「トラクタに乗って写真撮りましょう」インターナショナルハーベスター社ファモールSUPER MD「撮り虎」

今日も休館日の「土の館」から・・・ムダに天気がいいです。
今日も休館日の「土の館」から・・・ムダに天気がいいです。

インターナショナルハーベスター社のFARMALL 1953年だそうですから多分日本国内ではただ一台残ったSuper MDだと思います。「トラクタに乗って写真撮りましょう」って書いてあります。記念写真は撮りませんでしたが、寂しく乗ってみたりしました。

ロークロップトラクターなんですって

「ロークロップとは」などと検索してみたのですが、はっきりとしたことはわかりませんでした。傍証をまとめてみるとロークロップトラクターは作物を踏まないよう、「車輪の間隔を変えられるのかもしれない」という印象を持ちました。

International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor)
インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 

そういえばネコが姿勢よくお座りしているみたいなこのトラクターの前足は、畦の間を通すようにできているのかもしれません。

International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
リヤタイヤがなんだかバーベルのウエイトみたいです。止め方もそんな感じ。
International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
後ろから見るとまさにそう。細いシャフトの間でスライドさせてタイヤの間隔を変えられそうです。

フェンダーもタイヤの上までかぶっていないし、トレッドを変えて作物を踏まないようにできそうな感じがします。小さく揃えた前足のトラクターって不安定だし何で存在してるのだろう・・・と思っていたのですが、そういうことですか(もう自分の中ではそう決めちゃっています)

前が長い

International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
戦闘機かF1マシンかというようなメカメカしい形。すごく大きいのですがスペックは・・・

International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 

機種名:インタートラクタ
形式・仕様:MD型 48馬力
製造社・国:インターナショナルハーベスタ社 米国
導入年度:1953年(昭和28)年

使用経過:音更町十勝種畜牧場がコーンプランター付で導入。この48馬力タイプは新冠牧場と合わせて2台しかなく日本国内では唯一の現有品である。途中、音更町中屋敷勇雄が保存していたものを平成2年伊藤二郎から譲り受け保存、平成12年土の館へ。

と、主語がないのでちょっとわかりにくい文章が連なっています。

スペックを調べてみると、40馬力超のものはスーパーMDで、(1952-1954)4気筒4.3リッターディーゼル、調べたものでは42馬力。ガソリンエンジンのものがMタイプ。ディーゼルエンジンのものがMD(ディーゼルのD)というみたいです。

なるほどー、だからでっかくボディに「DIESEL」って書いてあるのだな。

さらにSUPER MD-TAというタイプには僕としてはまだ謎の解明できていない「トルクアンプ」トランスミッション付というものがあるそうです。

やっぱりsuper MD

International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
トラクタに乗って写真撮りましょう
International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
4気筒です。燃料ポンプでしょうか?4本のラインが出ている部品はどうも日本製のようです。(メーカーまではわかりませんが・・・)どこのものなのかなあ。あっ!ここにスーパーMDって書いてあるわっ
International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
このライトのつき方が珍しいです。前方に伸びたシャフトがあのネコ足前輪を回すのですね!
International Harvester Farmall Super MD 1953 (Row-Crop tractor) インターナショナルハーベスター社 ファモールMD 
これは整流子を使って直流を生成するダイナモ付きですか・・・ベルトプーリーも付いています。
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“「トラクタに乗って写真撮りましょう」インターナショナルハーベスター社ファモールSUPER MD「撮り虎」” への8件の返信

  1. トルクアンプリファイアー

    インター社も紛らわしい表現をしたものですが
    エンジンのトルクが増加するわけではなくて
    ただ単にシフトダウンして推進力を増加させるだけの装置です。

    この装置の肝は、負荷が掛かっていても指一本で瞬間的に僅かに増減速できる遊星ギアを使った2速の変速機です

    ファーガソンで言えばマルチパワーでしょうか。

    この装置はトラクターの能力を画期的に引き出すことができます
    運転手の腕前も関係有りません。
    負荷が増して失速したとき
    エンジンブレーキを強く掛けたいとき
    枕地旋回で軽く減速したいとき
    力強く発進したいとき
    とにかく無限の可能性を秘めた装置です

