今日はダイナミックフェア2014(JAグループ茨城の第40回農機・生産資材大展示会+同時開催の第55回中古農機展示即売会)で見たヤンマーコンバインです。
ヤンマーコンバイン アスリートジャスティ yanmar combine AJ219 MJL
ずーっとコンバインを見ていると、だんだん感覚がマヒしてきてこれだって買えるような値段じゃないのに、他のがあまりにも高いため安いような気がしてしまうから不思議です。
ヤンマー丸ハンドルコンバイン yanmar combine AE334 XJU
ヤンマー丸ハンドルコンバイン yanmar combine AE447 XJU
ヤンマー丸ハンドルコンバイン yanmar combine AG572 ZCJWU-K
ヤンマーコンバイン アスリートプロ yanmar combine AG6114R CXJPUI
例の農業の「見える化」です
しかし、このページが奥深くにあって普通には出てきません。せっかくの機能紹介なのに、これだけ単体では検索の上位にもきていないし、なかなか目に触れるチャンスがありません。コンバインページの中の2階層も下の深海でひっそりと存在しています。
どんなデータも年に1個しかとることができず、その活用となると次の代に託すような感じになってしまいますが、しかし、とるなら今からとらないと・・・それをとるためにコストをかけなければならないということなのでしょう。
従来の農業が「見えない」コンバインとの差額は¥712,800
正確には113.9馬力なんですね
あ!これは旧モデルかな・・・型番末尾に「I」がありません。きっと「見える化」装備がないのでしょう。「I」ありと比べると、値段の差は¥712,800 単純にそれだけの違いかどうかわかりませんし、カタログ落ちの機械を安く売っているのかもしれませんからわからないにしても、もしこれらの機能が必要のない人もこれを買わなくてはならないのは辛いですね。
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:
愛読者さん おはようございます
すっごくわかりやすくて納得しちゃいました
これをおかずにひとつ書きました
>結局一番得をしているのは僕たち米食消費者ということ
・・・純粋な消費者っていう立場のヒトは居ないので、他面では生産者だったりサービス提供者だったりする訳です。
下流からモノの値段が決まる現代、「とにかく安価なモノを求める消費者」という立場で、生産者だったり、サービス提供者だったりという立場の自分自身の首を、ゆっくりと真綿で絞めているんだと思います。
まぁ、週休5日農業(周5日はサラリーマン)という、稲作に最も向いた(と、自分では思っている)ライフスタイルを楽しんでいますから「とりあえず、それで良し。」ってことで。。。
愛読者さん おじまさん
おはようございます
他の商品もそうなのでしょうが、売りたい金額に設定される米の価格にはびっくりします
食べる人に色々と選択肢があって、その一つが米食で
在庫抱えのリスクなどを勘定に入れて設定されているんでしょう
結局一番得をしているのは僕たち米食消費者ということですね
すみません・・・そしてありがとうございます
>>私のような「施策でコントロールできない生産者」が稲作にまつわる農業政策を難しくしているんですよね(笑)
同感です。
私も趣味とボランティア(地域に対しても消費者に対しても)を兼ねた稲作と考えて、
家族に文句を言われながらも米づくりを続けています。
>食料生産をしているといえども・・・
昔、「生産者米価」に守られていた頃と違い、現在は物流の下流側からモノの値段が決まってくる時代。
生産者から見ると「価格破壊的な値段で消費者の皆さんに提供できる価格」に合わせて買い叩かれている・・・って感じでしょうか?
コシヒカリの1等米が60kgあたり1万円に届かないという低価格には閉口しますが、「趣味で地域の農地を守っているんだ」と割り切って、来年も遊びの要素が強い稲作を楽しんでいきます。
ただ、私のような「施策でコントロールできない生産者」が稲作にまつわる農業政策を難しくしているんですよね(笑)
愛読者さん おはようございます
それだってすごい値段だと思いますが、やはり個人所有だとそのクラスが選択肢なんですね
現在のものすごく状況が変化してもあまり驚かないような時代だと
食料生産をしているといえども普通の会社と同じような「投資」判断をしなくちゃいけないんだなあ・・・とちょっと複雑です
ぼったくり・・・かどうかは分かりませんが、確かにコンバインは高価ですね。
過日、私が100aほどコシヒカリを作っている圃場(全体で300a強)を使って、ヤンマー農機製造さんが社員の実習や各種映像素材の撮影を実施したので、畦端会議(雑談)で値段を聞いてみたのですが、ホント笑ってしまいました。
その時来ていたAG6114Rなんて、家が建つような値段ですもんねぇ。
私の規模(現在180a)で3条刈コンバインを買う場合、300万円前後で刈取委託費と減価償却費が拮抗する勘定になると思いますので、次回更新するコンバインは2条刈ボディーに3条刈ヘッドを取り付けた小型機になると思います。
その次の更新期には還暦を迎えていることでしょうから、定年退職後に規模を拡大して70才を超えてもバリバリやっていけそうか、廃農に向けて粛々と規模を縮小していくのか・・・。
コンバインぼったくりすぎやろw