いろいろな専門メーカーがある!クボタM7001シリーズ、M7171・・・撮りトラ@「JA&クボタ 全力応援夢農業2016」

3月もかなり押しつまってケツに火が付いてきました。これを息を止めて走り抜ければバラ色の地平が広がっている・・・はず。

今日は今日は宇都宮のろまんちっく村で開かれた「JA&クボタ 全力応援夢農業2016」で見た、クボタトラクターM7001シリーズ「撮りトラ」、M7171です。

コーフンしてかぶりついてしまったので詳細の写真ばかり。全体の写真が「ない」という異例の事態ですが、きっと全体の写真は他の人がたくさん撮っていると思うのでそちらを探してご覧ください。(ごめんなさい)ということで・・・

まずは間が開いたので長々とおさらい・・・M7131の動画。

↑ 動画(73秒)試乗会で走っているだけ。

↑ 動画(85秒)これも圃場を走っているだけ。

工場はフランスでした(これもおさらい)

グーグルマップで調べてみました。

工場はずいぶんと北にあります。ベルギーとの国境にも近い。フランスにトラクター見学(もちろん妄想ですけど)へ行ったら見に行ってみたいな。

ストリートビューだとこう・・・2013年9月時点ですから、まだ看板も上がっていないです。

ここからが本題。クボタM7001シリーズ、M7171

全体の写真はこのバナーでご勘弁ください。
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ここの展示の唯一の顔写真。tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
ここの展示の唯一の顔写真。tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。

tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
機体はクボタトラクターM7171プレミアム。
tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
前から見ていきます。すごいことになっています。
tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
付いているのはビコンディスクモア。Vicon社 ディスクモア EX332F 作業幅:3200mm ディスク:8枚(3枚刃) 所要馬力:55ps〜 ◎独自の3枚刃がキレイに刈取り2番草の育成にも効果あり ◎上下左右の凹凸に追従しロスのない美しい刈り取り ◎フロント専用のPTO1000rpm 小売価格¥2,808,000
全体像はカタログでご覧ください。
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Vicon社 ディスクモア EX332F 作業幅:3200mm ディスク:8枚(3枚刃) 所要馬力:55ps〜 ◎独自の3枚刃がキレイに刈取り2番草の育成にも効果あり ◎上下左右の凹凸に追従しロスのない美しい刈り取り ◎フロント専用のPTO1000rpm 小売価格¥2,808,000
Vicon社 ディスクモア EX332F トラクター側から見るとこんな感じ。
Vicon社 ディスクモア EX332F 作業幅:3200mm ディスク:8枚(3枚刃) 所要馬力:55ps〜 ◎独自の3枚刃がキレイに刈取り2番草の育成にも効果あり ◎上下左右の凹凸に追従しロスのない美しい刈り取り ◎フロント専用のPTO1000rpm 小売価格¥2,808,000
今回僕の注目は(わかる人は色々あると思いますけど)これ。右端の黒い筒。
Vicon社 ディスクモア EX332F 作業幅:3200mm ディスク:8枚(3枚刃) 所要馬力:55ps〜 ◎独自の3枚刃がキレイに刈取り2番草の育成にも効果あり ◎上下左右の凹凸に追従しロスのない美しい刈り取り ◎フロント専用のPTO1000rpm 小売価格¥2,808,000
取説!!!! 丸めてあるのでしょうか?インストラクションが機械そのものにくくりつけてあるのが斬新! やっぱり家に帰っていちいちページをめくるのはちょっとスマートじゃないですよね。破れにくく汚れにくいプラスチックのページで丸めてもすぐに平らになる・・・なんて材質だったらもっとステキ! これ、いいよなあ。
tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
どこからどこまでがビコンでどこからがクボタかわかりませんが、こういう部分、好きです。
tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
どう使うのかはわかりませんがこの細かいピン類も最高。
Vicon社 ディスクモア EX332F 作業幅:3200mm ディスク:8枚(3枚刃) 所要馬力:55ps〜 ◎独自の3枚刃がキレイに刈取り2番草の育成にも効果あり ◎上下左右の凹凸に追従しロスのない美しい刈り取り ◎フロント専用のPTO1000rpm 小売価格¥2,808,000
あまりにも寄りすぎてビコンなのかPTOの一部なのかよくわからなくなってますが、多分ディスクモアの一部。メーカー銘を探しています。
Vicon社 ディスクモア EX332F 作業幅:3200mm ディスク:8枚(3枚刃) 所要馬力:55ps〜 ◎独自の3枚刃がキレイに刈取り2番草の育成にも効果あり ◎上下左右の凹凸に追従しロスのない美しい刈り取り ◎フロント専用のPTO1000rpm 小売価格¥2,808,000
あったあった。シールが貼ってある。COMER industries
コマー?カマー?インダストリーズ ロゴはこれです。
コマー?カマー?インダストリーズ ロゴはこれです。
http://www.comerindustries.com/ コマー?カマー?産業とでもいうのでしょうか、この会社は1970年代にポー平原の中心部で生まれたギアボックスの会社(そう書いてあるんです)。
http://www.comerindustries.com/ コマー?カマー?産業とでもいうのでしょうか、この会社は1970年代にポー平原の中心部で生まれたギアボックスの会社(そう書いてあるんです)。