    現在のトラクターは前後増減速ノークラッチで自由自在ですが
    トルクアンプリファイアはそのご先祖様といったところでしょうか?
    たまに古いトラクターを運転するとこの装置の有難みが身にしみます。

    1. 山葵さん おはようございます

      インター社も紛らわしい表現をしたものですが
      エンジンのトルクが増加するわけではなくて
      ただ単にシフトダウンして推進力を増加させるだけの装置です。

      この装置の肝は、負荷が掛かっていても指一本で瞬間的に僅かに増減速できる遊星ギアを使った2速の変速機です

      そうだったんですか! わかりやすく説明していただきありがとうございます

      トルクアンプ自体もよく理解できてないんですが
      それとはちょっと別のもののようですね

      ただ、微分解析機とかと別にすれば
      「ちょっと力を増やすよ」という感じでなかなか良いネーミングだと思います

      クラッチを切ってガチャコンとシフトを入れているうちにエンジン回転もかなり落ちてしまいそうです
      ちょっと落としたいだけなのに、いろんなものが取り返しが付かないくらい落ちちゃう
      そういうところをスマートに解決!してくれるのでしょうね

  2. 北海道の山葵です

    右サイドのショットはキャブレーターとデストリビューターが写っていますね
    ガソリンで始動してディーゼルに切り替えるトラクターです
    これなら当時の脆弱な電装品でもクランクハンドルで始動できそうですね

    1. 山葵さん おはようございます

      右サイドのショットはキャブレーターとデストリビューターが写っていますね
      ガソリンで始動してディーゼルに切り替えるトラクターです

      そういわれればデストリビューター!!!!気がつきませんでした
      ガソリンで始動してディーゼルに切り替えるエンジンなんてあったんですね
      本当に驚きました
      教えていただきありがとうございます!

  3. こんぱんは。
    noraさん,上の記事を読むとコーンハーベスターではなく,コーンプランターですよね。

    プランターは,ホームセンターで売っている園芸用品の四角い植木鉢ではなく,直訳では移植機のことで,そう解釈するのが一般的と思いますが,北海道ではなぜか播種機を指すことが多いようです。
    OPさんのブログでも何回か見かけたタバタのプランターも移植機ではなく、豆類やビート,麦類の汎用播種機です。
    ジャガイモの種芋をまく(植える?)機械は,ポテトプランター。。。

    ということで、このトラタクターは飼料用トウモロコシの播種機とセットだったという事でしょう。

    1. おじまさん おはようございます

      noraさん,上の記事を読むとコーンハーベスターではなく,コーンプランターですよね。

      あ!失礼しました そのとおりです
      収穫と種まきでは全然違うものになってしまいますね すみません

  4. こんにちは。

    row-crops:列状に栽培されている農作物  ということのようです。
    私は今回改めてググって見るまで,low-crops(背の低い農作物)と思っていました。

    row-crops tractorは,農作物が列状に栽培されている圃場用のトラクターということで,カルチ除草や培土(土を株元に寄せる)作業等の管理作業を主目的にしているものと解釈しています。(私見)
    プラウ曳き等の力仕事用トラクターとは違い,作物を踏み潰さないように細めで径の大きなタイヤが装着されています。トレッドが変えられるのも作物の列幅に合わせるためでしょう。
    ライトが珍しい位置についていますが,これも作物を踏み潰さないよう足元を照らしやすくしているんじゃないでしょうか。

    (ぜんぶ推定・憶測です。)

    1. おじまさん おはようございます

      row=行
      column=列

      まさかとは思いましたがそっちのrowだったんですね!
      農作物にタテの横も無いと思うのですが
      column-cropではなくrow-crop

      コーンハーベスター付ということですから
      収穫の意味のcropでもあったのかもしれませんね・・・

      英語は難しいです

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