もうもみくちゃ!フィンランドのヴァルトラの歴史3

冷え込みも一段落したのかな? 静かなクリスマスの朝です。子供たちにはクリスマスプレゼントが届いていることでしょう。・・・いいなあ

嵐は納まるどころかますます激しく・・・その中でもタフに農機を作り続けてきたというのは、熱意とユーザーの要望があったからでしょうねえ・・・
嵐は納まるどころかますます激しく・・・その中でもタフに農機を作り続けてきたというのは、熱意とユーザーの要望があったからでしょうねえ・・・
979年、ボルボBM ABがボルボ BM ヴァルメットになります。この名前には4つの会社名が入っています。Volvo Bolinder Munktell Valmet 今まで関係したすべての会社の名前です!
1979年、ボルボBM ABがボルボ BM ヴァルメットになります。この名前には4つの会社名が入っています。Volvo Bolinder Munktell Valmet 今まで関係したすべての会社の名前です!

ヴァルトラの歴史、なかなか良かった1980年代

ヴァルメット(ヴァルトラ)側から見るとボルボはトラクターから離れ、相棒はボルボからそのトラクター事業を譲り受けた、Scantrac という会社に移ります。

そしてあまりはっきりしないですけど、1980年代にはヴァルメット(ヴァルトラ)単独の会社になって、北欧で確固とした地位を確立したみたいなんです。

ヴァルメット(ヴァルトラ)単独で北欧の勇になった時代のロゴはたぶんこれ
ヴァルメット(ヴァルトラ)単独で北欧の勇になった時代のロゴはたぶんこれ
製品はこのあたり ヴァルメット405 61馬力 2,685 cc
製品はこのあたり ヴァルメット405 61馬力 2,685 cc

1986年にはSteyr-Daimler-Puch( シュタイアー – ダイムラー – Puch)と90から140馬力のトラクターについて業務提携を始めます。

ヴァルトラの歴史、良い時は続かない1990年代

 シュタイアー - ダイムラー との提携によって生まれたヴァルメット6000 1993-1996 4気筒4.4リッター75馬力 
シュタイアー - ダイムラー との提携によって生まれたヴァルメット6000 1993-1996 4気筒4.4リッター75馬力 

この業務提携によっていくつかのヒットを飛ばしますが、1991−1992年は農機メーカーにとって暗黒の年だったみたいです。

この頃のロゴはこれに変わっています
この頃のロゴはこれに変わっています

ヴァルメット(ヴァルトラ)は荒れ狂う90年代に大規模なリストラを経験し、オーナーも2回変わっています。

1994年には(これはよく調べていないのですが)、エンジンのメーカー? のSisu(シス)グループの元でトラクターを作っています。
1994年には(これはよく調べていないのですが)、エンジンのメーカー? のSisu(シス)グループの元でトラクターを作っています。

そして何と、そのシスグループは1997年にフィンランド生まれのPartek という会社に買われてしまいます!

その時のロゴはこのあたり
その時のロゴはこのあたり

この時点で「ヴァルメット」「ヴァルトラ」の商標は復活しています。

ヴァルトラの歴史、まだまだ動く2000年代

2001年、Partekはヴァルメット(ヴァルトラ)を買収し、ついに1963年以来眠っていた「Valtra」の商標が表に出ます。

やっと出てきました!ヴァルトラ
やっと出てきました!ヴァルトラ

その後、事業が傾いてきたPartekを2002年KONEという会社が買い、売りに出されたトラクター事業を2004年にAGCO社が買い現在に至る・・・ふぅー やっと今に繋がった・・・

会社の中での事業が切り離され別の会社に移っていくので追いきれていないかもしれませんが、大体こんなところです。疲れちゃったので今日はこれで終わりです。

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“もうもみくちゃ!フィンランドのヴァルトラの歴史3” への4件の返信

  1. こんにちは、いつも素晴らしい調査、感心します。このページでオーストリアのシュタイア ダイムラー プフの社名が出てきましたが、オーストリアの代表的なトラクタブランド、シュタイアとの関係。ピンツガウアーなどの4輪駆動車、それとダイムラーベンツとの関係。特にベンツのGシリーズとの関係など、詳しく知りたいですね。今のシュタイアはCNHグローバルの一員かと思いますが。

    1. ぶんさん おはようございます

      Puchはプフと読むのですね!
      シュタイアはオーストリアの会社・・・いろいろと繋がってすごく興味深いです
      何か疑問が沸いた時、こういうちょっとしたことを知っていれば正解に辿り着く時間がきっと早くなるはず
      そう考えるとワクワクします

  2. SISUエンジンは今でもアグコシスパワーとしてMFトラクタとフェントの一部モデルに採用されていますよ。
    ほとんど使った事無いのでどんなエンジンかはわかりません・・・。
    2~3日試乗しただけなので、
    当たりの付いた我が家のパーキンスとの違いはちょっとかったるいかな位しか・・・。
    またシスには商用/軍用トラック部門が今でもあるみたいです。
    またMFの一部モデルをバルメットが供給してた時期もあるみたいです。

    1. OPさん おはようございます

      フェントに乗っているのは僕も気がつきました!
      「シス」
      シンプルな名前ですよねえ・・・

      またシスには商用/軍用トラック部門が今でもあるみたいです。

      そうなんですか!
      ヴァルメットで検索すると飛行機まで出てきちゃいますよね
      兵器なども各種作っていたようですし・・・

      どれがどこの血を引いているか、複雑すぎてとてもわかりにくいです

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