新車でした。目ん玉つながりの輸出仕様・・・クボタL2500@「撮りトラ」

クボタ教の教祖Nさんに連れて行ってもらった、クボタ筑波工場で行われた、関東甲信越クボタグループの「元氣農業応援フェア」2016。その中で会場の隅に置いてあった輸出仕様のクボタL2500「撮りトラ」その2です。

木田さんの指摘の通り以前トラクター狂さんに送ってもらったnewL1-5シリーズの顔と一緒でした。(カタログを送ってもらっていましたね)
参照→『シンプルにスピードをアピール!(と言っても24キロ)クボタL1-325DS「昔のカタログ」』

kubota tractor new L1-5series catalog
NEW L1-5シリーズのカタログ。昭和63年12月作成の記載があります。1988年、なんと27年前!

同じ顔で1976年から2000年まで25年以上やってくると、どこかで変化をつけたくなってくるんでしょうね・・・目ん玉はつながってきちゃうみたいです。クボタはこの目ん玉つながり、結構気に入っているみたいで、これ以降各車種に見られますよね!
国内では1988年にもう目玉はつながっちゃってたんですね!
トラクターは息が長い商品で、その長い商品生活の中にこういった微妙な変化が見られて興味深いですよね!
これでいいのだ!
13.1時間でいいのでしょうか?新車ですよね?
13.1時間でいいのでしょうか?新車ですよね?
きっとここには四角いメーターが並ぶはずだったのだけど、輸出仕様はあえてアナログメーターを配置したと思うんです。
きっとここには四角いメーターが並ぶはずだったのだけど、輸出仕様はあえてアナログメーターを配置したと思うんです。
NEW L1-5シリーズはこのようなアナログメーターではないと思います。(カタログではよくわからないのですが)四角いパネルに丸いメーターが寂しげ。
NEW L1-5シリーズはこのようなアナログメーターではないと思います。(カタログではよくわからないのですが)だって四角いパネルに丸いメーターが寂しげ。

new L1-5シリーズと違って各部を「黒」で締めてすごくコンパクトに見せています。
new L1-5シリーズと違って各部を「黒」で締めてすごくコンパクトに見せています。
クボタトラクターL2500 どこかで見たことのあるオーソドックスな顔。
クボタトラクターL2500 どこかで見たことのあるオーソドックスな顔。
tractordata.comによるとL2500は1998年〜2000年 3気筒1.4Lディーゼルエンジン27馬力だそうです。
tractordata.comによるとL2500は1998年〜2000年 3気筒1.4Lディーゼルエンジン27馬力だそうです。
kubota tractor new L1-5series catalog
色合いが違うだけでずいぶん印象が変わりますね。
この音叉みたいなアンテナみたいな安全フレーム、国内向けにも同じようなものがついてました。
この音叉みたいなアンテナみたいな安全フレーム、国内向けにも同じようなものがついてました。
L1やL1-5に比べて少し目が細くなっているんですね。スポーツ選手が目の下に貼る黒いヤツ(アイパルパッチというらしいですけど)がついてる分細くなってます。
L1やL1-5に比べて少し目が細くなっているんですね。スポーツ選手が目の下に貼る黒いヤツ(アイパルパッチというらしいですけど)がついてる分細くなってます。
きっと目ん玉つながりカバーしてしまったので、雨が入ったりして曇るのを抜くためにこのようなスリットが入っているのでしょう。
きっと目ん玉つながりカバーしてしまったので、雨が入ったりして曇るのを抜くためにこのようなスリットが入っているのでしょう。
センターマーク。サンシャインの「S」こそないですが、光をモチーフにした造形がその名残を感じさせます。隠れサンシャインですね。
センターマーク。サンシャインの「S」こそないですが、光をモチーフにした造形がその名残を感じさせます。隠れサンシャインですね。
やけに大きなウインカー。当時はもうすでに何もかも四角が主流だったと思いますが、丸です。
やけに大きなウインカー。当時はもうすでに何もかも四角が主流だったと思いますが、丸です。
メーカーはIMASEN 今仙電機。
メーカーはIMASEN 今仙電機。
外装も余計な色を使わず、白、オレンジ、黒。統一感もありシンプルで好感が持てます。ステップがなぜかオレンジ。
外装も余計な色を使わず、白、オレンジ、黒。統一感もありシンプルで好感が持てます。ステップがなぜかオレンジ。
クボタL245-Ⅱ DTはグレーだったのですが、同じ形状でこちらはオレンジ。
クボタL245-Ⅱ DTはグレーだったのですが、同じ形状でこちらはオレンジ。
何だかオレンジが少ないなあ・・・と思ったのですが、よく見たら操舵のリンクの部分、パネルが取り付くようになっています。ここはきっとオレンジのパネルが入るんだろうな。
何だかオレンジが少ないなあ・・・と思ったのですが、よく見たら操舵のリンクの部分、パネルが取り付くようになっています。ここはきっとオレンジのパネルが入るんだろうな。
クボタトラクターL2500
この下の部分です。
クボタL245-Ⅱ DTはグレーだったのですが、同じ形状でこちらはオレンジ。
クボタL245-Ⅱ DTはグレーだったのですが、同じ形状でこちらはオレンジ。
クボタトラクターL2500
で、操舵のリンクはこのようにつながっています。

クボタトラクターL2500

クボタトラクターL2500
それからこれは・・・何を撮ろうとしたんでしょうね・・・思い出しました。この黒い、♥を半分に割ったような形のもの、シートベルトの巻取装置です。多分。珍しかったので撮りました。
クボタトラクターL2500
この写真で言うと上両側にシートベルトを固定している金具が見えます。安全フレームはリヤホーシングに付いているんですね。
クボタトラクターL2500
ついでなので後ろ側の写真を並べます。

クボタトラクターL2500

クボタトラクターL2500
あ!この写真だとシートベルトがぶら下がっているのが確認できますね!
クボタトラクターL2500
何かのスイッチがムキ出しで付いてます。前からなんだろうと思っていたのですが、赤いオイル注入口に付いているフック状のもの、ブリーザーパイプだったんですね。やっとわかりました。あまり見かけないですね。

L2500、既に完成して、しっかりして固いものだけを集めて(多少見てくれは悪くても)できているように見えます。きっと海外の人たちの好みなんでしょうね。

多少トラクターに対しての夢とか希望とかが少ないように感じられ、「ちょっとくらいムフフって思うところがあったほうがいいんじゃないの?」なんて僕だったら思っちゃいますが、これも仕事の道具として見栄や過度な装飾を求めず、確実で丈夫な古いモノを評価しているということなのでしょう。

今日のところはこれで終わりです。また明日!

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