久々の農地水活動・・・その2

先日の農地水活動(施設の維持管理としてのペンキ塗り)その2です。記録的な大雪を降らせた低気圧は、こちらでは大雨になりましたので、合わせて各施設のチェックといいますか目視点検です。

大雨が降るたんびに田んぼは水浸しです。
大雨が降るたんびに田んぼは水浸しです。

まずはペンキ塗りから・・・

いつも点検ばかりで「異常なし」では格好も付かないというか・・・去年から目をつけていた部分を塗り替えることに決まりました。

塗料屋さんに聞いたら、希望を聞き出してくれて材料を選んでくれました。しかも持ってきてくれます。電話通販ですね。ホームセンターの売り場でウロウロするよりいいな。
塗料屋さんに聞いたら、希望を聞き出してくれて材料を選んでくれました。しかも持ってきてくれます。電話通販ですね。ホームセンターの売り場でウロウロするよりいいな。
水戸市大場町島地区の環境保全活動
色は調合してもらいました。チップで色を合わせたわけではなく、頭の中の風景にあった色ですので、実際の色と違うかもしれません・・・
水戸市大場町島地区の環境保全活動
外に出ているパイプが錆びています。これを塗り替えます。

水戸市大場町島地区の環境保全活動
厚い鉄でできているのでしょうから、すぐにも穴があくとは思えませんが、見栄えも良くないし、きっと塗っておけば持ちも違うでしょう。

サビを落とします

水戸市大場町島地区の環境保全活動
ハンマーやペーパーでサビを落とします。なんだかみんな楽しそう!

錆び止めを塗ります

水戸市大場町島地区の環境保全活動
冗談を言い合いながら錆び止めを塗っています。
水戸市大場町島地区の環境保全活動
昨日の嵐がウソのような天気です
水戸市大場町島地区の環境保全活動
人数が多いと、仕事も思ったよりはかどります。錆び止めは塗り終わりそうです。

錆び止めは残りの人に任せて各施設の点検

田んぼに水が入っちゃったのはどうにもできませんが、異常気象後の点検も兼ねて・・・ということで見回ってきます。

水戸市大場町島地区の環境保全活動
まるで田植え前のよう! 青い空が田鏡に写ってキレイです。
水戸市大場町島地区の環境保全活動
あっ! 農道の水たまりに鳥の足跡・・・
水戸市大場町島地区の環境保全活動
水路の点検。排水路と田んぼの水位が同じです。
水戸市大場町島地区の環境保全活動
農地の点検。こっちも水が入っています。
水戸市大場町島地区の環境保全活動
農道の点検です。水たまりがあちこちにできていましたね。砂利でも入れますか?
水戸市大場町島地区の環境保全活動
こちらはパイプラインの末端の点検。まあ、盗難防止に年末に取り外しておいたので、異常なしです。

戻って上塗りです

速乾性の錆び止めなので、戻ってみるともう上塗りがかけられそうです。

水戸市大場町島地区の環境保全活動
上塗りを始めます。ちょっと色は明るすぎたかなあ・・・もう少しくすんだ感じでも良かったかも。
水戸市大場町島地区の環境保全活動
だいぶ仕上がってきました
水戸市大場町島地区の環境保全活動
こちらも同じくです
水戸市大場町島地区の環境保全活動
ペンキ塗り、完成です!
水戸市大場町島地区の環境保全活動
こちらもペンキ塗り、完成!
上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“久々の農地水活動・・・その2” への7件の返信

  1. 愛読者さん おはようございます

    エビも出てくるんですね!
    カブトエビは九州で見たことがありますが、こちらではまったく見ません

    雑草の種類も変わってくるとのこと

    起こっている事象そのものはただの「起こっていること」で、それ自体に「良い」も「悪い」もなく
    誰かにとって「良い」「悪い」ですから
    世の中に起こっていることは絶対に「良い」ってことはないんですね

    強いていえば「良い」「悪い」半々なんだなあ・・・なんて感じました

  2. >鳥とメダカのため

    冬期湛水すると、遠目には鳥が集まっている程度にしか見えませんが、カエルにミジンコ、イトミミズ、タガメにゲンゴロウ、ホウネンエビなどなど、各種水生生物が多数見られるようになります。
    ただし、カブトエビは春に卵が乾燥した状態で水が入らないと孵化しないので、逆に見られなくなります(笑)

    春の土壌の様子や、田植え後の雑草の生え方まで、冬期の乾田化との違いに慣れるまで数年を要すると思いますが、先達の経験がインターネット上に多数掲示されているので、試行錯誤を楽しむ気持ちで取り組めば、結構楽しめますよ。

    ただ、除草剤の不使用を目指す場合、3年目あたりからコナギやオモダカ、クログワイなど、特定の雑草が爆発的に増えて痛い目に遭います(実体験)

    初年度、2年目あたりで雑草の発生が少なくても、きっちり除草し続ける必要があったのでしょうが、ちょうど耕作放棄田を続々と受け容れ始めた時期と重なって、移植後の除草作業に手が回らなくなったのが敗因でした(笑)

    冬期湛水しても、最低限の除草剤程度を使用すれば、簡単にメリットだけを享受できます。

  3. 愛読者さん おはようございます

    「冬季湛水」は生き物だけに良いのではなくて
    田おこしが少なくて済むメリットもあるんですか・・・
    僕はてっきり鳥とメダカのためだと思っていました

  4. >お上は「冬季湛水」がお好きのようですね

    私も好きです(笑)

    緑肥を使う前は、秋に耕さず、畜産堆肥を撒いてから水を張っていたんです。
    当時は春に代掻きを2回するだけで田植えだったので、耕耘系の作業機はドライブハローだけで足りていました。

    ただ、秋に雨が続いてなかなかマニアスプレッダーが入れない年があったり、牧場が少し遠くて2tダンプでひたすら往復するのが大変だったりで緑肥に切り替え、冬期湛水は止めてしまいました。

    深く耕してから冬期湛水すると、春にはドロドロで大変なことになってしまいますので、耕さずに水を張るか、表面を撫でる程度の耕耘で水を張るのがポイントでしょうか。

    耕盤軟弱化の問題は、春に一回乾かしてしまえば解決できるんですけど、水の中を見てしまうと、大量虐殺が辛くて水を抜けなくなるんですよね(笑)

  5. 愛読者さん おはようございます

    これはもう「冬期湛水しなさい」ってことですね(笑)

    今までと違う生物相が見られると思います。

    やる側の苦労を知らない、傍観者としては見てみたいと思いますけれど

    お上は「冬季湛水」がお好きのようですね
    きっと、メリット<デメリットという図式なのだと思います

  6. >排水路と田んぼの水位が同じ

    これはもう「冬期湛水しなさい」ってことですね(笑)

    今までと違う生物相が見られると思います。

nora へ返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。