野良ネコ時間

今日は雨です。日が短くなってなかなか朝起きられません。夏の間は楽々起きられた時刻でも、今は真っ暗でついつい二度寝してしまいます。やっぱり太陽とともに目を覚まして活動するというのは、人間として自然な事なのだな・・・と感じます。

もし時計がなかったら

もし時計がなかったら、きっと冬は7時ごろに起きて10時ころに会社に行き、5時ころまで仕事。夏は4時ころに起きて、6時ころに会社に行き、3時ころに仕事が終わってあとは自由な時間・・・と、かなり自然な感じになると思いませんか?効率だってもしかしたらそんなに悪くないかもしれません。

時差だってかなりおかしい

そういえば、いくつかタイムゾーンを越えて野宿旅をするような時、同じような感じを持ったことがあります。Baja Calforniaを縦断してメキシコ本土に渡ると三つのタイムゾーンを通過します。それぞれパシフィックタイムゾーン、マウンテンタイムゾーン、セントラルタイムゾーンです。これらの時差はそれぞれ1時間。

アメリカのタイムゾーン
アメリカのタイムゾーン 大体こんなにきっちり時間帯を分けるのがおかしな感じです。
こちらがメキシコのタイムゾーン どちらも同じですね。州境を越えたとたん時間帯が1時間変わります。見えないラインを越えると、何Mと離れていない場所にいるのに、同時に行動してもその時刻が違う!!それよりも何よりも、たかだか1500〜1600キロの間に3回も時計を合わせなければならないなんて・・・日本だったら端から端までいくのに5〜6回変えなくちゃならない!!めんどくさすぎます
こちらがメキシコのタイムゾーン アメリカと同じなんですね。州境を越えたとたん時間帯が1時間変わります。見えないラインを越えると、何Mと離れていない場所にいるのに、同時に行動してもその時刻が違う!!それよりも何よりも、たかだか1500〜1600キロの間に3回も時計を合わせなければならないなんて・・・日本だったら端から端までいくのに5〜6回変えなくちゃならない!!めんどくさすぎます

人間のリズムはやっぱり太陽とともに

だんだん空気に体が慣れてくると、朝、目がさめるのは日が出るか出ないかのいつも同じタイミングです。ところが南下して行くにつれ、目が覚めるのは同じタイミングでも、時計の時刻はタイムゾーンが変わるたびに1時間づつずれていきます。人間も動物みたいに時計と関係なく生活すると、(人間が決めた便宜上の)時刻と実際の生活が乖離していくんだなあ・・・なんて思いました。

時刻と言うか、時計というのは、「時間、時」というものとは違うものなのだと感じました。生物は時間を別の物差しで感じ、計っていて、時計では計っていないのです。時刻を時計で刻み、それに合わせて行動することは生物的じゃないんだな・・・きっと。
時刻と言うか、時計というのは、「時間、時」というものとは違うものなのだと感じました。生物は時間を別の物差しで感じ、計っていて、時計では計っていないのです。時刻を時計で刻み、それに合わせて行動することは生物的じゃないんだな・・・きっと。

野良さんたちもアバウトな野良時間

ネコたちは早朝空が白む頃、どこぞから集合し、日が出て9時か10頃までは朝ご飯を期待して待っています。朝ご飯を貰っても貰わなくてもそれを過ぎると遊びに行き、夕方、やはり日の沈む前に晩ご飯を期待して集合します。絶対に無理でしょうけど、こんな野良ネコ時間で人間も暮らしたらストレスフリーで自殺者とかも減るかもしれませんね。
ネコたちは早朝空が白む頃、どこぞから集合し、日が出て9時か10頃までは朝ご飯を期待して待っています。朝ご飯を食べても食べなくてもそれを過ぎると遊びに行き、夕方、やはり日の沈む前に晩ご飯を期待して集合します。絶対に無理でしょうけど、こんな野良時間で人間も暮らしたらストレスフリーで自殺者とかも減るかもしれませんね。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。