「クボタの新型トラクター スラッガーSL54とSL60・・・ダイナミックフェア2014」の記事でも紹介しましたが、先日草刈り機を見に行った時にも展示してありましたので紹介しておきます。
あらかじめお断りしておきますが、僕はトラクターに乗らないので主に外観、「カッコ」しか見ていません。クルマに対してあーだこうだ言っている小学生と同じレベルですのでその辺はご容赦下さいね。
新しい顔に入れ替わりつつある
それにしても(この後見に行った、「 農業魂 JA&クボタ アグリンピック」などでさらにそう思いました)このSLシリーズ、MRシリーズ、Mシリーズ、この新しい3つの顔に取り代わっていくんだろうなあ・・・と感じました。
ラインナップを絞り、ある程度大きいトラクターでなんでも済ませちゃって、小さいトラクターの需要はOEMでもなんでもいいからひとつにまとめちゃえ!って感じです。
ラインナップも絞りたい
選べるカラバリのサンシャインシリーズ! 18、20、22、24馬力みたいに、細かく分けずに「SL54とSL60のふたつくらいでそこらはやってよぉ」みたいな印象でしょうか? あくまでも僕の受けた印象ですけど・・・
ということはやはり顔は大事ですよねえ・・・いくつも種類がないのでは「魅力的なトラクターの顔」は売れ行きを左右する・・・はず。いや、左右するんじゃないかな・・・
あとひとつくらいできるかもしれませんが、これからの顔
これからの顔、人型ロボット顔のSL54です。kubota_tractor_slugger_SL54HCQMANP クボタトラクター「スラッガー」SL54HCQMANP 価格¥6,422,760 ★54馬力 ★特殊自動車3次排ガス規制に適合する最新ディーゼルエンジン ★高い伝導効率とスムーズな無段変速、デュアルドライブトランスミッション(C仕様) ★クボタスマートアグリシステム(KASAS)標準装備 ★ドロつき防止タイヤそしてもうひとつの顔は・・・
クレオパトラ顔の「レクシア」kubota_tractor_REXIA クボタレクシア MR87QMAXWUR2 価格¥9,415,440 ★87馬力 ★フル電子制御コモンレールシステム ★最新の排ガス規制に適した、クリーン排気を実現するDPFマフラーを搭載 ★クールドEGRシステム ★可能性が広がる「KASAS」3つめは・・・
どこを見てるかわからない昆虫顔のグローブ kubota_tractor_GLOBE クボタグローブ M135GFQBMSR4 価格¥13,876,920 ★135馬力 ★総排気量6.124L ★フル電子制御コモンレールエンジンを全形式に採用! ★ダブル液晶モニターで各種情報をリアルタイムに表示可能 ★新たにPTO作業時にも体操した(ママ。対応かなあ)NEW i-マチックトラクターは顔で仕事するわけじゃない・・・そうなんです。もちろんそうなんですけど、毎日使って愛着がわくようなそんなもう一歩、何かが欲しい気がします・・・ グローブはともかく、つるんと引っ掛りがなく、あっさりしすぎているのかな?
気を取り直していってみよー
僕はやっぱりここから写真を撮り始めちゃいます。
そしてちょっと斜(はす)に撮って・・・
あ!真一文字の「口」に見える部分はバッテリーの押さえ金具なのか! 戦隊もののマスクにも見えます。
クボタトラクター「スラッガー」SL54HCQMANP 価格¥6,422,760 ★54馬力 ★特殊自動車3次排ガス規制に適合する最新ディーゼルエンジン ★高い伝導効率とスムーズな無段変速、デュアルドライブトランスミッション(C仕様) ★クボタスマートアグリシステム(KASAS)標準装備
ダイナミックフェアの時見た、泥つき防止タイヤではないみたいですね・・・
普通のタイヤです。
なにもありませんダイナミックフェアの時はファルケンのこのタイヤ
泥つまりの少ない長いひげが密集したこのタイヤ。ファルケンかな? 触ると思ったよりゴムゴムしていません。どちらかといえばプラスチックのように若干腰のある感じ。確かにこれなら泥がつきにくそうです。スタックも減るのだろうか・・・少なくとも泥で道路を汚すことは減りそうで、都市部では喜ばれそうです。
「 農業魂 JA&クボタ アグリンピック」タイトルがすごいです。農業魂・・・どんな魂なんだろう・・・
まったく同じものです クボタトラクター「スラッガー」SL54HCQMANP 価格¥6,422,760 ★54馬力 ★特殊自動車3次排ガス規制に適合する最新ディーゼルエンジン ★高い伝導効率とスムーズな無段変速、デュアルドライブトランスミッション(C仕様) ★クボタスマートアグリシステム(KASAS)標準装備 ★ドロつき防止タイヤ
後に見に行った、「JA&クボタ アグリンピック」では、ちゃんとPOPに、クボタトラクター「スラッガー」SL54 ★ドロつき防止タイヤって書いてあります。
でも、ドロつき防止のイボイボはなし。生産が間に合わないのかな?近所の展示会に戻ります
足元の燃料タンク。プラスチックです。
足をかけるな・・・と書いてあります。確かに窓を拭くのとかに、ついつい足をかけてやっちゃいそうな場所にあります。
複雑に折れ曲がった排気管。ヒートガードが付いています。
SL54のエンブレム
何となくアミアミのフチにある黒い線が気になって撮っています。
初めのうちは黒いインシロックで留めてるのかと思って(まさかね)いたのですが、ただ穴が空いているだけです。何だろう・・・前回話題になった左右共通型のコンビネーションランプはこのままなんだ!
