ジョンディアJD1020構成部品探偵団その3・・・「撮りトラ」

John Deere 1020(1965 - 1973) ジョンディア1020は水冷3気筒2.5リッターディーゼル33馬力だそうです
フロントタイヤの間隔は、このボルトで調整できるのかも。ものすごく穴の間が詰まっていますけど、大丈夫なんですね。

昨日のこの写真に中村耕さんがメールをしてくれました。ブツブツあいている穴はやはりフロントホイールトレッド調整用の穴だそうです

あまり広げて重作業すると真ん中下がっちゃうよ!

John Deere 1020(1965 - 1973) ジョンディア1020は水冷3気筒2.5リッターディーゼル33馬力だそうです
耕さんのの持ってるマニュアル(JD3050、3350、コピー)に二駆のことが書いてあったのだそうです。あたりまえですけど、四駆はこのトレッドの調整はできないと思います。おもしろいのは、「1700ミリ以上のトレッドでフロントローダー作業を行わないこと」と書いてあることです。きっとグニャっと曲がっちゃうんでしょうね!

モーレツな締め付けトルク

耕さんもおっしゃっていましたが、41.5キロというモーレツなトルクで締め付けなくてはなりません。
耕さんもおっしゃっていましたが、41.5キロというモーレツなトルクで締め付けなくてはなりません。

試しに手元にあったホンダXR400(バイク)のマニュアルを見てみると、ほとんどは10キロ以下のトルク指定です。10キロを超えているのはクラッチセンターロックナットとフライホイールボルトの2点だけでした。

41.5キロの締め付けトルクをギリギリかけられるのはどんなレンチか調べてみました。図のLの部分が760ミリです! 余裕を持ってかけられるようなものなら900ミリオーバー! オバケレンチです。ちょっと気軽にトレッドを変えようとは行かない感じです。
41.5キロの締め付けトルクをギリギリかけられるのはどんなレンチか調べてみました。図のLの部分が760ミリです! 余裕を持ってかけられるようなものなら900ミリオーバー! オバケレンチです。ちょっと気軽にトレッドを変えようとは行かない感じです。

耕さん、ありがとうございました!

ジョンディアJD1020構成部品探偵団に戻ります。まずはメーターです

John Deere 1020(1965 - 1973) ジョンディア1020は水冷3気筒2.5リッターディーゼル33馬力だそうです
メーター見やすいように回したのかしら?

まずは、 JHON DEERE LANZ M500のときに見つけた、VDOメーター。ジャーマンJDにはみんなついているのかな?

John Deere 1020(1965 - 1973) ジョンディア1020は水冷3気筒2.5リッターディーゼル33馬力だそうです
アワーメーターの下あたり。指針の軸になぜか半分隠れちゃってますが、VDOと読めます。

ヘッドランプはHASSIAではなく、オリジナルかどうか判断できない台湾製。

John Deere 1020(1965 - 1973) ジョンディア1020は水冷3気筒2.5リッターディーゼル33馬力だそうです
下のほうにJUTE 9812 JUTE 9813とあります。

ちょっと新しめのヘッドランプは、ドイツの会社で、HELLAと並んでVWやポルシェなど、それからこのJDなどにヘッドライトやウインカー、テイルランプなどを供給していたメーカー「HASSIA」ではなく、JUTEという会社でした。

John Deere 1020(1965 - 1973) ジョンディア1020は水冷3気筒2.5リッターディーゼル33馬力だそうです
シンプルでカッコイイ形です。
主にバイクの汎用ヘッドランプを作っている1975年創業の会社のようです。スズキやヤマハなどの日本メーカー。それからKYMCO(韓国メーカー?)ベスパなどにも部品を提供しているようです。
主にバイクの汎用ヘッドランプを作っている1975年創業の会社のようです。スズキやヤマハなどの日本メーカー。それからKYMCO(韓国メーカー?)ベスパなどにも部品を提供しているようです。

まだちょっとだけ続きます。

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“ジョンディアJD1020構成部品探偵団その3・・・「撮りトラ」” への2件の返信

  1. 山葵さん おはようございます

    イセキのフロントアクスルにズームトレットというギミックがありまして4輪駆動でもトレット調整が簡単にモンキ一本ジャッキ無しでできました

    ・・・・
    めんどくさかろうとなんだろうと
    「あったらなあ・・・」と思ったものは誰かしら作っているということですね
    それこそ簡単なものは太古から作られているし・・・
    人間ってすごいと思います

    フロントタイヤがあっちこっちしている絵がすごいです!

    こちらはクボタ

  2. イセキのフロントアクスルにズームトレットというギミックがありまして4輪駆動でもトレット調整が簡単にモンキ一本ジャッキ無しでできました

    トレット固定ピンを抜いてナックル固定穴にピンを入れ、パワステの力を借りてタイロットでトレット移動
    希望の位置でトレット固定ピンをロックする、なかなかのアイディアギミックでした。

    クボタはリアアクスルも油圧で自在にトレット変更できました。
    まぁ…50年前の藤井製作所の耕耘機も油圧でトレット変更できたので、驚くこともないかと
    (迷)

    最近の大型トラクターはトレット変更のできるホイルを履いていないものが多いですが
    整地や重作業は決まったトレットで充分なのでこれでいいのでしょう。

    トラクターを買ったら付属してくるハブレンチは大型トラックのそれと似たような強力な作りで
    うっかり付属レンチを無くして12.7ミリのボックスレンチを使えば簡単にレンチが破壊されてしまいます

    うっかりさんのためにボックスレンチを水道管に溶接したスペシャルレンチをたまに作ったりしますよ(笑)

    このジョンディアはアクスルが釣竿のように鞘になってないのでめんどくさそうですね
    ゴトン!と落としてしまうと重そうです!
    キングピンハウジングとアクスルブームの合わせ目の美しいアーチがジョンディアの剛性、耐久性、強さをさり気なく語っています。

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