グローバル化

押し寄せるグローバル化の波
押し寄せるグローバル化の波によって世界が均質化してしまいそうです。

そろそろ枯れた頃だろうと思って、ホテイアオイを見てきました。でも意に反して、しぶとく残っていて、あの調子では冬を越してしまいそうです。

僕が書いたことだってWEBにインデックスされてしまうので、ネットで得た情報なんていいかげんなものでしょうが、とりあえずネットで調べた限りにおいては世界中で厄介者扱いをされている印象です。1948年に創設された、IUCN(国際自然保護連合)の世界の外来侵入種ワースト100に選出されています。

日本でおなじみの植物もあります。
日本でおなじみの植物もあります。

中には、葛やワカメ、イタドリなどという、日本古来種?もしくは古くからおなじみのものもあります。葛などは日本でもそうですが、アメリカで大繁殖して大変困っていると、前ナショナルジオグラフック日本版に載っていました。

そういえば、その後しばらくたってNHKの番組で取り上げられていました。なぜかいつもナショジオに載った後にNHKで取り上げられることが多いのですが、ソースが同じなのか、それともコーディネーターが同じ人なのか、それともNHKの人が愛読者なのか・・・・不思議ですねえ。

ホテイアオイ11月下旬の写真
枯れた部分はありますが、まだバリバリです。

このホテイアオイはちょっとの時はちょっとのように。増えてきた時は増えてきたように。どんどんと形を変えてギュウギュウになるまで平気で成長できるみたいです。そして他のものを排除するアレロパシーという雰囲気を出して、自分たちだけで繁殖するみたいです。これも、ネットで見つけたので真偽のほどは定かではありませんが、一時やられていたジュンサイハムシも結局はねのけたようですし、うなづける感じがします。

小さい頃はカワイイが放っておけばつけあがる・・・厄介なヒトらしいです。
小さい頃はカワイイが放っておけばつけあがる・・・厄介なヒトらしいです。
集団ともなれば「来んジャネエ」光線を発射して威嚇します。
集団ともなれば「来んジャネエ」光線を発射して威嚇します。

在来種はたしかにこの人たち(ホテイアオイ)とはうまくやっていけそうにありませんね。この調子で行くとどこを切っても金太郎飴、世界中同じような植物や動物しか見ることができなくなったりして・・・大人しい日本のひとたちの行く末が心配です。

ホテイアオイの11月下旬の写真
未だ水路を塞いでいるホテイアオイ。もうすぐ12月!!

そういえばIUCN(国際自然保護連合)の世界の外来侵入種ワースト100にはニジマスやヤギ、イエネコまで入ってます。まあ、なるほどねって感じです。時間がある方のぞいてみてください。

ホテイアオイの記事へ
ホテイアオイの記事へ

島地区の植物の記事へ
島地区の植物の記事へ

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“グローバル化” への3件の返信

  1. 我々を、生かしめている、「自然」なる物の包容力を信じてみるしかない。のでしょうか。

    確かに・・・
    包容力が人間の都合の良いように転ぶことを
    祈るしかないかもしれませんね

    アメリカでは増えすぎた日本から持ってきた葛を
    外来侵入種ワースト100にも選出されている
    ヤギでなんとかしようとしているという
    ちょっとばかり滑稽な話題をTVでやっていました

nora へ返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。