うなぁと思いちょっと検索してみました。
    以下もどこかのサイトからの引用ですが,私はこれで覚えてました。

    「葉の縁には堅い毛があり、非常にざらつく。同属のサヤヌカグサもざらつくが、こちらの方がよりざらつき度合いは強い。和名のアシカキは、足をひっかくとの意味で、裸足で小川に入ると痛いほどである。」

  6. >隙間があいているのはメンテナンスしやすいように

    このスキマって意外と危険なので、杉板か何かで蓋を作って塞いでおいた方が良いと思います。

    作業に夢中になって落とし穴に落ち、足を折ったりするんですよ。

    >新しい刈払機はアクセル部分に安全機能がついて

    最近はハンドルを握っていないとエンジンの回転数が上がらない仕掛けになっていていますね。

    「刈払機のスロットルレバー装置に係わる取り組み」
    http://www.jfmma.or.jp/brushcutter201004.pdf

    この安全装置ですが、ハンドルを離した際にスロットルの位置が変わらずにエンジンがアイドリング状態になるヤツと、スロットルがアイドリング位置に戻っちゃうヤツがあります。

    前者は、スロットル位置が変わっていないので、そのまま安全レバーを握ると元の作業状態に復帰できますが、後者は手を離す度に2動作(1.安全レバーを握る 2.スロットルレバーを上げる)が必要です。

    後者のユーザーが「面倒がって、安全レバーをケーブルタイなんかで固定しちゃうんだよ(笑)」って、農機具屋さんが言ってました。

    また、レバーを固定しちゃう理由として「安全レバーを握り続ける右手首が疲れる。」っていうヒトも居るみたいで、ハンドルの位置や角度の微調整って、割とやらないヒトが多いみたいです。

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