コンビネーションランプ。
おお!前回話題になった左右共通型のコンビネーションランプはこのままなんだ! 対象好きの日本人にはちょっとキモチワルイ。
スラッガーのコンビネーションランプ。左に寄ってます。
「 農業魂 JA&クボタ アグリンピック」に展示してあったクボタスラッガーSL54も同じく、リヤコンビネーションランプは左右共通仕様。まあ、きもちわるいけど、部品代が安く済みますね!またまた近所の展示会に戻ります
中は見てもよくわからないので窓越しに適当に・・・
これはペダルを撮っています。
新しいクボタのトラクターはどの機種も、このアーモンド型ウインカーランプです。
ウインカー、ストップランプもこの形に統一。
こちら側からも何となく・・・スマートアグリシステム
スマートアグリシステムのキャンペーンチラシが・・・この間、商品の営業をされている方がうちにきて話していったことに、このスマートアグリシステムでも関係しそうな話がありました。
最近営業車にGPSやその他のスマートシステムが付いて、どこにいるか、そしてエンジンは掛かっているか、アクセルの踏み具合、ブレーキの踏み具合、すべて記録&送信するようになったそうです。
急ブレーキでも踏もうものなら本社にすぐアラートが飛んで、問い合わせや注意が降りてくるそうです。同じような機能がスマートアグリシステムが搭載されていますね・・・農作物の管理と同時に人の管理もできるようになる・・・
なんだか、サービス業も生産業もそれから農業も、管理管理管理で雑巾を絞るようにやっていかないといけなくなりつつあるのですね・・・
余裕がなく、苦しい感じがしてきてしまいます。もっとおおらかにできないものかなあ。
脱線してしまった・・・
屋根を見ています。中に空気が入っていそうだなあ。
質感は灯油のポリタンクみたいです。
それにしてもずいぶん後ろに張り出しているんだなあ・・・
窓に反射しないよう、黒く塗られているんだな。
はっと気がつくと、並んでいるトラクターの屋根は、形は違えどみな同じ仕様だ・・・
並んでいるイセキもこうです。
カヌーみたいだなあ。
最後に一応ドアを開けて中を撮ってみました。

おしまいです!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
旧い農機は最強さん おはようございます
難しいところですね
昨日は40枚の画像をリサイズしてリネームしてアップするのに「めんどくさいなあ」と思って調べてみると

MACにはAutomatorというソフトが標準で付いていてプログラムとかを作らなくてもパッと自動、かつまとめてそういうことができちゃいました
↑オートメーター君
こういう機能をタダ、または安く使うことができるのは
その背後にいる、こういう機能を一度も使うことがない多数の人のおかげでもあります
それどころかPC自体だって、安く速くなったのはメールとネットだけするためにパソコンを買った自分の親父みたいな人たちから受ける恩恵と考えることもできます
これからは受益者負担ということでメールとネットしかできない安い端末とハイエンド機・・・
つまりネットに繋がった高性能ハイパワーで賢いトラクター(でも高価)と
機能限定で安く、モデルチェンジのない小さくてコンパクトなトラクターの2つのラインナップになっていくかもしれませんね
農業も機械化から始まり近年では飽和状態になってきたと思えば今度は無理矢理IT化を進めてきたという感じですかね、昔はこんなのに頼るはずもなく農作業も経営上支障なくこなせたと思うのですがどうなのでしょう。規模拡大する農家のためなのでしょうがいまいち力の入れどころがずれてると思います。ほんの数年前までエンジンをかけるのに何故エンジンキーが必要かといえば「子どものイタズラ防止の為です」と答える今の農機具メーカーの考えですからね。(事実2000年代前半の防犯未対策の機械なら適当なカギがあれば始動可能)盗難対策が図られるようになったのはつい最近、つまり機械の盗難事件が急増してきた頃なのです。