石川川や涸沼川でよく見られるカワウです。この鳥はオオバンと同じように水に潜るのが上手だそうですが、そのために、飛行性能を犠牲にしているのでしょうか、アオサギなどが飛んでいるときは、羽ばたく回数も少なく、悠々としているように見えるのに対して、カワウはバタバタと、見ているこっちが辛くなるくらいものすごく忙しそうです。直線的に力技で飛んでいる感じで、アオサギのように器用に首をたたんだりしません。あちらを立てればこちらが立たず。大きな羽は水に潜るのには邪魔になるのかもしれません。
ウィキペデイアほかによると、
カワウ(川鵜、学名:Phalacrocorax carbo)は、ペリカン目(Sibley分類ではコウノトリ目に属する)・ウ科に分類される鳥類の一種。名前の由来は文字通り「川」に生息する「鵜」である。ただし、河川のみならず、河口付近や浅海域でも普通に見ることができる。
また、1970年頃に一回ずいぶんと数が減ったそうですが、カワウによる被害のニュースなども目にすることがあるくらいに今は持ち直しているようです。また、その糞は古くから肥料として利用されていたそうです。
カワウは目がみどり!
写真を拡大して見ていると、カワウは目がきれいなグリーンです。それにクチバシの先はかなりきつくカギ型になっていて、「捕まえた魚は絶対に逃がさない!」という強い意志を感じます。それにしても、どういう必然性なのか、鳥の目はみどりだの赤だの黄色だの、派手な色も多いようです。