田んぼの中も刻々と変わっています。現在は梅雨のあとの中干しという作業で、干上がっている田んぼが多いですが、飼料稲の田んぼではまだ水のある田んぼも多いです。
「ミジンコ?と赤虫」では2011/6/5のことを記事にしているのですが、ここで「ミジンコ」と呼んでいるものですが、写真を整理していたら「カイミジンコ」のようです」そしてこの「カイミジンコ」は今はいなくなっています。
2011/6/5のカイミジンコ
盛んに何かに群がって食べていると思われた、赤や白の「カイミジンコ」
田んぼのカイミジンコ。赤丸のところ以外にも無数にいます。田んぼの水はかなり濁っています。
上の写真の赤丸を拡大するとこうなります。中の小さな丸をさらに拡大すると・・・
おお!米粒と言うか麦と言うか、二枚貝の形!これが6/5の時点では、無数にうごめいていたのでした。しかし、6月終わりにはもういません。
2011/6/28のシャジクモ
底のほうに ポッ ポッ と生えているのがシャジクモ
上の写真は2011/6/15のシャジクモです。それが6/28日には・・・
シャジクモがより緑に、そして増えています。それと比例するのでしょうか?田んぼの水が澄んできています。
しょっぱなの「カイミジンコ」の写真から比べるとぐんと水が澄んでいます。「カイミジンコ」がいなくなった代わりに
それより小さなミジンコ(普通の?)がパラパラと泳いでいます。
それとともにこんなものも・・・
「イチョウウキゴケ」環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されているそうです。たしかに、たくさん浮いているというよりは、ポツポツとたまに浮いている・・・そんな感じです。
植物なのかそれとも・・・?調べてもちゃんとした名前が出てきませんでした。
髪の毛のように細いです。
洗面器にあけてみました。長いんですが、ぷつぷつと切れちゃいます。
水面ではバトル
シャジクモと藍藻の上ではアメンボが・・・・普通のアメンボと、菱形に見えるのはそれより小さいヒメアメンボでしょうか?
そのアメンボが、水棲昆虫なのでしょうか、ちいさなちいさな茶色の虫を狙っています。昆虫はあわてて壁を登って逃げようとしています。
結局やられちゃいました。アメンボは獲物の体液をチューチュー吸うそうです。
田んぼの中の小さな世界。どんどん移り変わって次はどうなるのでしょう?

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