同じものが続くと辟易してしまうと思うので、今日は趣向を変えてドライブの途中で見たマッセイファーガソンMF240「撮りトラ」にします。
僕は四角いファーガソンはフランス製だと思っていたのですが、これは英国、コベントリー生まれでした。それどころかアメリカでも作っていたみたいです。

以前紹介したフェントトラクター(詳しくは『このへんじゃ珍しい、FENDT FARMER306LSA TURBOMATIK・・・「撮りトラ」』を見てください)の隣にあったんですが、こちらの紹介は遅れましたね。
黒いお顔の中、焦点の定まらないまんまるオメメで遠くを見るともなしに見ている・・・そんな特徴的な顔立ちです。




調べてみるとMF240は1980年から1990年まで作られたロングセラー。シンプルだけど良く見るとしっかりした高級感があります。



コベントリー、バナ-レーン MFの工場 場所はこのあたり
以前調べたコベントリーにあったマッセイファーガソンの工場・・・


でも、今は更地になっちゃってるんですけどね・・・フランスの工場はまだ残っているのでえらい違いです。このコベントリー、MFのエンジンを一部作っていたスタンダードモーター社もあったそうなんです。
今回さらに調べてみました

1946年から2002年まで、50年あまりこのコベントリーでMFを作ってきたわけです。(記事の中に出てくるその数は300万台!)大きな工場が閉鎖された時、その後そこで働いていた人たちを雇用できるような職場は少ないとあります。
岐阜県の話でしたっけ? ソニーの大きな工場が閉鎖されたときもそんな話がでていました。工場を誘致して雇用が生まれて喜んでも、閉鎖されると工場誘致以前に猛スピードで突然戻ってしまうという恐さがあります。


そして現在は住宅地に・・・
さすが、まとめてできた住宅地なだけあって統一感があります。どこかで見たような感じだなあ・・・昔西田敏行さんがCMやってたアパートの作りに似ているような・・・
先のMF240と違ってよく見ると新建材使ってすばやく建てたようなたたずまい。重厚さはないですね・・・日本の建物みたい。
僕は「イギリスでは今でもレンガや石を積んで家を建てるのかな」なんて根拠もなく思ってたので、ちょっと安心したりして・・・
MF240、こちらも続きます。
山葵さん おはようございます
見慣れたエンジンまわりと違ったように見えたのは
カバー類が付いていたからなんですね
シート、背もたれには不思議な模様が付いていますし
確かにゴージャスな感じがします
ブレーキは吊り下げ式のほうが効くのでしょうか
なんてことはない形ですけど、シロウトにも「なにか良い物」の感じが伝わってきます
ウエイトが草で磨かれてピカピカですね!ファンベルトとかもカバーが付いていて安全です
シフトレバーの根元がブーツなんですが、ゴムはいずれへたってしまうのでやっぱり金属ですね。
シートは最近のものにバージョンアップしたのかな?今風のデザインですね。
フロントアクスルが鞘型でストレートです。ブレーキもぶら下がったタイプで、油圧かな?
パワステで運転も軽快そうです
100シリーズとブロックはそっくりでもやはり違いますね