砂丘でお腹いっぱい(Dakar2012 etape-7)

図上演習がこのように現実になる・・・もうお腹いっぱいです。
図上演習がこのように現実になる・・・もうお腹いっぱいです。

昨日のうちにキャンプ地まで移動は終了しているようで、通常通りラリーは始まっています。ルート概要をまた雰囲気で訳してみると・・・

砂丘でお腹いっぱい

キャンプ地からキャンプ地へ戻るループとなった今回のルートは今週最大の山場です。サボテンの丘の真ん中をツーリングするSSの冒頭では「楽勝!」と感じるかもしれませんが、マル・デル・プラタあたりから、距離を刻むにつれて砂丘が後から後から続きます。
最後の砂丘群を越えたあたり、ここは砂漠のど真ん中に作られたキャンプ地が見えるほど近いですが、しかし、ゴールは遥か先です。
キャンプにテントを張っている遅れた競技者にとっては、ありがたいことに、インフォメーションの張り紙は休息日の午後6時まで貼ってあります。

わかりにくいなあ

いや〜・・・フレンチジョークなんでしょうか?ホントにわかりにくいですね。

キャンプにテントを張っている遅れた競技者にとっては、ありがたいことに、インフォメーションの張り紙は休息日の午後6時まで貼ってあります。

競技者もテントを張りっぱなしで出かけているわけで、さらには次の日は休息日。明日の夕方6時までヘッドクオーターにインフォメーションが張ってあるということは、明日の6時までは後の憂いなく砂漠を堪能できます・・・といったニュアンスでしょうか。

さらには、休息日の翌日の朝、スタート時刻までに帰れば、スタートはさせてくれるとは思いますが・・・

とはいっても

とは言っても、それはあくまで非常事態の話で、どの競技者にとっても「ビジネスアワー」の間にゴールを済ませることが一番重要だと思われます。夜になればガクンとペースは落ち、さらにフィニッシュラインは遠ざかります。そうすれば休息の時間も整備の時間も食事の時間も圧迫され、次の日からはさらに遅れる・・・通常速い順にスタートするスタートは遅くなって、翌々日からさらにさらに遅れる・・・抜けることのできない悪循環です。(たまに遅い順にスタートすることもあるみたいですが)

みんなにとって「攻め」の1日

この日はループコース。間違ってショートカットで帰ってきてしまわないように、いつもよりたくさんウエィポイントがあります。逐一どこに誰がいるかわかって楽しいです。
この日はループコース。間違ってショートカットで帰ってきてしまわないように、いつもよりたくさんウエィポイントがあります。逐一どこに誰がいるかわかって楽しいです。

ループというのは主催者にとってもチャレンジングな日になると思います。何せ機材やテントの撤収がないんですから。いつもの制約が少ないので、じっくり腰を据えてかかれます。その分、競技者はルート概要にあるように序破急、急急、緩、ギリギリのルート設定に悩まされることになります。

チェックポイントも多く、内容を把握しやすいので、この日は高みの見物で主催側も楽しんでいるに違いありません。

さて、チームランドクルーザー所属の#339三橋 淳 選手は、若干のミスがあったかもしれませんが、概ね順調に順位を上げているようです。WP7を通過した時点で総合暫定22位といったところでしょうか。キャンプ地のすぐ近くまで来ていますが、ルート概要にあるようにゴールは遠い・・・油断はできません。

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