鳥の顔の模様(またしてもテキトーな考証)

鳥類図鑑や自分で撮った鳥の写真などを見ていて気になったことがあります。小さな鳥の多くはそうだと思うのですが、目を強調するアイラインやもしくは大きく頬に模様が入っていたりして、できるだけ顔?を派手に見せるか、もしくは頭の向き?をわかりやすくしているように見えるのです。

鳥は自分ではほとんど鏡を見ないでしょうから、この模様なり化粧なりは、他のものたちのためにあるのだと考えられます。

ツグミ

ツグミの顔。目の位置に黒いラインが入っています。本人にとっては意味がありません。
ツグミの顔。目の位置に黒いラインが入っています。本人にとっては意味がありません。

昨日のツグミの記事から・・・アップに切り抜いてみました。

方向を強調するライン?目だけがぽつんとあるのではなく、目も含めたライン状になっています。
方向を強調するライン?目だけがぽつんとあるのではなく、目も含めたライン状になっています。

ハクセキレイ

ハクセキレイ。ラインが細く、目の位置ががわかりますが、頭の黒や頬の白で全体としての顔の向きがわかりやすいデザインです。
ハクセキレイ。ラインが細く、目の位置ががわかりますが、頭の黒や頬の白で全体としての顔の向きがわかりやすいデザインです。
こんな感じですね。別に目がなくたって顔の向きはわかります。
こんな感じですね。別に目がなくたって顔の向きはわかります。

鴨だって、大きな白い頬と、大きな嘴から目を取り巻く細いラインの組み合せで、顔の向きがよくわかります。
鴨だって、大きな白い頬と、大きな嘴から目を取り巻く細いラインの組み合せで、顔の向きがよくわかります。
向きを変えてみて見るとこんな感じですかね?アイラインの模様、気になります。
向きを変えてみて見るとこんな感じですかね?アイラインの模様、気になります。

スズメ

スズメの顔。茶色い帽子と、嘴を強調する黒。そしてほっぺたの大きな黒点。小さくて、よく動き、しょっちゅう頭を振っているスズメですが、人間の僕にもスズメがどちらを向いているかわかります。
スズメの顔。茶色い帽子と、嘴を強調する黒。そしてほっぺたの大きな黒点。小さくて、よく動き、しょっちゅう頭を振っているスズメですが、人間の僕にもスズメがどちらを向いているかわかります。
目を細めてみると、頬の大きな黒点が目に見えてきますね。
目を細めてみると、頬の大きな黒点が目に見えてきますね。

集団で行動する鳥はこういうマーク?というか顔の向きを揃えることで、同じ方向へ飛んだり、僚機の顔の向きで敵の来襲の方向を知ったり、異性顔の向きで興味の方向を確認するのではないでしょうか?

例に挙げた鳥以外にもたくさん頬紅をさしたり、アイラインを引いた種類があります。鳥にとって、「顔の向きは派手で敵に見つかってしまうリスクがあるとしても、それでも知りたい重要な情報だ」案です。どうでしょうか?そんな感じがしてきませんか?

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