乗用最小構成! 三輪のチェリートラクタ・・・「撮りトラ」

今日は「撮りトラ」。スガノ農機「土の館」で見た、青森県弘前市の神農工社というところで作っていた、チェリートラクタです。

厳かで神聖な感じ「神農工社」

「神農工社」神と農と工・・・農と工だけでなく、昔からつながりの深い神様も加えられているところが厳かで神聖な感じがします。クレイソンのロゴをまねて書いてみました。あっ!なまはげは秋田の神様でしたね・・・すみません。
「神農工社」神と農と工・・・農と工だけでなく、昔からつながりの深い神様も加えられているところが厳かで神聖な感じがします。クレイソンのロゴをまねて書いてみました。あっ!なまはげは秋田の神様でしたね・・・すみません。

乗用最小構成! 三輪のチェリートラクタ

乗用最小構成! 三輪のチェリートラクタ
かっくんと折れ曲がったステアリングポストが特徴的! ハンドトラクターの前に操舵輪を付けて、座席をなんとか適当なところに配置した形。
乗用最小構成! 三輪のチェリートラクタ
お楽しみのキャプション・・・今回もすごいことが書いてありますよ〜♡

機種名: チェリートラクタ
形式・仕様:CT-52 7馬力
製造社・国:神農工社 日本
導入年度:1956年(昭和31)年

使用経過:深川市能内の長谷川純彦は夜行列車に乗って、青森県弘前市の神農工社で45万円で購入した。乗用で農作業できる機械は、深川市で1号機であった。
 砕土作業に大変活躍し5年ほど使用。後に玉置が譲り受け保存していた。

帰りはどうしたんだっ!気になるっ

45万円・・・どれくらいの感覚かはわかりませんが、100万オーバーの外国製乗用トラクタの中にあって、45万円は選択の余地がなかった感じかもしれません。

なによりも、「夜行列車で製造会社まで行って45万円で買ったと」いうところがいいです。まさかまさかの、そのまま乗って北海道まで帰ったのでしょうか???? いくら乗用とはいえそれはないですよねえ・・・

もしくはとてもコンパクトなので、手荷物として列車に乗せて持ち帰った??? 自走するので不可能ではないと思いますが、階段などが辛いですよね。

自走も手荷物もどちらも熱意とやる気さえあれば可能であったはずです。僕もフルサイズのモトクロッサーをバラしてアメリカまで手荷物で運んだことありますもん。(追加のチャージ無しで・・・)

がんばって購入したそのチェリートラクタ、5年で使わなくなったところも潔くて好きです。

乗用最小構成! 三輪のチェリートラクタ
本当にシンプル。タイヤはトラック用のラグタイヤです。ここでも必要最小限の選択の感じが出ています。考えてみれば今でも45万円で作るのは難しそうですね。

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