モズもキョドメもいらないってば!(猫の獲物)

虎猫がモズをくわえていました。モズは地面に降りがちなのか、ネコによく撃墜されています。でも、モズ、生きているんです。
虎猫がモズをくわえていました。モズは地面に降りがちなのか、ネコによく撃墜されています。でも、モズ、生きているんです。

野良猫の生存率でも書いた、ただ一匹生き残ったトラ猫。このところ立て続けにキョドメ(小さなネズミ)を捕まえてきます。捕まえたとき、大体は獲物をくわえて盛んに鳴いて注意を引いています。

くわえてきたキョドメ(小さなネズミ)を地面に降ろして様子をうかがうネコ。ネコパンチをくらわそうと拳を握りしめています。しかし、体力を温存していればここでダッシュできます。まだ勝負はついたわけではありません。
くわえてきたキョドメ(小さなネズミ)を地面に降ろして様子をうかがうネコ。ネコパンチをくらわそうと拳を握りしめています。しかし、体力を温存していればここでダッシュできます。まだ勝負はついたわけではありません。

猫には言葉がいくつかあるみたいで、その一つに兄弟というか親族を「呼ぶ」言葉があるんじゃないかと思います。旅に出ていたオス猫が兄弟の元へ帰ってきた時皆を呼ぶのですが、連続して短く低く「ニャアニャアニャア」と呼ぶと兄弟たちも「兄ちゃんが帰ってきた!」と、呼応して鳴く感じがするんです。

ちょうどそんな感じで(獲物をくわえているんでそんな鳴き方になっちゃうのかもしれませんが)鳴いてやってくると、また何か捕まえてきたな・・・とわかります。

なんでそんなもん持ってくるんだよっ!

調べてみると諸説あるみたいで、飼主に褒めてもらおうと持ってくるとか、獲物の取り方を飼主に教えようと持ってくるなどど言われているようです。

僕は獲物の扱い方を教えようとしてるのだと思います。まず、このように「呼ぶ」(多分僕たちのことを親族か兄弟か子供だと思っているのでしょう)というのがそうですし、くわえている動物はみんな生きているからです。

コイツはもうネズミや鳥を現役で取っているわけですから、わざわざ持ってきて僕の目の前で練習する必要はありません。安全なところで食べるというのなら、わざわざソフトにくわえて生かしておく必要もないように思います。というわけで僕としては、このトラ猫は僕に獲物の捕り方を教えようとしている・・・という結論に達しました。

やられるほうだって望みは捨てていない

それにしても、捕られた動物のほうです。こっちのほうもさすが野生!見ていると、生き残るために効率よく抜け目なく立ち回っています。

まず、くわえられている時には絶対にジタバタしません。手を使えないネコが本当に獲物を食べようと思ったら、一旦地面に置かなければなりません。それが本能的にわかっているのでしょう。しかも、地面に置かれた時すぐに動かないで、隙をうかがって、一気にダッシュする感じです。

キョドメ(小さなネズミ)はもうケガを負っていたのか逃げ切れませんでしたが、写真にあるようなモズは「もう死んでるのかっ?」というくらいにボロボロですが、隙をうかがってパッと逃げ出し、何事もなかったようにしばらく木の枝に止まっていましたが、それから遠くに飛んでいってしまいました。

冒頭の写真でくわえてきたモズを一旦地面に降ろして様子を見ています。モズはすぐには動かず、こちらも出方をうかがっているようです。
冒頭の写真でくわえてきたモズを一旦地面に降ろして様子を見ています。モズはすぐには動かず、こちらも出方をうかがっているようです。
さんざんパンチを喰らわせて「お前もやってみろ」と、あまりにうるさく鳴くので、外へ出てみる。ちょっと僕のほうにネコの注意が行ったその瞬間!パッとモズが逃げ出します。
さんざんパンチを喰らわせて「お前もやってみろ」と、あまりにうるさく鳴くので、外へ出てみる。ちょっと僕のほうにネコの注意が行ったその瞬間!パッとモズが逃げ出します。
何事もなかったように飛んでいって枝に止まって普通に鳴いています。たいしたもんだ。
何事もなかったように飛んでいって枝に止まって普通に鳴いています。たいしたもんだ。
名残惜しそうに木の近くまで行き、とぼとぼと帰っていくトラ猫。
名残惜しそうに木の近くまで行き、とぼとぼと帰っていくトラ猫。

やるほうもやるほう。やられるほうもやられっぱなしではいないです。

僕もそうします

悪い例 よい例
悪い例 よい例

僕ももし万万が一、巨大な肉食生物にくわえられ、運ばれたらたらそうしようと思います。あがくだけ損だし、そこであがいてケガをしてしまえば、食べるために地面に置かれた時逃げる体力が残っていませんもん。