「おとんアート」ペーパートラクタ(ポルシェトラクター)試作中! その2

フレーム完成に続き、試作品ですけど、やっと紙トラクターができあがりました。今日と明日はそれをお送りします。(なかなかイメージ通りにはできないものです。)

↓これまでの流れはこんな感じでした。

トラクタータイヤを作りたい(紙で)

タイヤができたらトラクターを作りたくなった

どうせ「おかんアート」ですよっ!

家のものに「おかんアート」ならぬ「おとんアート」だって言われちゃいました。

ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
前回はフレームが完成するところまで

う〜ん・・・もっとも忌み嫌っている部分であったのだが・・・ウィキペディアで調べてみると

概要

オカンアートの具体例としてはドアノブ飾り、刺繍入り家電カバー、タオル掛け、人形、牛乳パックアート、かみつきへび(指ハブ)など様々。
マスメディアやカルチャーセンターなどで紹介される手芸や工芸の手法を参考に、紙や端布などの家庭内で生じる廃棄物を利用して素人が制作するため、概して安っぽい見た目である。制作者が飽きるまで作品が増え続けること、室内をもっさりとした脱力系の雰囲気にしてしまうことから、他人からは疎まれることも多い。
オカンアートは主婦の創作活動/作品全般を指すが、自己満足的な創作レベルの作品に対する皮肉として、あるいはそのキッチュさを評価するサブカルチャー的文脈において特に用いられる。この呼び名は文字通り制作者を「おかん」とみなす鑑賞者、すなわち子ないし近親者の視座から与えられており(2003年ごろ電子掲示板2ちゃんねるにおいて娘が母親の作品を紹介したことに端を発して命名された)、愛情や諦念といった鑑賞者側の主観的ニュアンスも強く含まれる。

定義

基本的に、非常に役に立つとは言い切れないが勢いはある
いらないものの再利用(眠った子を起こす)
飾る場所に困る。飾るときはビニールに入れたままにしたりする
部屋のあらゆる場所に侵攻してくる
センスが良いなど気にせず、セメントのズレなんかも気にしない
なのに、暖かみだけは、熱いほどある

あれー? いつものウィキペディアと感じが違うじゃん! でも、こりゃ定義にドンピシャでぐうの音も出ません・・・

気を取り直して・・・

ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
こんなA4の紙を数枚印刷してカッティングします。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
部品は細かく、鼻息で飛ばしちゃったりするのでこんなイカした入れ物に入れてみたりする。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
ねっ? 細かいでしょ?
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
それらをチクチクと組み立てていきます。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
今までにできあがったフレームに加え、エンジンカバー以外の部品ができあがってきました。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
メーターまわりをフレームと合体させます。写真の資料が不鮮明なのでよくはわかりませんが、ポルシェジュニアのメーターの裏側はこんなに皿状になっていて、その上にタンクやバッテリーが載っているように思えるんです。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
太いコラムのフレームの上にちょこんと載っている感じです。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
空冷のためのブロアーとエアクリーナーはこんな形であると判断(紙で作りやすいように省略しています)
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
手前の黒いのがバッテリー。その奥の赤い四角がタンクのつもりです。ま、これはただの四角なので作るのはカンタン。
ポルシェトラクターのペーパーモデルを作るのだ!(Paper model of the Porsche tractor)
それらをメーターパネル裏のトレーに載せます。

「おとんアート」のポルシェ・ジュニア 紙トラクター(試作品)は、明日完成です!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“「おとんアート」ペーパートラクタ(ポルシェトラクター)試作中! その2” への3件の返信

  1. 耕さん k-workさん おはようございます

    「オカンアート」ってきっと「作ること」に意義があるんですよね
    当人がそうなもんだから「どれでも好きなの持っていきなさい」ってなっちゃう
    で、それを「いりません(キッパリ)」というわけに行かず
    持ち帰ってどうも微妙な心持ちになった人が名付けたのだと思います

    大変大変申し訳ないけど、僕が作るものも含めて、チープな材料を使っているだけに基本的にゴミです
    ゴミを使い膨大な時間をかけてゴミを作る・・・
    傍から見たその「ゴクロウサマ」感がある種の「おかしみ」を生んでいる感じです
    もしかしたらシュミなんてそもそもそんなもんですかね

    でもやり続けるもののなかにはとんでもない人もいて
    そんなところがまたおもしろいです

    ゴミにしてももうちょっと綺麗に作りたいです!

  2. 私もググってしまいました。
    オトンアートも極めれば!?どっちに行くのでしょう?
    日本の第一人者?それともちょっとした町の変人?
    たまに見かける私設の遊園地みたいなお化け屋敷みたいな、
    ああゆうの嫌いじゃないです。私設トラクター博物館!
    楽しそうだな!!

  3. オカンアートって何だろう?と思わずググって見ました。こういうジャンルがあるのを初めて知りました(^_^;)

    作っている本人は必死だけれど、周りで見ている人は肩の力が抜け、ほのぼのと見守っている。誰も嫌な思いをしないっていうのが良いですね(^^)

    作品のほうも精巧に作れば作るほど、そんな味が出てくる感じですね。
    PVもなんかカッコいいです(^.^)

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