
ダイナミックフェァ2011
去年に引き続き、Mさんに誘ってもらって、Yさんと3人で「ダイナミックフェァ2011」(JAグループ茨城の 農機・生産資材展示会)へ行ってきました。暑い暑い一日でしたが、去年より農機具に親しんだのもあって、とても楽しく回ってくることができました。(買いもしないのにカタログたくさん貰ったりして・・・)

たくさん写真を撮ってきたので、これからぼちぼちアップしていこうと思います。「しょっぱながこれかよ!」と、言われそうですが、最新機種、最強機種、いろいろあったのに、最後にこれを見てすべてぶっ飛んじゃったので、仕方がないんです。
田面ライダーV3 溝きり機です

単車乗りなので、まずはハンドルがあり、座面があり、車輪があるその形が気になりました。しかし、名前を見てさらにビックリ!「田面ライダーV3」って、どうやったらそんな名前が会社の意見としてまとまるのかしら?



見た感じ左手のレバーで速度を調節するのかな?右手首で回すタイプではないようです。(残念)
溝きり機って?
溝きり機とは、メーカーの久保田鉄工のサイト「くぼたのたんぼ」(お米作りについて、機械の側から詳しく書いてあります)がおもしろかったので引用しておきます。
溝切りは、田んぼに溝を切り、排水口に繋げておく作業です。溝を切っておくと、スムーズに排水が行えます。溝切りには、次のような目的・効果があります。
1.排水がスムーズに行え、中干しがスムーズに実施出来ます。
2.土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)を抜くことが出来ます。
3.旱魃(かんばつ)の場合は逆に、溝に水を溜めることにより、対応策と出来ます。
田んぼに水をずっと張ったままだと、土の中の酸素が減ったり、有毒ガスや酸が発生したりして、稲の根っこに悪い影響を及ぼすのだそうです。それを防ぐために時々水を抜く作業で、稲にとって、稲穂の出る30〜40日くらい前のあまり水を必要としない時期に行う水抜き作業を、「中干し」というのだそうです。
わかりやすくインパクトのある商品名とは?
わかりやすくインパクトのある商品名は、なごみ系、そのまま系、ギャグ?ダジャレ系、いろいろあると思いますが、これは最強です。絶対忘れないですもん。
クールでスマートもいいですけど、こういう爆弾を放り込まれるとすべてが吹っ飛んじゃいますね。こういうの、好きです。ただ問題なのは、この商品名で世界征服は難しいということぐらいでしょうか・・・農機具や農業で使うものは、わかりやすい名前が多いような気がします。これも国内向けが多いから・・・ということなのでしょうか?
以前紹介したこれなんかもわかりやすくインパクトのある名前

ダイナミックフェァ2011で、貰ってきたカタログにも2〜3見受けられます。


まだまだ写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。続きを読むのリンクをクリックしてね!

君で思い出したけど、こんなのもありました。

日本だけか?そうではありません

これなんか最高にわかりやすい




かなりダイナミックフェァ2011から遠くなってしまいました。次回からはちゃんと脱線しないでやります。
2011/7/20追記
いつもコメントを寄せていただいているOPさんから情報をいただきました。なんと、この記事を書いた翌日に田面ライダーV3による全国初のレースが行われたそうです。
滋賀県のJAグリーン近江管内、近江八幡市大中町の圃場(ほじょう)でこのほど、溝切り機を使ったレース「大中D-1グランプリ」が開かれました。・・・とあります。田面ライダー大集合です。夏休みの特別企画映画みたいですね!

↑ http://kokusan-marukajiri.net/pub/maruphoto0067610.htmlでご覧になれます。間違いなくV3です。これ見てると、足で漕ぐものなのですね。速かったら面白そうなんだけどなあ。田面を疾走するV3(イメージ)
ダイナミックフェア2011の記事をまとめてご覧になるにはこちら
野良犬さん こんにちは
スピードを上げればちゃんと走れるんですね
足を上げては無理なのでしょうけど
エンジン吹かすと6km/hくらいでるんで、なれると踵を泥で滑らせながらバランスとって走れますよ。
ただし燃費が悪いですけど。
野良通信さん
コメントありがとうございます
そうですよね、妙に説明的になっちゃいます
これがアメリカに輸出するのなら「仮面ライダー」から説明しなくちゃいけなくなるのでメンドウですが
かなりの「仮面ライダー」に対するバックボーンがある日本
これを利用しない手はありません
僕などすでにすっかり「丸山」君の術中にハマっちゃっています
伝わるか伝わらないか
どんなに考えても伝わらなければ意味がありません
覚えたら、忘れず、そして何かにつけ思い出す
なんて言ったとしても、一体何のことやら・・・
耳ざわりの良い言葉だけ並べたとしても、結局何も伝わりそうもありません。
ということで、やっぱり、根きり虫には「ネキリトン」粒剤、ですよね?
僕だったらお店で買うときにもたつかずに済みますもん
根きり虫に「ネキリトン」粒剤。憶えやすいんですね。忘れにくいと言ってもいい。
それにしても、孫もいようかというじいさんが、「田面ライダー」。名前の所ガムテで隠したくなるよなー。V1はどんなんだったんだろう。いきなりV3かしら。
ばあさんが乗って田面を疾走していたら、これこそ「現代農業」だな。
「丸山」君に代わって弁解すれば、じゃあこの機械どういう名前がふさわしいのか。「乗用座席付き動力溝きり一輪仕様。公道では使用しないで下さい。」ってか?
大半の機械はそのものの役割や名称を英語・カタカナ語にしただけの物が占めてますが、こっちで使ってる資材・機械で用途がわかるネーミングを持つモノの代表としては、秋ラクに剥がせるビニルマルチ「らくはぎ」や、ビートハーベスターの「くるピタくん」、育苗用の紙ポットを開く「展開くん」などがあります。あとビート立ち枯れ病用殺菌剤で「タチガレン」とかあります。