爆睡するタヌキ

爆睡するタヌキの動画

たまたま仕事で通りかかった林を背負った草ぼうぼうの空き地で何かを見つけました。何か生き物が死んでいるのかと思いましたが、寝ているようです。

イタチなんかより全然大きく、大きさはネコくらい。丸まって寝ている姿もネコに似ていますが、色からしてタヌキって感じです。

近づいて写真を撮っても、動画を撮ってもグーグー寝ているばかり・・・飛びかかってくるんじゃないかとビクビクしながらも起こしてみると・・・向こうもビックリして飛んで薮に消えて行きました。

あーこっちもビックリした! ただ爆睡していただけなんだ。それにしても起きてすぐあんなに運動できるなんてすごいなあ。

爆睡するタヌキ・・・あまりに無防備すぎるのでは? いいもの見せてもらいました。
爆睡するタヌキ・・・あまりに無防備すぎるのでは? いいもの見せてもらいました。

ネコに似ているなあ・・・と思っていたら、タヌキってネコから分かれてきた生き物なんですね。

ウィキペディアによれば

タヌキ(狸、学名 Nyctereutes procyonoides)は、哺乳綱ネコ目イヌ科タヌキ属に分類される動物。

食肉目(ネコ目)の共通の先祖は、森林で樹上生活を送っていたが、その中から、獲物を求めて森林から草原へと活動の場を移し、追跡型の形態と生態を身につけていったのがイヌ科のグループである。タヌキは湿地・森林での生活に適応したイヌの仲間であり、追跡形の肉食獣に較べて、水辺の生活にも適した体型である。胴長短足の体形等、原始的なイヌ科動物の特徴をよく残している。

とあります。原始的イヌ科の特長とありますが、僕にはネコに見えました。夜活動して、昼間はずっとこんな枯れ草のベッドで寝ているに違いありません。

タヌキっていえば道路で交通事故にあって動かなくなっているものしか見たことがないので、昼間、しかも寝ているところを見ることができてラッキー!

枯れ草が集められたタヌキの寝床。自分で作ったのでしょうか?
枯れ草が集められたタヌキの寝床。自分で作ったのでしょうか?

あたりはよく見ると、枯れ草が踏み分けられた動物の通り道がいっぱい。普段何気なく通り過ぎている草薮にも、地面すれすれの視線の動物たちによるこんな世界が広がっていたんだ・・・おもしろいなあ。

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