イセキコンバイン『太郎』の続きと、トラクター耕太の誕生・・・「昔のカタログ」

今日は時間がなくなって尻切れになっていた、トラクター狂さんに送ってもらったイセキコンバイン「太郎」のカタログ続きです。田植機の「早苗」、トラクターの「耕太」「耕二」、そしてコンバインの「太郎」・・・なぜ太郎?の「太郎」です。

ヰセキ複胴コンバイン 太郎 HL1800 スペシャルオート3条刈カタログ
ワラの処理方法がいろいろ書いてあります。ウチのまわりでは藁は細かく刻んで田んぼに落としてしまう方法が大部分ですが、納豆に使うとか縄に使うとか昔はいろいろ使い道がありましたものね。
ヰセキ複胴コンバイン 太郎 HL1800 スペシャルオート3条刈カタログ
上にある大容量こぎ胴と下?の強力処理胴の二段構えだから複胴式と呼んでいるのですね。

以上が坂上二郎さんが宣伝していたという、32年前のイセキコンバインHL1800『太郎』のカタログでした。中身はともかく、袋に取るタイプであるということ以外は、今のコンバインとあまり装備は変わらないように思えます。

訂正です。この『太郎』は3代目『太郎』で、坂上二郎さんが宣伝していたのは2代目太郎と小太郎までだそうです。
3代目太郎のCMキャラクターは、プロレスラーのジャンボ鶴田さんがだったそうです。

トラクター『耕太』の名前は公募だった!

オマケで送ってもらった雑誌の切り抜きです。「家の光」という雑誌なのだそうですが、タイトルからは全くその中身がわからないので調べてみました。

家の光協会は、農業・農村文化の向上を目指す、JAグループの出版・文化団体だそうです。ウィキペディアによれば

雑誌『家の光』について
『家の光』(いえのひかり)は1925年5月に産業組合中央会によって創刊された月刊誌。当時、情報に乏かった農村部を中心に迎えられ部数を伸ばした。農協を通じて配布する形態を取っているため、非農業従事世帯が接する機会は限られている。

ああ、僕が知らないのも無理もないってことですね。それにしても、雑誌って本当にいろいろなものが出ているんだなあ・・・

出版を手がけているだけあって、読み聞かせや読書をするような方向の活動に力を入れているみたいです。家の光は創刊なんと90周年らしく、『家の光』創刊90周年記念 家の光選定歌をダウンロードできます。僕も思わずダウンロードしてしまいました。
出版を手がけているだけあって、読み聞かせや読書をするような方向の活動に力を入れているみたいです。家の光は創刊なんと90周年らしく、『家の光』創刊90周年記念 家の光選定歌をダウンロードできます。僕も思わずダウンロードしてしまいました。

しかし、まごうことなき「音頭」でした。何で音頭なんだ・・・振り付けも親切に、一番は前から、二番は後ろから、無表情な踊り手がわかりやすく踊ってくれます。若干力が抜ける感じ・・・昭和だなあ・・・

4番まであるっ!
4番まであるっ!

しまったっ! 家の光に引っかかって肝心な物を上げていませんでした。

ヰセキ複胴コンバイン 太郎 HL1800 スペシャルオート3条刈カタログ
昭和50年、8月15日締め切り。当選者はペアで沖縄海洋博へご招待です。

トラクタの決定版、ヰセキトラクタの新シリーズが完成しました。さわやかなアイアンブルー・精悍なデザイン・豊富な形式・強力なパワー—–この新型トラクタの発売を記念して、広くみなさまから、ペットネームを募集いたします。

ヰセキ製品には「太郎」、「さなえ」「大作」など、既にすてきな名前が付いています。ヰセキトラクタにふさわしい、すばらしい名前(愛称)をお寄せください。

たしかに、トラクターには僕が見たことのあるKŌTAのバッジは付いていません。『耕太』の愛称は一般公募で付けられたものだったのですね!

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“イセキコンバイン『太郎』の続きと、トラクター耕太の誕生・・・「昔のカタログ」” への2件の返信

  1. トラクター狂さん こんにちは

    あ!すみません
    これは坂上さん、宣伝していないんですね
    ジャンボ鶴田さんですか・・・
    直しておきます

  2. Wikipediaで調べたところHL1800は3代目太郎になります。

    坂上次郎さんは2代目太郎と小太郎のCMキャラクターを務めていました。

    3代目太郎はプロレスラーのジャンボ鶴田さんがCMに出ておられました。(複胴ジャンボ脱穀からきてるんでしょうか?)

    このカタログをイセキの営業マン(50代半ば?くらいの方)に見て頂いたところ大変懐かしがっておりました。

    実際に当時を知る方から話を聞くことが出来て私も嬉しかったです。

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