「土の館」のヤンマーYM18・・・「撮り虎」

今日は「撮りトラ」。スガノ農機「土の館」で見た、 初期のヤンマートラクタ、YM-18です。

今日はしばらく写真を見ていても「これは!」という発見がありません。残念だけど、これがシロウトの限界・・・くそっ、残念!

ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン
ヤンマートラクタYM-18 端正でシャープな顔立ち。当時主流のまんまる顔に比べるとちょっと異形です。
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン
キャプションを読んでみましょう。

ヤンマートラクタ

1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本)
YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン

1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。
末永途中入手、使用経過は不明。
後に岩崎が入手自家保存していた。

YANMAR TRACTOR

YEAR: 1961(Showa 36) Manufacturer: Yanmar (Japan)
Model: YM-18 Output: 18ps TAir-cooled diesel

This model was initially sold starting in 1960 (showa35). It was a very popular model with relatively high sales throughout the country. Mr.Suenaga owned it for some time, but there is no record of its use. Eventually Mr. Iwasaki acquired the tractor and preserved its condition at his home.

人名が唐突に出てくる以外はいつもの「ぶっ飛び感」のない平和なキャプション・・・

ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
大きなプレートが進行方向左側に付いています。何でしょうか・・・人が乗るにはちょっと弱そうな気がしますが、二人乗りなのかもしれません。

これ、以前紹介したシバウラS-1000にも付いていました。やはり左側です。

シバウラS1000-0 暗くてわかりにくいですが、左側に大きなステップがあります。
シバウラS1000-0 暗くてわかりにくいですが、左側に大きなステップがあります。
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
正面から見ると空冷ディーゼルエンジンの空気取り入れ口がハミ出して見えます。
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
ライトはフェンダーライトなので、グリルよりはずっと後ろにあります。

ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
ハンドルと近くて見にくそうな計器類。
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
ハンドルの隙間越しにメーターを見るような形になりますけど、トラクターはほとんど直進しているので別に不都合はないか・・・そういやクルマだってハンドル越しにメーターを見る形だもんな・・・
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
計器のメーカーはわからず。
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
こちらから見るとステップの様子がよくわかります。人が乗ったんでしょうねえ・・・人が乗るのは左側って決まっているのでしょうか・・・なにか作業する際には左側が都合がいいのかな?
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
フェンダーのラインが優美です。高かったんだろうなあ・・・
ヤンマートラクタ  1961年(昭和36) ヤンマー農機㈱ (日本) YM-18型 18馬力 空冷ディーゼルエンジン  1962年(昭和37)昭和35年発売、国産トラクタとして各地で導入が進む。 末永途中入手、使用経過は不明。 後に岩崎が入手自家保存していた。
すごくこまかいローレットのペダルがカッコイイ!
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“「土の館」のヤンマーYM18・・・「撮り虎」” への2件の返信

  1. 山葵さん おはようございます

    右側通行なら道路の草刈をしても邪魔にはなりにくいのですが
    日本やイギリスでこれをやると左側通行なので逆走ですね!

    これを読んでいる時はあまりイメージできなかったのですが
    偶然この後スライドモアの作業を見に行って納得しました!

    確かに右側だけにしかスライドしないので、どう考えても右側通行で作業するしかありません
    そしてそんなに危険には思いませんでしたが、どちらかといえば左側から乗り降りするほうが心理的に安心な感じです

    人間の体的にもそうだし、作業も右側通行で作業することが多いから左側ステップ・・・そういうわけだったのですね!

  2. ほとんどの作業機械は右手側にオフセットされていますね
    デスクモアーやコンパクトベーラーのイメージです。

    右側通行なら道路の草刈をしても邪魔にはなりにくいのですが
    日本やイギリスでこれをやると左側通行なので逆走ですね!

    ジョンデアの古いキャビンは右サイドのドアを省いて変速装置で埋められていました
    トラクターは大抵は左サイドがスカスカに出来ていますね。利き手、利き足の都合でしょうか。
    ゴルフや野球も基本は右。人間工学的に右に振り返って作業機を監視、右手で油圧操作、変速
    右足で旋回、アクセル操作。

    右手側からもドアやステップがあるので乗り降りは可能ですが、ブレーキとアクセルペダルが
    邪魔で危険で、デスクモアなどの回転中なら本当に危険で常に左側から乗り降りが基本です。

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