いきなりポー平原の中心部にあると沿革に書いてあります。そんなに有名なのか?ポー平原・・・ということで調べてみると、ウィキペディアにも載っていました。ある程度有名なのかな?

ウィキペディアによると

ポー平原
ポー平原(Pianura padana)は、イタリアの北部および中部の4州(ピエモンテ州、ロンバルディア州、エミリア・ロマーニャ州、ヴェネト州)にまたがるポー川流域の平野。面積は7万4970平方キロメートル。パダノ=ヴェネタ平野、パダーナ平原、パダーノ平原とも呼ばれる。アルプス山脈の山麓とアペニン山脈にはさまれ、東西に長く延びる平野で、肥沃な土地と水と交通の便が古くから豊かな農業地帯を誕生させ、多くの都市を育ててきた。現在もイタリア国内で最も経済活動の活発な地域となっている。
平野の北側はベルガモ、ブレシア、ヴェローナ、ヴィチェンツァの諸都市を結ぶ線、南側はアレッサンドリア、ピアチェンツァ、パルマ、モデナ、ボローニャ、リミニの諸都市を結ぶ線で囲まれ、その間を流れるポー川に沿ってパヴィア、クレモナ、マントヴァ、フェラーラなどの都市がある。これらの都市の多くは中世にコムーネを形成した伝統的な都市で、ポー平原においてはこうした諸都市が周辺の農村部を合わせてそれぞれに固有の地域世界をつくっているのが特徴である。

イタリアだったんだ! 古くから農業が盛んで、その交易とともに都市や経済活動が活発になって、その中で農業機械も作られてきたのでしょうね。

tractordata.comによるとクボタM7171はV6108型4気筒ディーゼル6.1Lの170馬力になっています。
気を取り直してこちらはフロントPTO側。鎖やらピンやらがちゃらちゃらしています。まるでアクセサリーみたい。もちろん、これらはアクセサリーではなく、実際に使用されるものですけどね。
そこからのびるPTO軸のカバー(だと思われるもの)に何か書いてあります。
そこからのびるPTO軸のカバー(だと思われるもの)に何か書いてあります。
探してみました。ワルターシャイド? ロゴはこれです。
探してみました。ワルターシャイド? ロゴはこれです。
PTOドライブシャフトの会社みたいで、こんなサイトを見つけました。沿革にこうあります。(株)松井製作所と、ドイツ・ワルターシャイド社(GKNグループ)との共同出資による合弁会社として発足した。 ワイドアングルCVジョイント付PTOドライブシャフトを日本で、初めて製造・販売をした。ワイドアングルCV部に、潤滑性と泥水防止をし、水田使用にも適するよう機能とライフの向上を計った。
PTOドライブシャフトの会社みたいで、こんなサイトを見つけました。沿革にこうあります。(株)松井製作所と、ドイツ・ワルターシャイド社(GKNグループ)との共同出資による合弁会社として発足した。 ワイドアングルCVジョイント付PTOドライブシャフトを日本で、初めて製造・販売をした。ワイドアングルCV部に、潤滑性と泥水防止をし、水田使用にも適するよう機能とライフの向上を計った。

PTOドライブシャフト専門の会社があるんですねえ・・・

本家のサイトはこちら。ドイツのデュイスブルグで1919年に設立された自転車部品の会社が元になっているみたい。それが自動車部品を作るようになり、戦後1953年からPTOドライブシャフトの生産を開始。その会社が1966年にGKNという企業グループに買収された形でしょうか。
本家のサイトはこちら。ドイツのデュイスブルグで1919年に設立された自転車部品の会社が元になっているみたい。それが自動車部品を作るようになり、戦後1953年からPTOドライブシャフトの生産を開始。その会社が1966年にGKNという企業グループに買収された形でしょうか。
Walterscheidは現在、この1900年代に設立されたGKNというイギリスの冶金会社の元に活動しているみたいなんです。
Walterscheidは現在、この1900年代に設立されたGKNというイギリスの冶金会社の元に活動しているみたいなんです。

ドイツからイギリス、そして日本との合弁会社・・・農機は完成品や部品も本当にグローバルに動き回っています。

M7171まだまだ続きます。

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